研修医レポート
総合診療部臨床研修医 秋田 優里菜
患者さんのために実現したい医師としての人生
私が医師になりたかった理由の一つに、何かしら人の利になることをしたかったという思いがあります。
医療ができることは、患者さんの体調の改善を助けることや痛みを軽減すること、
体調不良に関連する不安を和らげる等の心理的なサポートなど多岐にわたります。
医師になりたての現時点で、私自身でできることは限られてくるかもしれませんが、患者さんの思いを聴くことや、
医学知識・手技をしっかりと勉強・練習をすることなどできることも多々あります。
自分にできることと足りないことを明確にしながら、日々成長できるよう努力していこうと思います。
また反対に、長い間医療に携わっていると、患者さんの立場を忘れ、医療者の観点からの考えが強くなる時があるかもしれません。
患者さんや周囲の人にとって最も利になる最適な医療を提供できるよう、時々立ち止まって、患者さんの困っていることは何か、
伝えたいことが何かを再度考えるように意識していきたいと思います。
医療者になりたての今の感覚を忘れないようにしながら、これから1人の医師として自立できるよう精進していきます。