プログラムの目標、研修内容
目標: 1) 臨床医としての人間性、基本姿勢を養う。
2)医学及び医療の果たす社会的な役割を認識する。
3)将来専門とする分野にかかわらず、日常診療における一般的な病態、
疾病に適切に対応できる基本的能力(姿勢、技術、知識など)を身
につける。
4)急性期、生命危機時の判断能力を磨き、初期対応能力を身につける。
5)同職種、異職種との協調、連携をとりコミュニケーション能力を身に
つける。
内容
1年目 内科:一般内科2ヶ月、消化器内科2ヶ月、循環器内科2ヶ月、
救急:麻酔およびICU(この間に 細菌検査を研修)3ヶ月、
放射線科:3ヶ月
2年目 地域医療:三島共立病院1ヶ月、
外科:2ヶ月(この間に病理検査を研修)、
選択必修:小児科、産科、麻酔科、精神科より2ヶ月を選択、
自由選択7ヶ月
(ローテーションは順不同)
・ 必修科目:内科6ヶ月、救急部門(麻酔科・集中治療)3ヶ月、
放射線科(3ヶ月)
救急部門においては、麻酔科、集中治療部で気道管理(マスク換気、気管
挿管)、呼吸管理を中心 とした全身管理、血管確保、カテーテル挿入
(動脈、中心静脈路)を行う。
救急疾患の診療は、
1) 救急外来における全科の初期診療を指導医と共に行う。
2) 内科、外科ローテーション時に指導医と共に行う。
・ 当直は原則として週に1回程度とする。
・ 院内エマージェンシーコール(心肺停止)の診療は、基本的に他の業務より
優先する。