内科基礎コース

1.診療科
一般内科、消化器科、呼吸器科、循環器科、放射線科

2.コースの概要
  一般内科、消化器科、循環器科、放射線科を6ヶ月ずつローテートした後、更に選択科で12ヶ月間研修し、内科医に必要な基本的知識や手技を身につける。

3.取得資格
国立病院機構による診療認定医(I)資格
内科認定医取得後、内科専門医、循環器専門医などの専門分野の学会認定資格も取得可能

4.長期目標
内科専門医として必要な基本的知識と診療技術を身につけ、内科疾患患者の診療を自立して遂行できる。

5.取得手技
X線学的検査や心エコー、腹部エコーなどの各種画像診断の習得、消化管内視鏡検査、肝生検、気管支鏡検査、トレッドミル検査、心臓核医学検査、心臓カテーテル検査、骨髄穿刺と骨髄像の評価、腎透析の管理、腎生検の評価、腰椎穿刺

6.研修期間:3年

7.募集人数:9人

主要疾患 入院数(年間) 目標症例数(3年間)
糖尿病 50 80
内分泌疾患 10 10
慢性糸球体腎炎 20 10
ネフローゼ 20 20
慢性腎不全 30 10
急性腎不全 10 10
間質性肺炎 30 10
慢性呼吸不全 200 50
肺炎 100 30
肺癌 30 10
C型肝炎 50 15
消化性潰瘍 50 15
胃癌 30 10
大腸癌 40 15
肝・胆・膵癌 50 20
急性心筋梗塞 100 20
心不全 200 50
不整脈 50 15
膠原病 10 10
脳血管障害 20 10
神経変性疾患 10 5
血液疾患 5 5

8.診療科の実績と目標症例数

9.診療科の指導体制

   診療科医師数:常勤15名、非常勤3名
   診療科研修の指導にあたる医師6名
   総責任者:志田幹雄 診療経験年数23年
診療科 指導医 経験年数
一般内科 志田幹雄 23年
消化器科 大西佳文 11年
呼吸器科 野村浩一郎 19年
循環器科 田辺 潤 10年
放射線科 杉山 彰 26年
10. コンセプト
(1)頻度の高い内科系疾患について自立した診療が可能となる臨床医を育む。
(2)将来専攻する内科系専門科目の診療に必要な基礎知識や技術を身につける。
(3)施設外との質の高い交流研修を実施し、広い視野に富む臨床医を育む。
(4)症例報告や大規模研究等への参加を通じて、標準的治療法を実践し、医療の質を高める方策を学ぶ。

11.一般目標
(1)関連領域を含む幅広い知識で患者の病態を全般に把握する。
(2)関連診療科と必要な協議をして、的確な治療計画を立案する。
(3)医療安全、患者の人権への配慮、他の職種、患者との意思疎通を図り、安全な医療を実践する。
(4)医学の進歩に伴う生涯学習を実践する。

12.関連領域の研修
施設内での研修:可能
施設外での研修:可能
研修領域の決定:本人の意向を研修責任者が聴取し、本人との相談で決定

13.共通領域の研修
(1)医療安全研修会:年3-4回
(2)医局研究会:月1回
(3)CPC:3ヶ月に1回
臨床研修 各コース案内
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