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病院沿革

院長挨拶

院長 林 茂樹
     「年頭のご挨拶」

             院長 林 茂樹


 2010年の年頭にあたりまして災害医療センターから熱いメッセージをお届けいたします。
 まず、災害医療センタ-ならびに附属昭和の森看護学校創立15周年の節目にあたります本年7月1日に記念の式典を計画しております。詳細は今後HP上にてご案内させていただきます。
 さて、日本一の評価がある救命救急センターを擁する災害医療センターは、立川はもちろん昭島・東大和・国立など北多摩西部医療圏の皆様にとりまして、文字どおり「最後の砦」としての役割を果たしています。いわゆる“東京ルール”として、昨年秋から救命救急患者を地域の病院が共同して受け入れる体制が始まりましたが、災害医療センターは東京都における救急搬送患者の受け入れ率ナンバーワン(2008年)の評価どおり、この新しい救命救急患者対応システムにおいても主導的役割を果たしています。夜間・休日の医療体制は、救命救急センターに加えて、毎日、脳神経系・循環器系・内科・外科系の4系統の当直医によりカバ-されています。小児科・整形外科・耳鼻咽喉科・眼科・皮膚科は週1~2回の当番制ですが、緊急治療が必要となる病気はお産関連を除いてほとんどすべてに対応できる体制と自負しています。
 昨年9月の総選挙で政権交代がありました。これにより今後の医療体制にはいささか不透明なところがありますが、災害医療センターはどのような変化にも対応できるよう底力をつけてまいります。各診療部門はベテランの専門医がリードし、中堅・若手医師と看護・コメディカルスタッフが一体となってチーム医療を実践しています。診療科の特徴および診療実績等はHPの診療科案内に掲載されています。今年はさらに内科系外来スペ-スを拡張して、初診対応の総合診療科の充実と膠原病専門外来の新設を目指しています。
 地域の各種医療機関との間で、患者の皆さまの受け入れや受け渡しがスム-ズに行われるには地域医療連携室の機能充実・強化が必須と考えまして、昨年4月看護師長を専任係長として発令するとともに室員を増強いたしました。以来地域医療連携室は、医師とともに地域の医療機関を計画的に訪問して今後の医療連携のあり方について意見交換を行い、看護部と共同によるいわゆる出張(出前)講座で市民の健康増進活動をお助けし、連携ニュース「かけはし」を第4号まで刊行するなど極めてアクティブに活動しています。今後は、夕刻帯における受付業務時間延長など、一層地域の皆様に愛される地域医療連携室となれますよう活動強化してまいります。脳卒中・大腿骨頚部骨折の2疾患につきましてはすでに地域連携パスが順調に運用されていますが、今年はさらに心筋梗塞、糖尿病や肝臓病など身近な病気についても地域の先生方との共同作業を通じて連携パスを導入できればと考えております。
 最後になりましたが、災害医療センタ-は日本最大の昭和記念公園に隣接していることもありまして、緑に囲まれた病院を目指してまいりました。キャンパス内にはおよそ80種の樹木がありますが、主なものには樹木名を記した名札が掛けられています。“冬来たりなば春遠からじ”という諺どおり新芽の季節はもう間近です。当院ご来院の際は、キャンパス内をご散策いただけましたら幸いです。