病院紹介

院長挨拶

東京病院 院長 大田 健

 7月号で「久しぶりに大きな自然災害のない状況が続いています。」と書いた途端、九州地方北部を豪雨が襲い、長寿台風と呼ばれる台風5号が非常に強い勢力で、九州南部の種子島から四国の室戸岬付近を通過して和歌山県に上陸し、近畿地方と北陸地方を縦断しました。犠牲になられた方々の冥福を祈り、被害に遭われた方々を心からお見舞い申し上げます。また、関東では豪雨と雷に加えて史上第7位に該当する21日間の降水連続日数を記録しました。やはり穏やかな夏という訳には行きませんでした。ただし、残暑は厳しいものの、気温と言う点ではここ最近の夏の中では低めであったように思います。幸い9月を前に朝夕は凌ぎやすさを増し、秋の訪れを感じるようになりました。今年も百日紅の赤い花がしっかりと咲き、カルガモの家族もいつもより遅れた感じですが、きちんと現れ、患者さんと職員が一緒になって自然を楽しみながら厳しい夏を乗り切ることができました。
 東京病院では、昨年から小林統括診療部長が推進役となって、「病院サービス推進週間」を9月に2週間設けて、職員が一体となって患者さんへのきちんとした対応を心がける、いわゆる患者サービスを向上させる活動を開始しております。このような活動を通じて、不快な思いをすることなく安心して信頼できる医療が受けられる病院として、運用を継続することを目指しています。
 いよいよ来年度から新しい専門医制度が開始されます。当院は、内科専門医制度の基幹病院および連携病院として登録し、基礎力の高い内科医の養成に、全力で貢献する方針です。地域医療における当院の役割を念頭に、若い医師を加えて、より活発に地域医療支援病院に相応しい医療を展開したいと思います。
 当院の持つ素晴らしい自然と建物、そして、優れた人材で構成されている恵まれた環境を十分に活用して、北多摩北部医療圏はもとより我が国の医療の充実に貢献できることを願って、各職種の協力体制のもと全員で頑張る所存です。「自分や自分の家族がかかりたい病院」を念頭に、スタッフ全員がそれぞれの職責をしっかりと果たせる職場として、引き続き運営したいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成29年9月吉日

国立病院機構東京病院院長 大田 健
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