呼吸器内科このページを印刷する - 呼吸器内科

科の紹介

患者のみなさまへ

 呼吸器内科のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
当院呼吸器内科は、過去15年以上にわたり常勤として呼吸器専門治療は行われず、所沢の皆様に大変ご不便をおかけしておりました。2016年7月より、新たに呼吸器専門診療の新体制を整え皆様に診療を提供できるようになりました。


 我々の目標とする医療は
    わかりやすい説明・理解して頂き一緒に歩む医療
    スピーディーな検査・治療
          を目標に掲げて日々診療を心がけております。


 所沢市には、呼吸器専門治療を行える大きな病院は多くありません。所沢市の中心にある防衛医科大学呼吸器内科とも連携をとり、呼吸器内科の診療を行ってまいります。
 現在、微力ではございますが埼玉県西部医療圏での、肺悪性腫瘍を中心として気管支喘息・COPD・肺炎など多くの肺疾患の治療に貢献できればと考えております。いつでもお気軽にご相談ください。

呼吸器内科ロゴ

西埼玉中央病院呼吸器内科
ホームページ
呼吸器内科スタッフ

診療内容

診療体制

 外来患者さんの診療は、毎日呼吸器内科医師が外来を担当しています。西埼玉中央病院呼吸器内科受診希望される場合、原則として他の医療機関からの病状および治療に関する「紹介状」をお持ちいただくこととなっております。朝11時まで受付であれば、毎日初診で診療をさせて頂きます。
 入院が必要な患者さんについては5階病棟で常時15~20人の患者さんを診療しています。ひとりの患者さんに対して複数名の医師が担当する万全の体制で診療させていただいています。また、日々の診療カンファレンスでは、呼吸器内科医師全員で治療方針の検討を行っています。

治療方針

 正確に診断することを心がけています。そのために、血液検査、気管支鏡内視鏡検査、胸腔鏡検査、CT検査などのさまざまな検査を行うことがあります。もちろん検査は必要な最低限なものにとどめております。診断の確定後は、エビデンスに基づいて治療法を考え、さらに、それぞれの患者さんの病状などに照らし合わせて、最適な治療法を選択します。その過程には患者さんやご家族のご希望を伺うことが重要ですので、治療法の選択のために、ご相談のお時間をいただくことがありますが、ご協力をお願いいたします。

得意分野

 肺癌に対する化学療法や免疫療法などを多く診療しております。最近では、免疫療法(オプジーボやキートルーダやアテゾリズマブ)が標準的治療となり広く一般的に使用できるようになりました。オプジーボ認可後、所沢市で最初に使用したのも西埼玉中央病院です。免疫療法では、副作用のプロファイルが多岐にわたるため、多くの診療科との連携が必要となります。西埼玉中央病院では、月1回癌研有明病院での免疫療法チームの勉強会へ参加して最新の情報を入手し、患者様へフィードバックできる体制としています。また、西埼玉中央病院独自に、他部門をまたぐ横断的なチームとして、免疫療法チームを発足し活動しています。

免疫療法チーム

 免疫療法を使用するようになり、従来の化学療法とは異なる副作用が出現することが分かってきました。呼吸器専門医師のみでは対応困難な内分泌系の副作用などがあります。当院の強みである内分泌・代謝科のグループとも連携し、薬剤部、看護部とも連携を保つ為に横断的なチームを結成して活動しています。2ヶ月に1回合同で、勉強会・情報共有する目的ミーティングを行っています。

診療カンファレンス体制

 毎日、呼吸気内では患者さまの診療方針について討議。
 毎週水曜日に、診療カンファレンスを開き、患者さまの診療方針について検討しています。

定期の研究会・勉強会

 毎週水曜朝8:00~ 抄読会(Webにて詳細配信中
 癌研有明病院や埼玉医科大学国際医療センターでの免疫療法研究会(不定期)

当科で行なっている臨床研究

  1. 間質性肺疾患合併非小細胞肺癌の悪性胸水例を対象とした hypotonic cisplatin による胸膜癒着術の多施設共同非盲検無対照試験
  2. 70才以上高齢者進行非小細胞肺癌における化学療法に対する脆弱性予測に関する検討
  3. EGFR-TKI 治療中に病勢進行をきたした非小細胞肺がん患者における遺伝子変異検査及び治療方針決定に関する実態調査
  4. 高齢者化学療法未施行 ⅢB/Ⅳ 期扁平上皮肺がんに対する nab-Paclitaxel + Carboplatin 併用療法とDocetaxel 単剤療法のランダム化第Ⅲ相試験
  5. EGFR 遺伝子変異陽性75歳以上未治療進行非扁平上皮非小細胞肺癌に対するアファチニブの第Ⅱ相臨床試験(倫理委員会審査中)

診療実績

 2017年度後半には所沢市の皆様より多くの患者様を紹介して頂き、呼吸器診療をさせて頂いております。ご紹介いただくことで、呼吸器内科としての入院患者数も増加しております。

呼吸器内科紹介状入院数

 また、入院患者疾患内訳として、一番多くの診療をしている疾患が、肺の悪性腫瘍で全体の38%にも占めています。2番目に多い疾患として、誤嚥性肺炎含めた肺炎疾患で全体の約25%であります。

患者総数割合

 気管支鏡検査については、年度後半より呼吸器専門診療を必要とする紹介患者が多くなり、年度を通じて104件もの内視鏡検査を行うに至りました。

気管支鏡件数

 今後とも、所沢市近隣の皆様へわかりやすい説明で呼吸器診療を継続して参りますので、ご紹介のほどよろしくお願いいたします。

お知らせ

患者さん並びにご家族へ

~進行非小細胞肺癌患者終末期に対する、在宅・ホスピス緩和治療導入と、
病院治療継続の生命予後に関する後ろ向き調査研究~
【PDF】
ALK陽性肺癌に関するレトロスペクティブ研究(WJOG9516L)  
進行非小細胞肺癌に対するPD-1阻害薬投与後の化学療法の有効性
や安全性を検討する後方視的多施設研究(WJOG10217L)
 

 患者様を診療するうえで用いた検査データ・保存検体等を症例報告、臨床研究等に利用させていただくことがあります。この場合、お名前・ご住所など患者様を特定できるようなことは一切ありません(匿名化といいます)。
 なお、このような利用を希望されない場合には主治医にお伝えください。

セカンドオピニオンのご希望の患者さまへ

 セカンドオピニオンのご希望の患者様について、紹介状および資料をご持参の上で受け付けております。肺癌・悪性胸膜中皮腫などの悪性腫瘍の診断、治療にお困りの患者様は特にご相談下さい。火曜日の午後に予約制で受け付けておりますので、予約センターにご連絡下さい。

ご紹介頂く先生方へ

 西埼玉中央病院の呼吸器内科はあらゆる呼吸器の疾患を扱っていますが、地域の中核病院としての役割を果たすために、肺癌・悪性胸膜中皮腫などの腫瘍性の病気や、重症気管支喘息などの治療が難しい病気の診療に重点をおいています。そのため、病状によってはお近くの医療機関へ逆紹介させていただくこともあります。また病状が改善した場合も積極的に逆紹介させて頂きます。

後期臨床研修を希望される先生へ

 当科は、呼吸器指導医が所属し、かつ日本呼吸器学会研修施設に指定されており、規定の研修を行えば呼吸器専門医を取得することが可能です。また、将来呼吸器科を希望される先生のみならず、腫瘍一般に対する研修の一環として、1~2年の後期研修も受け付けています。研修後の進路についても、スタッフとしてそのまま残る道もあります。
 ご希望の先生は、濵元(e-mail:hamamoto32@gmail.com)までお気軽にご相談下さい。

スタッフ

濱元 陽一郎 はまもと  よういちろう
(責任者)
教育研修部長
呼吸器内科医長
◎資格
 日本内科学会内科認定医、日本抗加齢学会専門医、
 日本がん治療認定医機構認定医、日本呼吸器学会専門医、
 日本呼吸器学会指導医認定、認定病院総合診療医
井部 達也   たつ
医師
◎資格
 日本内科学会認定内科医、日本内科学会総合専門医
 日本がん治療認定医機構がん治療認定医、
 日本呼吸器内視鏡学会専門医、日本呼吸器学会呼吸器専門医
児玉 裕章 だま  ひろあき
医師
 
  はやし  としなり
非常勤医師
(第2・4水曜日午前)
 所沢呼吸器科クリニック 院長
◎資格
 日本内科学会認定医、日本呼吸器学会専門医、
 日本呼吸器内視鏡学会指導医、日本医師会認定産業医、
 日本催眠学会、日本アレルギー学会