画像診断検査

胃カメラ

検査の流れ・検査に関する注意事項 内容・特徴

来院されましたら、病院の自動血圧計で血圧を測定して、結果の用紙をお持ち下さい。

検査の15分前には、内視鏡・超音波検査室待合へ直接お越しください。

検査室入り口に診察券入れがありますので、診察券を入れて暫くお待ち下さい。

看護師が参りましたら、予約用紙と血圧の結果をお渡し下さい。

検査の都合上、時間が前後する場合がありますがご了承ください。

 

経口内視鏡検査

【検査前日】
  • 夕食は消化の良いものを摂り、午後9時以降食事は控えて下さい。
  • 普段服用している薬は飲んで下さい。

胃カメラは、食道・胃・十二指腸の粘膜の病気をみつける検査です。

約20分で終わります。

【検査当日】
  • 検査の6時間前までは、水、お茶は飲んでいただいて結構です。
  • 朝食は摂らないで下さい。
  • 普段服用している薬は飲まないで下さい。ただし、血圧の薬は午前7時頃に少量の水で飲んで下さい。
  • 化粧は控えめにし、口紅は落として下さい。
  • 検査当日は、検査を受けられるご本人の車の運転は避けて下さい。
 

経鼻内視鏡検査

【検査前日】
  • 夕食は消化の良いものを摂り、午後9時以降食事は控えて下さい。
  • 普段服用している薬は飲んで下さい。

文字通り、従来の内視鏡が口から挿入していたのに対して、鼻から挿入するタイプの内視鏡検査です。

カメラの径が従来より細く、鼻からの挿入で喉の反射が少なくなります。

胃癌の早期診断など診断性能は従来と全く変わりません。

次回からの胃カメラ検査でも経鼻内視鏡での検査をご希望の際には「径鼻胃カメラで」と担当医にお申し付け下さい。

長所

鼻から胃内視鏡を挿入するため、口から胃内視鏡を飲み込むときに内視鏡が舌の付け根にあたることにより生じる「オエッ」という咽頭反射が起こりません。

内視鏡の太さが5~6mmと従来の胃カメラ(8~10mm)に比較して飲む時の辛さが軽減されます。経口胃内視鏡と異なり、内視鏡検査中に会話できます。

検査中には画面を見ながら気になる部分などがあればご質問下さい。

咽頭麻酔が必要ないので、検査終了後すぐに水分をとることが出来ます。(ただし検査のため組織を採取した場合は除きます。)

短所

鼻中隔が曲がっていたり、鼻の奥が狭い方は、鼻からの挿入が不可能なことがあります。(検査前に鼻づまりしやすい側をお聞かせ下さい)

鼻からの挿入により、まれに鼻血を来すことがあります。その際には止血剤を含んだガーゼによる止血処置や点鼻薬の投与が必要となる場合があります

鼻の手術を受けたことがある方、鼻の治療中の方、鼻血の出やすい方などは注意が必要です。検査前にお申し出下さい。

鼻のアレルギーが強い方は、くしゃみや鼻水が出やすい場合があります。

【検査当日】
  • 検査の6時間前までは、水、お茶は飲んでいただいて結構です。
  • 朝食は摂らないで下さい。
  • 普段服用している薬は飲まないで下さい。ただし、血圧の薬は午前7時頃に少量の水で飲んで下さい。
  • 化粧は控えめにし、口紅は落として下さい。
  • 検査当日は、検査を受けられるご本人の車の運転は避けて下さい。
【検査の前処置】
検査開始15分前
  • 座った状態で前処置用のシロップを飲みます。その後に検査用ベッドに上向きに寝ていただきます。
検査開始8分前
  • 仰臥位で両方の鼻腔内にスプレーを行ないます。鼻腔が狭く内視鏡が挿入できない場合に反対側の鼻を用いるため両側に行ないます。
検査開始5分前
  • 胃の動きを抑える筋肉注射を行ないます。
検査開始3分前
  • 実際に挿入する内視鏡とほぼ同じ太さの18Frのネラトンカテーテルというやわらかい素材のカテーテルを、挿入予定の鼻腔内にゆっくり約10cm挿入して、1~2分間留置します。カテーテルが鼻を通ることの確認と、表面に塗った局所麻酔剤にて鼻粘膜を麻酔しています。
検査開始直前
  • 左側を下にして横向きに寝ていただきます。
  • ネラトンカテーテルを前後に動かして、スムーズに動き、鼻の痛みがないことを確認してから抜去します。
  • 左側臥位に変更した後、唾液は口から出してもらいます。

超音波内視鏡検査

 

胃カメラと同様の準備です。

これまでの内視鏡に超音波を一体化することで、食道、胃、十二指腸の診断はもとより、膵臓、胆嚢などの深部臓器の診断が容易に行えるようになり、画像も鮮明となりました。

エコー検査

検査の流れ・検査に関する注意事項 内容・特徴

医事課にて受付をしください。

検査の10分前までに生理検査受付へお越しいただき呼び出しボタンを押してください。

検査の都合上、時間が前後する場合がありますがご了承ください。

 

腹部エコー検査

【検査当日】
  • 午前の検査の方は朝食を抜いてお越し下さい。
  • 午後の検査の方は、昼食を抜いてお越し下さい。
  • 水分は検査の2時間前までは飲んでいただいて構いません。(胃カメラ検査がある場合は除きます)
  • エコー検査はお腹を出して行いますので着脱しやすい服装でお越しください。

お腹にゼリーを塗り、超音波を使って肝臓、胆のう、腎臓、膵臓などを調べる検査です。

約20分で終わります。

心臓エコー検査

【検査当日】
  • 食事の制限はありません。
  • エコー検査は上半身の着衣を脱いで行いますので着脱しやすい服装でお越しください。

胸にゼリーを塗り、超音波を使って心臓の動きなどを調べる検査です。

約30分で終わります。

頚部エコー検査

【検査当日】
  • 食事の制限はありません。
  • エコー検査は首の付近にゼリーを塗って行いますので、前開きの着脱しやすい服装でお越しください。

頚部にゼリーを塗り、超音波を使って血管の詰まりや動脈硬化などを調べる検査です。

約30分で終わります。

大腸内視鏡検査 内視鏡的大腸ポリープ切除(入院)

  検査の流れ・検査に関する注意事項 内容・特徴
【入院当日】
  • 入院当日の朝食は、消化の良い軽い食事を摂って下さい。
  • 入院当日は午前10時頃までに病院医事受付にお越し下さい。
  • 入院は原則として1泊2日の予定ですが(ポリープ切除の場合は2泊3日)検査内容・経過により変更される場合があります。
  • 検査の詳細につきましては入院後、担当医および病棟スタッフより説明させていただきます。

大腸内視鏡検査は、大腸ファイバースコープを肛門から挿入し、大腸のポリープや腫瘍などの病気をみつけるための検査です。

病気が見つかった場合は、病変の組織を一部採取し、病気の組織型を診断することができます。

約45分で終わります。

症例によって、内視鏡でポリープ切除をすることもできます

排泄性腎盂造影検査(DIP)検査

  検査の流れ・検査に関する注意事項 内容・特徴
【検査前日】
  • 夕食は脂肪の少ない消化のよいものを摂り、午後9時以降は食事を控えて下さい。
  • 普段服用している薬は飲んで下さい。
  • 寝る前にお渡しした下剤2種類(4錠)を服用して下さい。

造影剤を点滴して腎臓から尿管、膀胱へ排泄される過程を、X線で撮影する検査です。

腎臓の病気(水腎症、腎臓結石)、尿管結石、膀胱腫瘍などの診断に有役です。

【検査当日】
  • 朝食は摂らないでください。検査の6時間前までは、水・お茶は飲んでも構いません
  • 普段服用している薬は飲まないで下さい。ただし、血圧の薬のみは午前7時頃に少量の水で服用して下さい。
  • 検査当日は、朝の排便がなくても検査は出来ますのでお越しください。
  • 検査前には排尿をお済ませください。
  • 検査の15分前には、放射線科受付へ直接お越しください。
  • 放射線科受付にてこの用紙と診察券をご提出下さい。
  • 検査の都合上、時間が前後する場合がありますがご了承ください。

ブドウ糖負荷試験(OGTT)検査

  検査の流れ・検査に関する注意事項 内容・特徴
【検査前日】
  • 午後9時以降は食事を控えて下さい。

糖尿病の診断に用いる検査です。

実際にブドウ糖(75g)を飲んでいただき、1時間後、2時間後の血糖値、尿糖の検査を行い、耐糖能をチェックする検査です。

【検査当日】
  • 医事課受付に診察券を出し、この用紙を持って中央処置室にお越しください。
  • 検査終了までは、水以外は摂らないでください。
  • 検査はおよそ2時間かかりますが、検査中に気分が悪くなられましたら、直ちに最寄の看護師等にお知らせください。
  • 空腹時血糖値(インスリン濃度)、尿検査を行います。
  • トレーランG75g(ブドウ糖液)を3分以内でお飲みください。
  • 30分後 採血、尿検査を行います。
  • 60分後 採血、尿検査を行います。
  • 120分後 採血、尿検査を行います。