循環器内科コース

1. コースの概要
内科基礎プログラムを終了した者を対象に循環器一般の診断や治療について幅広く研修する。

2. 取得資格
国立病院機構内科診療医
学会認定の循環器専門医など、専門分野の学会認定資格も取得可能

3. 長期目標
循環器内科学の専門的知識の習得
循環器疾患の診断を的確に行い、循環器救急疾患および慢性疾患の治療を自立して適切に遂行できるようになる

4. 取得手技
循環器救急処置、心エコー検査、運動負荷試験、心臓カテーテル検査、心臓核医学検査、心臓リハビリテーションの習得

5. 研修期間:3年

6. 募集人数:2人

7. 診療科の指導体制
診療科医師数:常勤6名
診療科研修の指導にあたる医師:1名
主として研修指導にあたる医師の氏名:田辺 潤
          診療科経験年数 18年

9. コンセプト
(1)専門領域とその関連領域の系統的な研修で、裾野の広い臨床医を育む。(2)施設外との質の高い交流研修を実施し、広い視野に富む臨床医を育む。(3)個々の医師の将来に向けた柔軟で明確な研修プログラムを用意する。(4)医療の質を高める臨床研究を実践する。

10.一般目標
(1)関連領域を含む幅広い知識で患者の病態を全般に把握する。(2)関連診療科と必要な協議をして、的確な治療計画を立案する。
(3)医療安全、患者の人権への配慮、他の職種、患者との意思疎通を図り、安全な医療を実践する。
(4)医学の進歩に伴う生涯学習を実践する。

11.関連領域の研修
施設内での研修:可能
施設外での研修:可能
研修領域の決定:本人の意向を研修責任者が聴取し、本人との相談で決定

12.共通領域の研修
(1)医療安全研修会:年3-4回
(2)医局研究会:月1回
(3)CPC:3ヶ月に1回
(4)臨床レクチャー:月1回
8. 診療科の実績と経験目標症例数
主要疾患 入院数(年) 経験目標(2年)
急性心筋梗塞 100 20
急性心不全 200 20
不整脈疾患 200 20
心筋症 15 5
心筋炎 6 2
心臓弁膜症 20 4
手術 件数(年) 経験目標(2年)
心臓カテーテル検査 800 100
心エコー検査 3000 500
運動負荷試験 1000 200
心臓核医学検査 200 50
臨床研修 各コース案内
臨床研修 各コース案内