独立行政法人 国立病院機構 山形病院は、患者さんに優しく、信頼される医療で社会に貢献します。

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関連部門ご案内

関連部門一覧

薬剤科

薬剤科では、主には3つの業務を行っています。
第1には、従来からの調剤業務です。現在は、当院でも医薬分業により院外処方箋の発行を推進しておりますので、入院の患者さんへの調剤が主になっています。
第2は、薬剤管理指導業務です。患者さん自身が、服用している薬剤について理解をしていただき治療効果を上げ、しかも安全に薬物治療を受けることができるように服薬の指導や副作用の確認等をしています。また、薬剤の新しい情報を院内の他部門に提供し、安全な薬物治療のための働きかけをしています。
第3は、新しい医薬品を医療の現場に送り出すため安全性・有効性等を確認するデータを集める治験業務へのサポートです。医薬品が有効にしかも安全に使用されることを日々の目標にしています。


保険薬局の皆様へ

トレーシングレポート(服薬情報提供書)の運用について

当院では保険薬局が患者さんから聞き取った情報の中で、即時性は低いものの「処方医師への情報提供が望ましい」と判断した際に使用していただけるトレーシングレポート(服薬情報提供書)を用意しました。
情報提供の際は、下記のトレーシングレポート(服薬情報提供書)にご記入いただきFAX送信をお願いします。薬剤科にて集約した後、医師へ情報提供させていただきます。地域保険薬局との連携を図ることで、適正な薬物療法の推進に繋がるものと考えます。ご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

保険薬局の皆様へ

薬剤科

放射線科

当科の保有機器を紹介します。
1 一般撮影装置2台、ポータブル撮影装置及びCR(コンピューテッドラジオグラフィー)
CRは記録系としてイメージングプレートを使用して撮影し画像データをデジタル化することにより、診断目的に最適な画像の提供やサーバーにデータを保存し管理しています。ポータブル撮影装置は重症患者さんを病室にて撮影します。当科の装置はほぼすべてがデジタル化しております。
2 X線テレビ装置
  体内を透視して呼吸器、消化器、整形外科領域の診断や治療で使われます。
3 デンタル、パノラマ撮影装置
  歯科治療の診断に使われます。
4 骨密度測定装置
  超音波を用いて骨密度を測定します。
5 X線CT装置(80列)
  マルチスライスのX線CTで一回の撮影を短時間で撮影することが出来ます。さらにX線被ばくを低減させ撮影することが出来ます。
6 MRI(1.5T)
MRIは強い磁場と電波を用いて行なう検査で、脳梗塞などの脳血管疾患や神経疾患、腹部疾患、婦人科疾患、泌尿器科疾患、整形外科の疾患と多様な分野での検査をすることが出来ます。
7 大型機器共同利用
当院地域連携室では、地域の医療機関と連携し、CT、MRI装置の共同利用を行なっています。
待ち日数が少なく、放射線専門医の読影による画像診断を提供します。

放射線科

検査科

臨床検査の仕事は、大きく2つに分けられます。ひとつ目は血液、尿などの検査材料を検査する【検体検査】もうひとつは患者さんに直接触れておこなう【生理機能検査】です。

【検体検査】

1.血液検査:赤血球数、白血球数、血小板数などを検査して貧血や白血球分類などを検査します。
2.生化学検査:血液中の成分を検査して肝機能、腎機能など臓器の状態を知ることができます。
3.細菌検査:喀痰、尿、便等の材料を検査して病原菌の検出やお薬がその菌に対して効くかどうかを調べるものです。

【生理機能検査】

1.心電図検査:四肢、胸部に電極を付けて心臓機能を検査します。また24時間心電図を記録するホルター心電図では、不整脈の種類や頻度を調べることができます。
2.脳波検査:脳の表面にある大脳皮質の電気的変化を記録する検査です。
3.超音波(エコー)検査:超音波を体にあて、臓器からの反射波(エコー)を画像化して臓器の状態を調べることができます。

研究検査科では、患者さんが安心できる医療の支えとなるよう、また医師の的確な診断の支えになるように努力をしております。

検査科

リハビリテーション科

 リハビリテーション科は、理学療法士10名、作業療法士9名、言語聴覚士5名の計24名で構成され、脳血管等・運動器・呼吸器の各疾患別リハビリテーションⅠと障害児(者)リハビリテーションを実施しています。

 対象疾患は、主に神経難病(筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソン病、脊髄小脳変性症(SCD)、多系統萎縮症など)、重症心身障がい児(者)、脳卒中の方々です。神経難病や重症心身障がい児(者)の方々に対しては、機能維持や代償手段の確立を図りながら、それぞれの疾患と病気の特徴を踏まえたリハビリテーションを行っています。脳卒中のリハビリテーションは主に地域連携パスに則り実施されており、当院は回復期のリハビリテーションを担っています。すべての患者さま、ご家族との信頼関係を大切にし、患者様の生活・環境に即したリハビリテーションを提供いたします。

 定期的な多職種カンファレンスなどで情報を共有しながら、ご家族へのアドバイスや地域リハビリテーション・介護サービスとの連携もあわせて行っています。

栄養管理室

栄養管理室では、入院患者さんの栄養管理を中心に、食事提供における給食管理及び衛生管理等の業務を行っております。

当院診療の特徴であります神経筋疾患、重症心身障がい及び回復期リハビリテーションでは、多くの患者さんが摂食・嚥下障害を発症しております。特に、栄養管理室では、摂食・嚥下障害の患者さんの食事(嚥下食)に力を入れております。嚥下食の提供によって、食事の経口摂取の継続、経管栄養から経口摂取への移行、栄養状態の維持及び誤嚥性肺炎の防止などの患者QOLの維持・向上が期待されます。

更には、栄養サポートチーム、摂食・嚥下チーム及び褥瘡チーム等のチーム医療にも取り組んでおります。

栄養管理室

療育指導室

療育指導室は、主に障がい福祉サービス(療養介護・医療型障がい児)利用して入院する重症心身障がい児(者)の長期療養生活を、療育・福祉的な観点から、総合的に支援を提供する部門です。

福祉専門職(児童指導員・保育士)として、年齢や状態に応じた適切な日中活動(スヌーズレンやムーブメント活動、ミュージックケア、感覚遊び など)、季節感や社会参加、余暇充実を目的とした各種行事活動(レクリエーション外出、ふれあい広場、秋のつどい、誕生会、ホスピタル・クラウン など)や遊びの提供、日常生活支援、相談支援や関係機関との調整業務など、障がい福祉サービスのマネージメント業務を担当し、療育(成長・発達)の視点から、入院生活におけるQoL向上を支援しています。

また、在宅支援として短期入所事業の受入れ窓口やボランティアの受入れ・調整を担当し、地域における重症心身障がい分野の医療と福祉の連携、中核機能を担当しています。

療育指導室

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