独立行政法人 国立病院機構 千葉医療センター
日本医療機能評価機構認定 第JC2182号
国立病院機構 千葉医療センター アドレス
  

院長挨拶・理念・基本方針

院長挨拶
理念・基本方針

院長挨拶

院長 森嶋 友一

 令和4年4月1日付けで国立病院機構千葉医療センター院長を
拝命しました森嶋友一と申します。どうぞよろしくお願いします。

 当院は明治41年の千葉衛戍病院創立まで遡ることができます。
すでに114年の歴史がございます。陸軍の病院として37年間存続しますが、敗戦後の昭和20年12月をもって国立千葉病院へ移管されます。 以来77年間一般急性期病院として地域に密着した診療を続けてまいりました。
平成16年には独立行政法人化に伴い、現在の名称となっています。

 当院は28診療科を有する総合病院です。別項の通り、多数の施設基準の指定を受けています。このうち、以下の3つについてご説明いたします。
1)地域医療支援病院
  地域連携室を中心に地域の先生方と連携し、多数の患者さんのご紹介を受けています
  (前方連携)。また慢性期に移行した患者さんの他施設へのご紹介も連携室を介して
  行われています(後方連携)。コロナ禍では中断していますが、市民健康セミナーや
  地域連携の集いなどを開催し、地域の中心的役割を担っています。

2)がん診療連携拠点病院
  5大がんを中心にがん患者さんを積極的に受け入れています。ガイドラインに沿った
  標準治療を心がけています。また当院は緩和ケアチームの活動が盛んで、がんの診断
  直後から介入が積極的に行われ、患者さんの症状緩和に努めています。3年前から緩和
  ケア病棟を開棟し、終末期の患者さんにご利用いただいています。

3)災害拠点病院
  東日本大震災のとき、千葉市の災害対応が十分でないことが判明しました。その後、
  当院も設備・体制を整え、指定を受けることになりました。毎年災害訓練を行い、災害
  対策マニュアルの策定、改訂を続けています。茨城県で鬼怒川が氾濫した時、初めて当院の
  DMATが出動しました。また記憶の新しいところでは3年前の台風15号災害では、当院の
  DMAT隊は患者さんの搬送、受け入れに奔走しました。

 このほかにも、臨床研修病院(基幹型)として毎年9名の初期研修医を受け入れています。また内科・外科専門医取得のための専修医も各1名募集しています。 当院は、教育研修部長を中心に若いドクターの教育にも力を入れています。

 また救急患者さんの受け入れも積極的に行っています。日勤帯は救急部が急患対応します。 夜間・休日は千葉市の輪番制に参加しており、定期的に内科、外科、産婦人科の二次当番では多数の患者さんを受け入れています。

 地域の皆様のニーズに応えるべく、総合病院としての機能を維持しながら、ひきつづき急性期病院としてお役に立ちたいと考えております。「信頼される医療を築く」をモットーに職員一丸となって、良質な医療を提供してまいります。

 

令和4年4月   院長  森嶋 友一

理念

  • 信頼される医療を築く (Building Trust)
  • 地域の方々に親しまれ、信頼される医療を目指します。

基本方針

  • 患者さんをはじめ、センターに関わるすべての方々の人権を尊重し、相互信頼で成り立つ安全・安心な医療を目指します。
  • 地域の医療機関に信頼されるエビデンス(evidence)に基づいた幅広くかつ専門性の高い急性期医療の構築を目指します。
  • 良質かつ最新の医療を提供するために教育・研究・研修・情報発信を推進し自己研鑽に努めます。
  • 以上の方針を継続的に実現する病院運営に努めます。

患者様の権利と病院からのお願いについて

千葉医療センターでは、医療は患者の皆様とわれわれ医療を提供する者との相互信頼の上に成り立つものであるとの考えから、患者の皆様の権利を尊重した医療に努めるとともに次のことをお願い致します。

患者の皆様の権利

  • 安全かつ良質な医療を公平に受けることができます。
  • 診療内容、効果および危険性等に関して説明を受けた上で、その医療行為を受けるか否か自らの意志で決定できます。
  • ご自身の診療録の開示を求めることができます。さらにほかの医師の意見(セカンドオピニオン)を求めるために、関係資料を借り受けることができます。
  • 医学上得られた個人情報は常に保護・尊重されます。

患者様の責務

  • 定められた規則を守り、療養に努め、他者に迷惑をかけないようにしてください。
  • 良質な医療を実現するため、ご自身の健康状態に関する情報(症状、既往歴、内服薬など)を正確に提供してください。
  • 受けた医療に対し、診療費をお支払いください。
  • 医師・医学生・看護学生等の教育研修を実施しておりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。

こどもの権利(けんり)(病院(びょういん)で治療(ちりょう)をうけるこどもは、「こどもの権利(けんり)」をもとに守(まも)られます)

  • ひとりの人間(にんげん)として、思(おも)いやりのある医療(いりょう)を受(う)けることができます。
  • もっとも良(よ)い、安全(あんぜん)な医療(いりょう)を受(う)けることができます。
  • 病気(びょうき)のことや病気(びょうき)を治(なお)していく方法(ほうほう)を一人一人(ひとりひとり)にあわせた言葉(ことば)や絵(え)などを使(つか)って、病院(びょういん)スタッフから説明(せつめい)を受(う)けることができます。
  • わからないことや心配(しんぱい)なことがあるときは、いつでも病院(びょういん)スタッフに話(はな)しをすることができます。
  • (病院(びょういん)スタッフ:医師(いし)・看護師・薬剤師・栄養士(かんごし・やくざいし・えいようし)など)
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