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サンデー健康応援講座


食事と生活習慣病について


管理栄養士 東久保 良美(とうくぼ よしみ)


生活習慣病とは、主に生活習慣によって発症する病気のことで、糖尿病・脳血管障害(脳卒中)・心臓病・脂質異常症・高血圧・肥満などがあります。


生活習慣病の原因は、外部環境や遺伝の影響もありますが、生活習慣も大きく関わっているため、バランスのとれた食事や運動を行い、 肥満をはじめとするリスクを取り除くことが重要です。私たちは、加齢と共に筋肉量が減少するため基礎代謝量が少なくなり太りやすくなります。 それに加え、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ることで、余分なエネルギーは脂肪細胞として蓄えられます。



肥満の原因の1番にあげられるのが、早食いです。多くの方は1人前の量を、5~10分で食べ終えてしまいます。 写真の食事は、当院のとある日の昼食です。みなさんは何分で食べ終わりそうですか?10分程度で食べ終わる人は早食いの可能性が高いです。 1回に口に入れる量が多くありませんか?





ゆっくりよく噛んで、20分程度時間をかけて食べるように心がけて下さい。 食事は生きていく上で欠かせないものであり、楽しみでもあります。食事の基本は「楽しく継続すること」です。 主食・主菜・副菜を揃えた食事や、塩分を控えた食事を心がけ、野菜や果物を適量摂取しましょう。 また、夜遅い時間の食事を控え、「腹いっぱい」ではなく「腹八分目」を心がけるなど、まずは、できそうなことから取り組み、 一つずつ取り組みを増やしていきましょう。











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