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分娩を再開しました

 平成25年4月より分娩の取り扱いを休止しておりましたが、平成26年2月から分娩を再開いたしました。NICU(新生児集中治療室)は休止中ですが、小児科の協力もあり極小未熟児(極低出生体重児)を除けば概ね早産で生まれる赤ちゃんにも対応できるようになりました。また、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、子宮筋腫合併妊娠、既往帝王切開後妊娠などのリスクの高い妊娠にも対応しています。

特色・専門領域

婦人科

【特色】

 婦人科領域のがん治療を含め、子宮筋腫や卵巣のう腫、子宮脱、子宮内膜症、性感染症などの婦人科疾患を幅広く取り扱っていますが、婦人科腫瘍、細胞診精査、子宮脱・尿失禁についてはそれぞれの専門的な外来(特殊外来)を設置して専門的な診療を実施しています。


【子宮癌】

 広汎性子宮全摘出などの難しい手術から子宮温存をはかる円錐切除術まで進行期に応じた治療を行い、手術成績の向上を図っています。診断面では細胞診精査外来を設け、がん検診の異常が遅滞なく治療に結びつくよう配慮しています。


【卵巣がん】

 大動脈周囲リンパ節郭清を標準術式にして進行期、病理組織型に応じた治療を行い、予後のより一層の向上をめざしています。化学療法に移行する際は、医師、薬剤師、がん化学療法認定看護師らがチームとしてサポートし、不安なく治療に臨めるよう配慮しています。


【子宮筋腫・卵巣のう腫など】

 良性疾患ですので、事故がないようにかつ満足して退院できるように手術方法の工夫(腹腔鏡手術、子宮鏡手術、経腟的手術など)をおこない、入院日数の短期化をはかっています。筋腫核出術のように出血が多い手術の際は自己血を準備しています。


【子宮脱】

 高齢化社会のため骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤)が増えています。外来通院による保存的治療から、腟式・腹式の手術療法まであらゆる治療法に対応しています。詳しくは子宮脱・尿失禁外来の頁をご覧ください。なお、メッシュを用いた手術は近年合併症の報告が相次ぎ、他施設でも実施しないところが増えており、当院でも実施しておりません。


【生殖・内分泌】

 月経異常などに対する総合的な診療を行っております。不妊治療に関しては、基本的には自然妊娠に近い形での妊娠成立を目標としておりますが、必要に応じ排卵誘発などの治療をおこないます。なお、現時点ではART(生殖補助医療技術:体外受精・顕微受精など)は実施していません。

産科

【特色】

 当院は地域周産期医療センターの指定を受けており、地域に根ざした産科医療をモットーに、自然分娩を主体とした分娩を実施しています。現在、新生児集中治療室(NICU)・強化治療室(GCU)は休止状態にありますが、小児科とも連携をとり、母児の安全と高度な産科医療の提供を目指しています。近隣医療施設からの母体搬送を積極的に受け入れるなど、地域の産科医療の中心的役割を担っています。


【外来】

 定期的に妊婦健診をご受診いただき、母児の健康をチェックします。妊娠・分娩について理解を深めることによって妊娠中の生活が健康に過ごせ、安心して妊娠期を送り出産を迎えることができるよう助産師による個別保健指導や、母親学級を開催しております。病棟助産師・看護師が妊婦健診時から出産時・出産後と継続して責任を持った対応に努めております。
 また、核家族化の社会情勢の中で、ご夫婦が協力しながら安心して新しい家族の誕生を迎える準備ができるよう、パパママクラス(両親学級)や立ち会い出産をご希望されるご夫婦には夫立ち会いクラスを行なっております。
 分娩予約・里帰り分娩も随時受け入れております。(当院をご利用になる際には、かかりつけの先生の紹介状をお持ち下さい。紹介状のない場合は、特定療養費として4,320円(税込)ご負担いただきます。かかりつけの先生からの紹介状は、患者さんの診療情報を知る有効な情報となりますので、出来る限り お持ちくださるようお願いします。

 当院での分娩は予約制となっております。
当院でのお産をご希望の方はお早めにご予約をお済ませ下さいますようお願い致します。
現在の分娩予約状況については、分娩予約状況をご覧下さい。
【当院で分娩を予定されている方へ(分娩同意書)】


【病棟】

 入院生活が少しでも快適に過ごせるよう配慮しております。病状などにより制限がある場合もございますが、ご希望により下記からお部屋をお選びいただいております。


4人部屋(窓側) 540円 (税込)/日 室内に共同トイレ有り
個室 5,400円(税込)/日 トイレ付
個室 6,480円(税込)/日 トイレ・シャワー付

産婦人科4人部屋 産婦人科個室

 また居室型分娩室(LDR)を2床設け、家庭的な雰囲気の中で赤ちゃんの誕生を迎えることができるよう努力しております。くわしくは、2階病棟のページをごらん下さい。


産婦人科居室型分娩室

 産後は母児同室制をとっており、ご希望に沿った母乳育児支援、育児技術習得へのサポートを細やかにさせていただいております。また、他院でご出産された方も、産後の休息や育児技術習得を目的にした「産後入院」もスタートしました。お申し込みの方は、「産後入院申込書」を記載いただき、お持ち下さい。詳しくは2階病棟のページをご覧ください。

診療実績

【産科関連】 分娩(妊娠12週以降)
年度 平成27年度 平成26年度 平成25年度
経腟分娩 頭位正常 243 166 55
吸引 25 21 8
鉗子 1 0 0
クリステレル 28 19 6
骨盤位 0 0 0
帝王切開 選択的帝王切開 64 43 15
緊急帝王切開 23 14 5

【悪性腫瘍関連】 院内がん登録件数
年度 平成27年度 平成26年度 平成25年度
子宮頚部 47 34 33
子宮体部 23 26 23
卵巣・卵管 10 12 21
外陰・腟 3 0 0

 平成25年(1月から12月)~平成27年(1月から12月)に当院で実施した手術件数を疾患・術式別にまとめました。平成27年の手術件数は計454件と増加傾向にあります。

【産婦人科手術統計】
悪性腫瘍関連 平成27年計:79件 平成26年計:86件 平成25年計:113件
年度 平成27年度 平成26年度 平成25年度
子宮頚部腫瘍 広汎子宮全摘術 3 3 5
準広汎子宮全摘術 2 0 0
腹式単純子宮全摘/
リンパ節郭清術
2 2 6
円錐切除術 37 25 28
子宮体部腫瘍 準広汎子宮全摘術 0 0 3
腹式単純子宮全摘/
リンパ節郭清術
19 21 19
子宮内膜試験掻爬術 6 17 20
卵巣腫瘍 腹式単純子宮全摘/
付属器切除/
リンパ節郭清術
12 15 26
再発・腹膜腫瘍摘出術 0 3 1
絨毛性疾患 子宮内容除去術 0 0 2

良性疾患 平成27年計:252件 平成26年計:275件 平成25年計:246件
年度 平成27年度 平成26年度 平成25年度
子宮腫瘍等 腹式単純子宮全摘/
付属器切除術
83 98 81
腟式単純子宮全摘術 3 3 11
筋腫核出/捻除術 49 36 48
卵巣腫瘍茎捻転 付属器切除/核出術 67 91 77
骨盤臓器脱等 骨盤臓器脱根治術/
尿失禁手術
46 42 22
外陰腫瘤等 腫瘤切除術 1 2 3
PID・
腹膜炎等
膿瘍除去・
ドレナージ・
嚢胞穿刺等
3 3 4

妊娠関連 平成27年計:123件 平成26年計:86件 平成25年計:42件
年度 平成27年度 平成26年度 平成25年度
帝王切開術 腹選択的手術 68 43 15
緊急手術 19 14 5
流産等 子宮内容除去術 26 21 15
人工妊娠中絶術 5 4 5
子宮外妊娠 卵管切除術 5 2 2
頸管縫縮術 マクドナルド手術等 0 2 0

【産婦人科外来統計】
年度 平成27年度 平成26年度 平成25年度
初診患者数(人) 1,265 1,178 972
再診患者数(人) 13,190 12,938 8,743
1日平均患者数(人) 60.0 58.8 39.8

【産婦人科入院統計】
年度 平成27年度 平成26年度 平成25年度
在院延患者数(人) 7,848 6,623 4,722
入院患者数(人) 943 840 617
1日平均患者数(人) 21.5 18.1 12.9

スタッフ

石井 賢治 いし  けん
(責任者)
病棟診療部長
産科婦人科学会専門医、
臨床細胞学会指導医、
母体保護法指定医
小林 久晃 ばやし  ひさあき
産婦人科部長
産科婦人科学会専門医 指導医、
超音波医学会超音波専門医 指導医、
日本レーザー医学会レーザー専門医 指導医、
産業医、母体保護法指定医
片岡 良孝 かたおか  よしたか
手術部長
産科婦人科学会専門医
  さいとう  けい
産婦人科副部長
産科婦人科学会専門医
  よし  あきひろ
医師
 
  ひらまつ  ひさかず
非常勤医師
産科婦人科学会専門医
  さいとう  よう
非常勤医師
産科婦人科学会専門医
  とう  じゅん
非常勤医師
産科婦人科学会専門医
  やまもと  けん
非常勤医師
産科婦人科学会専門医

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