消化器内科コース

1. コースの概要
  内科基礎プログラムを終了した者を対象に、当診療科での専門プログラムを選択する。但し、消化器内科以外の内科専門診療科や、消化器外科を希望する場合には6ヶ月の短期集中プログラムを実施する。

2. 取得資格
国立病院機構診療認定医資格

3. 長期目標
消化器病学の専門的知識の習得
消化管から肝胆膵に亘り、全ての領域について幅広く、技術を習得し実践する。

4. 取得手技
消化管内視鏡検査、超音波検査、ERCP、腹部血管造営検査、RFA、PTCD、肝生検等

5. 研修期間:5年

6. 募集人数:2人

7. 診療科の指導体制
診療科医師数:常勤1名、非常勤2名
診療科研修の指導にあたる医師:1名
主として研修指導にあたる医師の氏名:大西佳文
          診療科経験年数:10年

9. コンセプト
消化器一般の知識、手技を習得することを目標に、学会活動にも意欲的に参加する医師を育む。関連診療科との合同カンファランスを通じて、内科系・外科系の枠を超えた全人的医療を実践できる医師を育む。

10.一般目標
(1)関連領域を含む幅広い知識で患者の病態を全般に把握する。(2)関連診療科と必要な協議をして、的確な治療計画を立案する。
(3)医療安全、患者の人権への配慮、他の職種、患者との意思疎通を図り、安全な医療を実践する。
(4)医学の進歩に伴う生涯学習を実践する。

11.関連領域の研修
施設内での研修:可能
施設外での研修:可能
研修領域の決定:本人の意向を研修責任者が聴取し、本人との相談で決定

12.共通領域の研修
(1)医療安全研修会:年3-4回
(2)医局研究会:月1回
(3)CPC:3ヶ月に1回
(4)画像診断カンファランス:週1回
8. 診療科の実績と経験目標症例数
主要疾患 入院数 目標症例数
総胆管結石 50 60
肝細胞癌 60 60
閉塞性黄疸(胆嚢癌、膵臓癌など) 40 50
出血性潰瘍 36 50
早期胃癌 36 50
早期大腸癌 40 50
臨床研修 各コース案内
臨床研修 各コース案内