診療事業

災害医療

被災地の医療に貢献すること、それも国立病院機構の大きな使命です。

災害などが発生した場合には、国立病院機構では、いち早く医療班を派遣するなどの対応を行っています。
また、災害医療センター(東京都立川市)においては日本全体の災害医療の拠点として「災害医療従事者研修」や厚生労働省委託事業「日本DMAT隊員養成研修」を実施するなど、全国各地の医療機関に対する研修をはじめとした教育、訓練などにも積極的に取り組んでいます。

平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、全国の国立病院機構から約1,500人の職員をDMAT、医療班、心のケアチーム等として被災地へ派遣し、医療支援活動を行いました。

当機構の災害時における活動(概要図)

※東海北陸グループには、二つ(金沢医療センター、名古屋医療センター)の災害拠点病院があります。

東日本大震災での活動概要

DMATの派遣

国立病院機構災害医療センターが日本DMAT事務局として全国の災害派遣医療チームを指揮し急性期医療をリード

国立病院機構災害医療センターにおいては、日本DMAT事務局として、全国から被災地に参集した約340の災害派遣医療チーム(DMAT)の活動全体を指揮し、数百人規模の被災医療機関の入院患者の搬送や、重傷者等のトリアージ、広域患者搬送等を実施しました。
国立病院機構からも地震発生直後より、全国のDMATの1割にあたる34のDMATを被災地に派遣し、主に被災当日から3日目までに、被災地から全国各地への航空搬送の救護基地とされた霞目自衛隊駐屯地、岩手花巻空港等での活動や、仙台医療センター、福島県立医大などの被災地の中核病院に続々と搬送される重傷者等のトリアージ活動等を実施しました。

名古屋医療センターDMATによる患者搬送

医療班の派遣、及び放射線スクリーニング班・心のケアチームを派遣

切れ目のない109班の医療班派遣により避難所54か所で約1.1万人を診療

DMATによる災害急性期の対応が終了した後も引き続き切れ目のない被災地への医療支援を行うため、被災地に向かう移動ルート、燃料の確保が困難な状況の中、医療班を3月14日より全国から岩手県、宮城県、福島県へ109チームを順次派遣し、避難所において巡回診療等を実施しました。

岩手県での医療班活動

東海北陸グループ各病院は岩手県を中心に医療班活動を実施しました。
被災4日目の3月14日に病院を出発した第1陣3班(名古屋医療センター、金沢医療センター、東名古屋病院)が翌15日より活動開始しました。現地対策本部による調整のもと、釜石市の松原、大平、唐丹地区、下閉郡山田町に支援に入ることになりました。以降、主に関東信越、東海北陸グループ管内の病院から医療班を継続的に派遣、救護活動に従事しました。派遣が終了した4月22日までの間に16病院から40班を派遣し、地域の診療所機能が復興し、円滑に引き継がれるまで、支援活動を行いました。

■岩手県山田町での医療班活動

活動状況

他医療機関も含めた医療班全体ミーティング

医王病院

三重中央医療センター

東名古屋病院

東尾張病院

金沢医療センター

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