ボランティア募集
東京病院では、患者さんのお世話等を職員と協力し、お手伝いをしていただけるボランティアの方々を募集しています。
※新型コロナ予防の観点から、現在ボランティアの募集を中止しております
【連絡先】
〒204-8585
東京都清瀬市竹丘3-1-1
国立病院機構 東京病院 管理課 庶務係長
TEL 042-491-2111
FAX 042-494-2168
病院ボランティア
病院を訪れる患者さんは、病気や治療に対する不安や心細さはもちろんですが、今後の生活に対する戸惑いが多いのではないでしょうか。
患者さん・ご家族の方々が、ひとときでも安らぎが得られ、快適に毎日を過ごされることを願っています。
ボランティアの方々がチームの一員として直接的、間接的に患者さんと関わることを目指しています。
活動は、主に患者さんの身の回りのお世話、園芸や清掃などのお手伝いとなります。
当院でボランティア活動をしてみたいと思う方(団体・個人を問いません)は、連絡をお待ちしております。
ボランティアの種類と活動内容 | 活 動 時 間 |
---|---|
1.身の回りのお世話 ・入院患者さんの話し相手 ・買い物のお手伝い |
月~金(祝祭日を除く) 8:30 ~ 16:00 |
2.園芸や清掃 ・建物外の清掃、草むしり ・緩和ケア病棟の庭手入れ |
月~金(祝祭日を除く) 8:30 ~ 16:00 |
3.レクリエーション ・絵本読み聞かせ、朗読 ・音楽演奏 ・手芸 ・詩吟 など |
月~金(祝祭日を除く) 随時 |
※活動の曜日(土日祝祭日を除く)及び時間にご希望がございましたら、可能な限り応じます。
ボランティアインタビュー
現役のボランティアさんにお話を伺いました。
- 絵本の読み聞かせ活動を行われている高幡絵本プロジェクトの岩隈さんにお話を伺いました。
Q1.ボランティア活動を始めたきっかけは?
昨年、絵本の読み聞かせ講座を終了して、緩和ケア病棟でのボランティアがあるとたまたま声をかけて頂いたので始めました。
Q2.実際にどのような関わりをしているのか教えて下さい。
療養環境が家庭的で、特に身構える事なくお友達の家にお見舞いに来ている感覚で伺ってます。
Q3.人と接するときに心がけている事はなんですか。
正直に接し、私自身も楽しく活動できるように心がけています。
Q4.活動を続けていくためのモチベーションは?
無理をせず、自分のペースで活動していく事だと思います。
Q5.今後の抱負は?
私たちで出来る事を、行える範囲内で活動していければと思います。
- 同じく高幡絵本プロジェクトの坂本さんにお話を伺いました。
Q1.ボランティア活動を始めたきっかけは?
孫が生まれる事をきっかけに、絵本の読み聞かせ講座に参加いたしました。その講座で、ボランティア活動があるのを知り、微力ながら参加してみようと思いました。
Q2.実際にどのような関わりをしているのか教えて下さい。
患者さんの体調はその日によって違いますので気が向いた方にお話をお聞き頂き、楽しんで頂ければと思います。
Q3.人と接するときに心がけている事はなんですか?
人それぞれ価値観が違いますから、人に押しつける事なく相手の気持ちを尊重したいと思っています。
Q4.活動を通して良かった事は何ですか?
家事などで家にこもりがちでしたが、社会との接点ができた事がうれしいです。
Q5.ボランティア活動とは?
自分を向上させる事ができる場だと思います。
- 平成16年から緩和ケア病棟で傾聴ボランティア活動をしている寺井さんです。
Q1.活動のきっかけは?
1997年に、私ども夫婦と同じ高校の同級生で親しい現役看護師が、ある日突然余命6ヶ月の肺ガンと宣告されましたので、夫婦でできるかぎり入院先の緩和ケア病棟に通いました。 妻は平日に、私は日曜に。6ヵ月後の見送りの直後、病院長さんから「そのまま既にボランティアですから、これからも通ってください。」と言われ、結局そのまま夫婦で応じたのが活動のきっかけです。
Q2.いろいろなボランティア活動がある中で、なぜこの緩和ケア病棟でどんな気持ちでボランティア活動をされているか教えて下さい。
その方がホットされる「自分らしさ」(QOL)を感じて下さるひと時になりますように、この願いをもって活動しています。 「なぜ私が?」「なぜ?」と問うても答えが無くただ受け入れるしかない心の痛みを、和顔愛語の心がけで黙って聴かせて頂き、共に感じ、わずかでも「共にそばに居させて」頂ければ、という気持ちです。
Q3.実際にどのような関わりをしているか教えて下さい。
傾聴ボランティアは、doing(する行動)ではなくbeing(寄り添う・共に居る)の分野だと言われるようにボランティアは何もできず無力なままですが、患者さんに徐々に信頼して頂き、ご自分の深い心の内を聴かせて頂くには、それ相応のゆっくりした時間も必要です。言葉の対話だけでなく、優しい心をこめた一挙手一投足も大事な関わりになってくるのではないかと思います。
- 2病棟で活動されている専門学校生の仙波さんにお話を伺いました。
Q1.ボランティア活動を始めたきっかけを教えて下さい。
以前から病院ボランティアに興味はあり、してみたいと思っていましたが、なかなか機会をつくれませんでした。進級して、学校の授業でボランティア活動ができたので思い切って応募しました。
Q2.患者さんと接するときに一番心がけている事はなんですか?
コミュニケーションをとる事が難しい方もいらっしゃいますので、大きな声ではっきりと発声することと目を見て話をするように心がけています。
Q3.ボランティア活動での楽しみは何ですか?
ご年配の方と接するのが楽しく、これからの社会生活にも非常に役立つと思っています。何よりも私と話をしていて「楽しい。また、来て下さい」という言葉をかけてもらえる時がうれしく思います。
インタビューにご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
これからも東京病院でのご活躍、よろしくお願いいたします。