病院紹介

院長挨拶

東京病院 院長 大田 健

 今年も結局天候のことに触れずにはいられない10月になりました。秋たけなわ、日本晴れのよい天気とはほど遠く、 季節外れの台風21号の上陸、秋雨前線の停滞による長雨、急激な12月初旬に相当する気温の低下、そして台風22号が 日本への上陸を窺っております。社会では、これまで通りの社会情勢が維持される結果で衆議院選挙が終了しましたが、 プロ野球のセリーグでは3位のチームが2位と優勝チームを破り日本シリーズに進出するという下克上の極みともいう 結果になりました。気温の低下は気道感染の悪化あるいは誘発因子であることを示すかのように、通勤の電車では かなりの人が咳をし、マスクをしている人も目立つようになりました。今年は、秋を味わう暇もなくあっという間に 10月が終わり、冬を感じることになりました。医療の世界では、来春の診療報酬の医療と介護の同時改訂に大きな関心が 寄せられています。また、つなぎ目のない医療を実践するという観点から地域包括ケア対策も重視され、病診連携および 病病連携、さらにはより質の高い医療の提供に不可欠な多職種連携までを視野に入れた地域ぐるみの医療体制の構築が 求められ進められています。当院では急性期病院(日本医療機能評価機構で一般病院2として認定)としての 位置づけになっておりますが、結核病棟、回復期リハビリテーション病棟(回復期リハ1として運用)、 神経難病を扱う神経内科病棟、緩和ケア病棟(日本医療機能評価機構で副機能として認定)もあります。 従いまして、地域包括ケア対策での役割と共にセーフティネット医療も含めて、当院の機能を最大限発揮することにより 北多摩北部医療圏はもとより我が国の医療の充実に貢献しようという姿勢で、頑張っているところです。
 東京病院は、東京病院地域医療連携推進委員会の諸先生方、そして連携医の先生方、および各医療機関で 医療に関わっておられる皆様のご支援とご協力により、迅速とは言えませんが少しずつ着実に前に進んでいると 認識しております。当院の持つ素晴らしい自然と建物、そして、優れた人材で構成されている恵まれた環境を 十分に活用して、「自分や自分の家族がかかりたい病院」を念頭に引き続き運営する所存です。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成29年11月吉日

国立病院機構東京病院院長 大田 健
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