ご挨拶

兵庫あおの病院 院長 村松 三四郎ごあいさつ

兵庫あおの病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。 兵庫あおの病院の歴史は古く、昭和13年に小野市の青野ヶ原台地に創設された陸軍戦車連隊附属の傷病兵収容施設に始まります。終戦後に国立兵庫病院、国立療養所兵庫病院、国立青野原診療所を経て、平成16年4月に独立行政法人国立病院機構兵庫青野原病院となりました。平成27年8月30日に小野市市場町に新築移転し、名称も独立行政法人国立病院機構兵庫あおの病院に改め、現在に至っています。当初は結核医療を中心に担う病院でしたが、結核患者の減少に伴い、昭和44年3月から重症心身障害児(者)も受け入れるようになり、現在では、重症心身障害児(者)医療を兵庫県下で中心的に担っている拠点病院となっています。

兵庫あおの病院は、重症心身障害児(者)病床200床と回復期一般病床50床を有する国立病院機構の病院で、政策医療としてセーフティネット医療を担ってきました。セーフティネット医療とは、重症心身障害児(者)、筋ジストロフィーを含む神経・筋難病、結核などの、他の医療機関ではアプローチが困難な分野の医療のことで、国立病院機構内の病院がその診療の一翼を担っています。これからも重度心身障害児(者)とそのご家族、また地域住民の皆様が必要とする医療を提供していき、その中からオリジナリティ溢れる情報を当院から全国に発信ができればと考えています。また、是非知っていただきたい当院の魅力についても今後情報発信していきたいと思います。

より良い医療、やさしい医療の提供に向けて兵庫あおの病院は一丸となって鋭意努力して参ります。今後とも温かいご支援ご協力よろしくお願い致します。