病院紹介

院長挨拶

東京病院 院長 大田 健

 新年おめでとうございます。今年は戊戌(つちのえ・いぬ)年です。犬については昔から人間社会にとけ込んでとても親しみを感じる動物です。忠犬ハチ公のエピソードで想起されるように物事に忠実で誠実に対処することを特徴として感じます。まさに我々医療従事者にとって基本となる心構えのひとつだと考えられます。また、十二支の戌に関しては、これまでの努力が報われて結実する年ともいわれており、これまでの当院の取り組みに良い結果がでることを期待したいと思います。さらに戌という漢字はもともと滅ぶという意味で、昨年の酉年で収穫された後に新たな種子が出来るという解釈がなされており、そこから芽が出て新しい生命へと繋がるという、バトンタッチの意味も持っています。図らずも平成30年は、私の6年間の院長職が3月末で終了する年であり、新たな院長へと引き継ぐ年になります。私の在任中に頂いた皆様方からのご支援とご協力に心から感謝し、3月までの3か月を全力で駆け抜ける所存です。
 東京病院に赴任した一年目に感動した四季折々の自然の移ろいとして、桜の花から始まって、カルガモのヒナの成長、エゴノキの白い花、生い茂る夏草と真っ赤な百日紅の花、秋の紅葉、ひっそりと咲く寒椿、古木に咲く見たこともないスケールの梅、きれいなピンク色に咲く桃、真っ白いこぶしの花が裏切ることなく毎年繰り返され安心と元気をもらいました。そしてこれまでの6年間、恵まれた自然と設備の整った立派な建物、すばらしいスタッフの揃った当院は、もっと社会に認知され広く利用されなくては”もったいない”と強く感じながら、各方面にわたる皆様の協力を得ていろいろな方策を考え実行して参りました。最後の大きな人事としては、新年を迎えて特命副院長として国立病院機構相模原病院臨床研究センター リウマチ性疾患研究部長の當間重人先生を迎えました。当院の新たな診療科としてリウマチ科を開設することにより、地域医療の充実にさらに貢献できるものと期待しております。
 「自分や自分の家族がかかりたい病院」を念頭に、患者さんにとって快適で充実した医療を受けられる病院、職員全員にとって忙しくても気持ちよく楽しく仕事のできる環境を作り上げ、さらに東京病院が発展するように新病院長へと引き継いで参る所存です。本年も当院をどうぞよろしくお願い申し上げます。

平成30年1月吉日

国立病院機構東京病院院長 大田 健
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