NISHIBEPPU NATIONAL HOSPITAL

独立行政法人国立病院機構西別府病院 〒874-0840
大分県別府市大字鶴見4548
TEL 0977-24-1221 FAX 0977-26-1163
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整形外科

こんにちは。整形外科医の「秦(しん)」と申します。

今の「西別府病院」は、従来までと違っていろんな方面で新しく生まれ変わりました。今回は、この紙面を借りてその一部をご紹介したいと思います。

整形外科医「秦」

西別府病院 整形外科専門医
日本卓球協会ナショナルチームドクター
秦 祥彦

 

整形外科外来について

実際に外来で行っていることや取り扱っている疾患(病気・けが)などについて書いてみたいと思います。
以下の順に話を進めていきます。

  1. 外来診察日
  2. 取り扱っている疾患
  3. 検査機器
  4. 治療方法・内容
  5. リハビリ設備
  6. 救急体制
  7. 特殊専門外来『総合スポーツ外来』
 

外来診察日

ここ数年間は、常勤の先生がいなかったため、大学から週1回来てもらっていましたが、現在は月〜金の週5日行っています。
診察時間帯は、原則として9:00〜12:00ですが、これ以降でも急患の場合は診察致します。ただし、出張等で不在のことがありますので、事前に電話でご確認下さい

 

取り扱っている疾患

基本的には、すべての疾患(病気・けが)を扱っています。主なものとしては、次のようなものです。骨・関節・筋肉・腱・靭帯に関することは、ご相談下さい。

  
  • 首・腰・骨盤の痛み
  • 肩・肘・膝・股関節の痛み
  • 手足の痛み、しびれ
  • スポーツ時のけが・・・骨折、膝や足首の捻挫・脱臼・靭帯損傷、肉離れ、突き指、アキレス腱断裂など
  • スポーツでの故障・・・肩・肘・膝関節の痛み、腰痛など
  • 骨粗鬆症の治療・・・骨密度を増やす(骨を丈夫にする)飲み薬を使います
 

検査機器

今年に入って、より一層揃ってきました。最近入ったものとしては、「骨密度測定器」があります。その他、「レントゲン」はもとより、高性能の「MRI」や「CT」での検査も勿論できます。
特に、「MRI」は精密度が高い検査なので、悪い所がはっきりとわかります。是非一度は受けていただきたい検査の一つですね。
以下の写真で実際の例を見てみましょう。ホントによくわかりますよ




脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症

首を横から見た断面図です。ブロックみたいな四角いものが「頚椎(首の骨)」。その右側に、帯状に縦長に写っているのが「脊髄(神経)」です。 脊髄の通り道(脊柱管)が砂時計のようにくびれて狭くなっているのがわかります。(矢印参照)

 
腰椎椎間板ヘルニア<
腰椎椎間板ヘルニア

腰を横から見た断面図です。骨の間にある黒っぽい円板状のものが「椎間板」という軟骨です。 一ヶ所だけ、大きく神経のほうに飛び出しているのがわかります。このように、飛び出している状態を「ヘルニア」と言います。(矢印参照)

 
大腿部の「肉離れ」による筋肉内出血
大腿部の「肉離れ」による筋肉内出血

大腿部(ふともも)を輪切りにした画像(右側が正常)です。中央の白いものが骨。灰色の部分が筋肉です。
筋肉の中に白くいっぱい写っているのが内出血です。(矢印参照)

 

治療方法・内容

治療方法 治療内容
飲み薬、シップ  
注射 関節の中や筋肉に「痛みや脹れ(炎症)を和らげる」薬液を注入することで症状の緩和を図ります
リハビリ 温熱治療、超音波など血行促進機器を使用します。また、関節を動かす(関節可動域)訓練や筋力トレーニングなども行います。
装具の作製 毎週木曜日に装具会社(別府義肢)の方が来て、作ってもらっています。
手術 骨折に対する「骨接合手術」、靭帯・腱損傷に対する「縫合・再建手術」、肩・膝関節の痛みに対して「関節鏡(関節の中を見る内視鏡)」を用いた手術などを行っています。
ただし、手術症例の一部や悪性腫瘍の症例は、設備上の都合で、大学病院や医療センターなど他院をご紹介させていただくことがあります。


骨折症例の一部をご紹介します。

 
大腿骨頚部骨折(受傷時)
大腿骨頚部骨折(受傷時)

脚の付け根の骨折です。高齢者に多く、転倒時に発生します。骨の丸い部分が脚の付け根(股関節)、黒い線のように見えるのが「骨折線」です。(矢印参照)



折れる場所によって手術方法が違ってきます。主なものをご紹介します。


大腿骨頚部骨折(手術後)
大腿骨頚部骨折(手術後)

「骨接合術」。専用のチタン製のネジ(スクリュー)で固定します。骨折線は見えなくなっています。

大腿骨頚部骨折(手術後)

「人工骨頭挿入術」。骨の先端を金属に替えます。

 

リハビリ設備

本年6月に、リハビリテーション室を拡大・改修しました。今まで以上に充実したリハビリができると思っています。
リハビリの内容は、大きく分けて2種類あります。

 
物理療法 主に、温熱治療。超音波、ホットパック、パラフィン浴、低周波などの機器を使って、血行を改善させ治癒を促します。
運動療法 いわゆる五十肩で肩が挙がらなくなったり、変形などにより膝が痛くて曲がらなくなってきた時などに行います。
関節を動かす(関節可動域)訓練の他、筋力トレーニングなども行っています

これらは、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)と一緒に行います。

 

救急体制

原則として、月〜金の9:00〜17:00の間、急患の受け入れは可能です。(救急車での来院を含む)
※疾患の内容によっては、他院をご紹介させていただくこともあります。

 
上記以外の曜日・時間外でも受け入れは可能ですが、担当医が出張等で不在のことがあるので、来院前に一度電話でご確認ください。
 

特殊専門外来『総合スポーツ外来』

現在、院長の森先生、トレーナー(理学・作業療法士)、管理栄養士、臨床心理士と組んで『総合スポーツ外来』というものを行っています。
診療内容としては、

  • スポーツでの「けが・故障」の精密検査・治療
  • スポーツ復帰までの「個別トレーニングメニュー」の作成
  • 「心理テスト」の実施・コンピューター診断
  • メンタルトレーニング、カウンセリング
    大会に向けてのアドバイス、心身ともに強くする方法等の指導
  • 栄養指導
    食事チェック。どんな食材を中心に食べたらいいか等のアドバイス。 診療時間は、「月・金曜日」を中心に行っています

※詳細に関するお問い合わせは、電話0977-24-1221:西別府病院「医事係」(内線305)まで

 
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