院長挨拶このページを印刷する - 院長挨拶

院長 梅本琢也

静岡富士病院の機能移転について


以前にもお知らせしておりますが、静岡医療センターは富士宮市にある同じ独立行政法人国立病院機構の静岡富士病院の機能を当院に移転し統合いたします。いよいよ9月末には患者様が移ってみえます。


入院患者様や外来通院中の患者様はすでにご存じのことと思いますが、当院の北側駐車場に3階建ての新病棟が建ちました。重症心身障害児・者の方々のための病棟で「さくら病棟」という名前です。1階は駐車場、2階に病棟、3階が訓練棟になっています。2階には「富士山デッキ」と名付けられた展望スペースもあり屋上にも散歩が可能なデッキができます。さくら病棟建築とともに既存の病棟の5階西病棟を改築しました。こちらは神経難病患者様の病棟で、自由に動けない患者様の浴室・トイレを中心として改装してあります。さくら病棟と併せて100名の患者様に入院して頂けます。


静岡医療センターはこれまで急性期といわれる中等症~重症の患者様の治療に当たって参りましたが、これからは神経難病・重症心身障害の方を中心にした慢性期医療も担っていくことになります。急性期の入院ベッド数は減少しますが、人口減少にともなって急性期の必要数は減少していくと予想されています。当院でもベッドが不足して入院をお断りするような事態には決してならないと考えています。


静岡富士病院からは患者様とともに多くの職員も移って参ります。急性期と慢性期という診療や看護の面で異なる二つの病院が一緒になるわけであり、いろいろな問題が発生する可能性があります。しかし同じ国立病院機構の職員であり理念は共通なので、必ずうまく調和できると信じています。


9月末日に予定している移転に際しては通常の診療に支障がないように行うつもりですが、様々な場面でご迷惑をおかけするかもしれませんのでご容赦ください。10月からは外来や廊下・エレベーターなどで車いすやストレッチャーに乗った患者様の数が以前よりもたくさん見かけられるようになると思います。暖かく見守っていただけると幸いです。


新たな機能を加えてのリスタートです。これからも地域の皆様方の健康を願って診療を継続して参りますので、今後ともご支援・ご助言のほどお願い申し上げます。


    

 

2017年9月

    

国立病院機構静岡医療センター

院長 梅本琢也