学院紹介

 

リハビリテーションは
 患者様のQOL(生命・生活・人生の質)の向上を目指し身体・精神機能の回復を図り障害を持ちながらも前向きに生きていけるようライフステージの全ての段階で援助を行います。医療に携わる様々な専門職とのチーム医療の一翼を担うのが理学療法士(Physical Therapist;PT)と作業療法士(Occupational Therapist;OT)です。


PTとは
 身体に障害のある人または怪我や成人病など内部疾患が予測される人に対し、主として機能の回復および予防を図るため、運動療法を中心に物理療法・装具療法・ADL訓練、他を用いて治療・指導・援助を行います。
 

OTとは
 身体または精神に障害のある者、またはそれが予測される者に対して、その主体的な生活の獲得を図るため、諸機能の回復・維持または開発を促す作業活動を用いて治療・訓練・指導および援助を行います。

 

さらに,PT・OTは
 発病や障害の予測される人の健康維持増進を図るための指導・援助、社会生活を送るために行う住宅改造・環境整備・在宅ケアなども行います。

 

リハビリテーションの活動の場は広がっておりPT・OTの必要性はますます高まっています。

 

目次

 

 本学院は、理学療法士又は作業療法士として必要な知識及び技術を教授し、独立行政法人国立病院機構及び社会に貢献し得る有能な人材を育成することを目的とする。


沿革

 
 国立病院・療養所附属リハ学院は、昭和38年5月に国立療養所東京病院に我が国初の養成技として開校されたのを皮きりとして、当学院は、昭和54年4月4目に東海地方としては初めて、国立病院・療養所附属リハ学院としては4番目の養成校として開設されました。昭和57年までに国立病院・療養所附属のリハ学院は9校が設置されましたが、平成1512月に国立病院・療養所附属養成施設の再編成により当学院を除いて閉校が決定され、現在では、当学院が国立病院機構内に唯一存続する養成施設となり、平成21年度には、創立30周年を迎え卒業生は1019名を輩出し今では中心的・指導的役割を果たしています。

 

 

環境

 本学院は名古屋市東部丘陵地に位置し地勢は概ね緩やかな丘陵地帯であり、学院の周辺敷地内には松を主体とし多くの緑豊かな自然林を有し、空気清澄にして閑静な公園の観を呈し、勉学に好適な環境にあります。

 

教育目標


 確かな知識・高い技術・豊かな人間性を目指します。医療の一翼を担う専門職に従事するものとして広く国民の健康と福祉に貢献でき、医の倫理に基づいた幅広い人格形成と社会のニーズに対応できる有能な人材の育成を図ることを目指します。

 

学院の特徴

 

 国立病院機構は全国144の病院を一つの特殊独立行政法人として構成、運営されております。

 主な役割は

  ①患者の目線に立った良質で安全な医療を提供すること

  ②機構のネットワークを活用した研究、医療の標準化、ガイドライン
    などを作成します。

  ③神経難病や重症心身障害児者、筋ジストロフィーなどの疾患に対する政策医療と
   病院がある地域に必要な一般医療を推進いたします。

  ④質の高い医療従事者の育成に務めます。

 本学院におきましては3年間の教育課程において母体である東名古屋病院での職員の講義や実習施設としての協力を得て東名古屋病院に附設されているリハビリテーションセンターとの連携により、神経難病、重症心身障害児者、呼吸器疾患、脳卒中、整形外科疾患のリハビリテーション対象疾患を身近に接する機会が多く用意されているなか臨床実習施設として全国の機構病院、地域での病院にご協力をいただいております。また教員一同が学生との対話を重視した少数精鋭の個別指導やグループ活動を駆使しながら、確実な知識、基本的な技術、優れた人間関係能力を目指した教育にあたっております。そして卒業生は機構病院へ多数就職するとともに国公立病院や民間病院における臨床現場でも活躍している一方で、当学院を含めた教育機関での後進の指導にもあたっております。また、国立病院機構で唯一残されたリハビリテーション学院の重要な役割として、全国の国立病院機構の病院に勤務する臨床経験3年以上の理学療法士・作業療法士を対象とした国立病院機構本部主催専門研修を年1回実施するなどの卒後研修等も実施しております。

 

取得資格


 本学院を卒業すると「専門士」の称号が与えられ、「理学療法士及び作業療法士法」に基づく国家試験の受験資格が得られます。 

 

入学後経費(平成23年度)


1学年 2学年 3学年
入学金 390,000
授業料 750,000 750,000 750,000
合計 1,140,000 750,000 750,000


※実習費や、施設利用費は授業料に含まれます。臨床実習に伴う旅費宿泊経費等は自己負担です。
※その他、教科書など教材費として年額15万円ほど必要です。 

 

国家試験合格率(過去5年間)

(%)
国家試験回数 全国平均
PT
本学院
PT
全国平均
OT
本学院
OT
41回目(25期) 97.5 100 91.6 100
42回目(26期) 94.7 94.7 85.8 95.2
43回目(27期) 86.6 100 73.6 94.7
44回目(28期) 90.9 100 81.6 88.2
45回目(29期) 92.6 100 82.2 87.5
過去5年間平均 92.4 98.9 82.9 93.1
過去30年間の平均 94.1 99 90.6 96.8

※国家試験の合格率は過去30年間理学療法学科においても作業療法学科においても全国平均を上回っている。

 

求人数

(人)    

学  科 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年
理学療法学科 586 511 385 360 276
作業療法学科 623 649 523 496 316

毎年、両学科とも定員の10倍以上もの求人が参ります。

 

就職状況

 

理   学   療   法   学   科
卒 業 年 度 主 な 就 職 先
17
年度
18
年度
19
年度
20
年度
21
年度
国立病院 3 5 9 6 7 東名古屋病院、静岡医療センター、天竜病院、石川病院、 宇多野病院、名古屋医療センター、鈴鹿病院、
国立病院機構 長寿医療研究センター、豊橋医療センター、西別府病院
公立病院 6 1 1 1 1 市立恵那病院、愛知県青い鳥医療福祉センター、
岐阜県立多治見病院、土岐市立総合病院、
岐阜県立希望ヶ丘学園、長野市民病院
社会福祉法人 3 5 5 2 0
古屋市総合リハビリテーションセンター、
愛知医科大学病院
厚生連・社団
法人など
伊豆医療福祉センター、安城更生病院、海南病院
医療法人など 4 6 3 6 10 大同病院、名古屋記念病院、聖ヨゼフ総合病院、
善常会リハビリテーション病院、尾西記念病院、
犬山中央病院、三九朗病院、蒲郡厚生館病院、木村病院
作    業   療   法   学   科
卒 業 年 度 主 な 就 職 先
17
年度
18
年度
19
年度
20
年度
21
年度
国立病院 1 4 4 7 6 東名古屋病院、長良医療センター、医王病院、
名古屋医療センター、三重病院、石川病院
国立病院機構 長寿医療研究センター、まつもと医療センター、
静岡てんかん・神経医療センター、東尾張病院
公立病院 2 4 3 2 1 公立陶生病院、春日井市民病院、三重県立草の実学園
市立恵那病院、豊川市民病院、公立甲賀病院、
宮城県職員、一宮市立市民病院
社会福祉法人 6 6 5 1 1 安城更生病院、岐阜社会保険病院、社会保険中京病院
豊田地域医療センター
厚生連・社団
法人など
あけぼの学園、尾西病院、海南病院、静岡医療センター
医療法人など 8 5 5 3 4 南豊田病院、白山リハビリテーション病院、岡崎共立病院
犬山中央病院、守山荘病院、森之宮病院
岩倉病院、かなめ病院、大同病院、京ヶ峰岡田病院

 

学生寮


☆寮生活者の声

◎あおば寮生代表 
 あおば寮では現在38名が生活しています。寮といっても寮母さんはいません。ご飯は各自作って寮の掃除なども寮生が行います。身のまわりのことはすべて自分たちで行うので少し面倒だなと思うことがありますが、それ以上に寮生活にはたくさんいいことがあります。寮なので当然ですが周りにいつも仲間がいて寂しくありません。料理をするにもお風呂に入るにも、時間がかぶって誰かと一緒になることが多いです。一緒にご飯を食べたり、テスト前などは何人かで一緒に勉強したり、大変な時に近くに誰かがいるということは安心できます。学院内では関わることの少ない先輩方とも関わることが多く、学院での出来事や、学院の乗り切り方、名古屋のことなど役立つ情報を聞けたりするかもしれません。

 寮生は学院外でのイベントの準備をよく任されます。
バーベキューを行ったときなどキャベツを切ったり、仕分けをしたりしました。寮のみんなでやれば楽しくできます。他にも、学院まで近いというメリットがあります。学院まで歩いて5分ほどなので少しの寝坊も許されます。僕は初めて一人暮らしでとても心配でしたが、困ったときには周りには頼れる人がいて、助けてもらったり、勉強もみんなで集まって乗り切ることができ、楽しく過ごすことができているのでありがたく思っています。
 あおば寮をみんなでより良いものにしていきたいと思っています。みなさんを待っています。
  


◎かえで寮代表 
 私は1年生の時から「あおば寮」に住まわせてもらい、今は3年生専用の寮である「かえで寮」で暮らしています。
 1年生の時、私にとって初めての親元を離れた生活にも関わらず、同学年の友達や一つ上の先輩方と、とても楽しく充実した毎日を過ごすことができました。あおば寮では同学年の友達と絆を深めることができますが、それだけでなく、同じ寮に暮らしている先輩方に勉強のこと、学校生活のことなど様々なことを相談することもできました。もちろん、大人数で生活するためにはいくつかのルールが必要であり、自由なことばかりではありませんでしたが、そのおかげで規則正しい生活習慣がみについたように感じます。
 今は、3年生のみが生活するかえで寮で暮らしていますが、他学年との交流はないものの、勉強しやすい環境が整っています。その一つにあおば寮の時よりも学校に近いことが挙げられます。また、一人で一つの病院に行かなければならない実習中にも、寮に帰れば同学年の仲間がいることはとても心強いことです。
 以上のことや、一人暮らしよりも親に負担がかからないこと考えると、寮の生活がとても充実していると思います。

 

 

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