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新年のご挨拶

小村伸朗院長

 みなさま、明けましておめでとうございます。初春のお慶びを謹んで申し上げます。
今年は平成最後の年です。2019年という大きな区切りとなる新しい一年がいよいよスタート致しました。
 毎年、師走の季節になりますと、その一年を振り返るということがどこでも行われると思います。会社であったり、学級であったり、個人であったりとその規模はさまざまですが、その一年を顧みて、称賛したり、あるいは反省したり、そして来年の目標をたてるという作業がなされると思います。皆さんもご存じだと思いますが『今年の漢字』が毎年12月中旬に発表されます。財団法人日本漢字能力検定協会が、その年をイメージする漢字を一般より公募し、もっとも応募数が多かった漢字を清水寺で森清範貫主が披露するものです。2018年の漢字は『災』でありました。地震、豪雨、台風、猛暑といった自然の脅威を卑近なものとして感じさせられました。2018年、西埼玉中央病院を表す漢字は『再』であったと思います。わたし個人としましては、4月より第10代院長を拝命し、西埼玉中央病院の一勤務医としても再スタートをきった年となりました。病院としては7月1日、ついに念願の新生児集中治療室(NICU)を約6年振りに再稼働することができました。また耐震改修整備工事に併せて病院正面玄関のリニューアル作業をしてまいりましたが、病院看板表示を新たに掲示し、ロータリーにもタワーサインを設置致しました。病院の顔である玄関がさわやかになった気がします。さらに手狭であった通院治療センターも移転・再編成し、少しでも患者さんが快適空間のもと治療を受けて頂くよう配慮しました。
 新たなる元号は将来への希望へとつながるものになって欲しいと思います。そして2019年の漢字は是非とも明るい話題となるものが選ばれて欲しいと願っております。当院としての課題は、NICUの運営を軌道にのせること、麻酔科診療の再構築、地域のニーズとして求められている泌尿器科、耳鼻科、整形外科などの医療体制の充実など山積しておりますが、わたしたち西埼玉中央病院の職員は一丸となり、患者さんが笑顔になって頂けるよう努力していく所存です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

                        2019年1月吉日
                        独立行政法人国立病院機構
                        西埼玉中央病院 院長 小 村 伸 朗

就任のご挨拶

 2018年4月1日付けをもちまして、独立行政法人国立病院機構西埼玉中央病院第10代の院長を拝命しました小村伸朗(おむらのぶお)です。どうぞよろしくお願い申し上げます。わたしが当院に赴任したのは2014年7月1日のことで、統括診療部長として参りました。わたしの専門は外科、とくに消化器外科であり、“大学病院と同等の医療提供”と“自己完結型医療”を大きな目標として掲げました。当院に赴任前、東京慈恵会医科大学附属病院(新橋)消化管外科診療部長の職にあり、食道・胃・小腸・大腸・肛門などに関するさまざまな疾患に対し、最先端の医療を提供して参りました。特に腹腔鏡下手術はもっとも得意とするアプローチ法であり、低侵襲医療を実施してきました。この所沢の地におきましても、大学と同等の医療を提供したい、そして他施設に極力紹介することなく、この病院にかかられた患者さんの治療は当院にて完結することがわたしの目標であり願いです。幸い優れた医療技術を持つスタッフに恵まれ、また大学医局も全面的に支援をしてくれた結果、当院として初めて施行する術式をいくつも導入することができましたし、術後成績も満足行くレベルまで向上し、外科医療の底上げに貢献できたものと考えております。
 この度、院長職に就くにあたり、外科のみならずすべての診療科に目を配り、地域の皆様方に満足して頂ける医療を提供していくことがわたしの責務と考えており、その職務の重さを痛感しています。2012年7月からは埼玉県より地域医療支援病院として認可を頂いており、医療連携機関としてご登録頂いた病院・クリニックは200施設を超えております。近隣の先生方よりご紹介を頂いた患者さんに対し、的確な診断と適切な治療を遂行し、そして地域の先生方へ逆紹介していくスタイルが当院としての理想の形態です。患者さんに満足して頂けるような医療、心のこもった医療を提供していくことは当然の努力義務であり、その目標に向かって職員が一丸となって知恵をしぼり、精進していく必要があります。患者さんを幸せにしていくことがわれわれの願いでありますが、わたしを含めた職員も同じ一人間であり、様々なストレス環境下で生活しております。“職員の幸せなくして患者の幸せなし。”患者さんに良い医療を提供するためには、職員の幸福度を確実にアップさせていくことがきわめて重要と考えています。患者さんやご家族に笑顔になって頂くには、職員が笑顔で接することのできる職場環境そして家庭環境が必要です。このことは院長として心に留めておく必要があります。いろいろな意味合いでの働き方改革が求められることになります。‘人を動かす’ということは非常に難しいことです。しかし、このマネジメントなしに良い病院運営はできません。
 患者さんが当院で治療を受けて頂き、“この病院にかかって良かった”と感じて頂けるのであれば、医師として院長として望外の喜びであります。

                        独立行政法人国立病院機構
                        西埼玉中央病院 院長 小 村 伸 朗