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 国立病院機構徳島病院の公式ホームページを訪れていただきありがとうございます。
 平成27年4月1日より足立克仁先生の後任として徳島病院長を拝命しました田中信一郎でございます。これまでは国立病院機構岡山医療センター腎移植外科に勤務しておりました。よろしくお願い致します。
 私自身の医師としての経験を振り返りますと、腎機能の終末期である慢性腎不全という疾患で腎機能を人工透析という機械によって代行して生活している患者さんとのお付き合いが中心でした。このような患者さんが、ご家族と同じパターンの生活を送り、できるだけ社会に近い環境で過ごしていただけることを願い、腎移植医療という領域で務めて参りました。これまでには、30年を超えるお付き合いをさせていただいた患者さんも数多くおられます。その方々が私の医師として仕事を続ける支えになって下さったと感じています。今回、神経・筋疾患を専門とする徳島病院に赴任して参りました。移植医療とは全く相違する専門領域ですが、患者さんの”心”とおつきあいするという点ではこれまでの経験が少しは役に立つのではと考えています。これまでの徳島病院の伝統と実績を踏まえた上で、患者さんやそのご家族に寄り添った医療が提供できるよう、職員とともに院長としての役務を担って参りたいと存じます。
 さて、徳島病院の提供する医療の特性は、神経・筋疾患に係る治療と研究と位置づけられます。当院に受診される患者さんは、徳島県に留まらず四国及び中国地域に及んでおりますが、皆様のニーズにお応えできる体制を整備することが責務と心得ます。私たちは、このような患者さんに医療を提供する姿勢として、 「私たちは、病気を持つ人々の立場に立った安全かつ良質な医療を提供する。」という基本理念を掲げています。患者さんとそのご家族の皆さんと共に、各々の患者さんにとって何が良質で何が安全かを考えながら業務に携わっております。
 難病法の改正に伴い、指定される難治性疾患が大幅に拡大されることになりました。難病と取り組んで参りました私ども徳島病院においても、改正法を熟慮して担うべき役割が何かを今後も見つめて参る所存です。
                                
                                   平成27年4月
                                      院長 田中 信一郎