放射線科

 

血管造影検査

 

通常のX線撮影では見えない血管を、造影剤という薬を使用して画像にする検査です。全身の血管検査が可能で、血管性病変や腫瘍などの診断に役立ちます。近年は診断のみでなく、治療(血管の狭窄を拡げる拡張術や腫瘍に栄養する動脈を閉塞させる塞栓術など)も行われています。

 

症例

 

心臓カテーテル検査

セルジンガー法にて、カテーテルという管を体内に挿入し、目的の血管に造影剤を注入して撮影します。心臓は常に拍動していますので、画像がぶれないよう1秒間に15~60枚の高速にて撮影します。
画像はPTCA(経皮的経管的冠状動脈血管形成術)という血管拡張術の症例です。

①カテーテルを、左冠状動脈の起始部まで挿入して撮影した画像です。矢印の部分が狭窄しています。 ②バルーンカテーテルという風船の付いたカテーテルにて、血管を拡張している画像です。矢印の部分がバルーン(風船)です。
③拡張後、ステント(網目状の金属筒)を留置した画像です。矢印の部分にステントがあります。 ④治療後、確認のために撮影をした画像です。狭窄部位(矢印)の拡張が確認できます。

 

頭部血管撮影

心臓カテーテル検査と同じように、目的血管までカテーテルを挿入して、造影剤を用いて撮影します。血管の走行、狭窄部位、動脈瘤、腫瘍などを診断するのに役立ちます。また、狭窄部位や動脈瘤に対して、開頭術をせずに血管内治療を行うこともあります。
画像は、動脈瘤にコイルを詰める血管内治療の症例です。

 

動脈瘤治療前

左内頸動脈正面像 側面像

 

動脈瘤治療後

左内頸動脈正面像 側面像

 

 

装置


島津 DIGITEX α (DSA バイプレーン)

 

 

 

 

 

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