

重症心身障害児(者)とは
- 概念
- 「重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複する児童、および満18歳以上の者」と規定されています。
障害に至る原因およびその時期は?
- 胎生期(受精から周生期直前まで):年齢別人口1,000人あたり0.6前後
- →遺伝子や染色体の異常による脳障害、脳形成異常による脳障害
- 周生期から新生児期(生後4週まで):年齢別人口1,000人あたり0.4前後
- →早産未熟児出生、新生児仮死
- 生後5週から18歳まで:年齢別人口1,000人あたり0.3前後
- →中枢神経系の感染症(脳炎、髄膜炎)、不慮の事故、医療関連由来の脳障害
主病態とよく見られる合併症
- 主病態
- 重度の肢体不自由(脳性麻痺)、重度の知的障害
- よく見られる合併症
- てんかん、姿勢の障害、筋緊張異常、骨関節の変形拘縮、呼吸障害、摂食嚥下障害、消化管に関する障害、排泄に関する障害、コミュニケーション障害、etc
しらうめ病棟とは
- 歴史
- 児童福祉法に基づく重症心身障害児施設として、昭和44年から順次3病棟が開設されました。
各病棟の紹介
| しらうめ1病棟 |
主に、運動機能を生かす病棟です。自力移動(車椅子、歩行、座位移動等)が可能な方が生活しておられます。
お食事も口から摂取できる方がほとんどです。 |
| しらうめ2病棟 |
主に、知的・感覚的機能を生かす病棟です。意思疎通やコミュニケーションが可能な方と、濃厚な医療的ケアが必要な超重症児と呼ばれる方々が共に生活しています。 |
| しらうめ3病棟 |
医療的ケアを中心とする病棟です。気管切開や人工呼吸管理等の、濃厚な医療的ケアを要する方々が生活しています。
経鼻胃管や胃ろう、空腸留置チューブを介してお食事をされる方がほとんどです。 |

「療育指導室」はこんな仕事をしています
弱い命を大切に育み、生きる支えになろうとする行為の中で、共感が生まれ、共に心の発達が促されます。入院中の人達は、私達に、そして多くの人達に、どれだけの貢献を為されているか計りしれないことです。
- 個々の障害に応じて、日常生活動作の支援、発達支援、感覚・運動的支援やコミュニケーション、行動障害に関する療育的対応
- 季節に応じた行事の展開
- 家族の方との相談業務
- 車椅子や補助具に関する福祉サービス
- ボランティアおよび地域との交流作り
- 医療施設、福祉、教育など諸機関との連絡窓口

しらうめ病棟に入院するには?
契約入所です!
ご本人と病院が契約を交わして入所していただくスタイルです。ただし、ご本人は重度の障害をお持ちで契約を行うことは困難ですので、20歳未満の方は保護者の方と、20歳を超える方は成年後見人を立てていただいて契約を交わしています。
入所までの流れ
入所希望の窓口は、私たち療育指導室が行っています。登録のご希望があれば、いつでもご連絡ください。(注:ベッドの空き状況については指導室にご確認ください)
入所希望
事前診察(かかりつけの医師に紹介状を書いてもらってください)
- 医師による診察:医療的状況や配慮すべき事項をお聞きします。
- 入所予定病棟の見学:実際に病棟を見ていただいてご検討ください。
- 日常生活の様子に関する情報収集:看護師や児童指導員が詳細をお聞きします。
入所待機者名簿へ登録
空床ができ、順番がくればご連絡をいたします
契約を結んで、入所スタートです!

しらうめ病棟への短期入所
- 短期入所とは
- 在宅で生活しておられる重症児(者)、およびその介護者の支援を目的として、平成15年から本格的に事業を開始しました。
- しらうめ病棟の空床を利用しており、現在のところ、しらうめ1病棟(主に自力移動能力を有し、食事もお口から召し上がる方を対象)に1床、しらうめ3病棟(主に濃厚な医療的ケアを要する方を対象)に2床の合計3床を、短期入所用ベッドとして用意しています。具体的には、介護者のレスパイトや冠婚葬祭、兄弟姉妹の学校行事等がある際にご利用される方が多いです。
短期入所利用までの流れ
ご利用の窓口は、私たち療育指導室が行っています。登録のご希望があればいつでもご連絡ください。
登録希望
事前診察(かかりつけの医師に紹介状を書いてもらってください)
- 医師による診察:医療的状況や配慮すべき事項をお聞きします。
- 利用予定病棟の見学:実際に病棟を見ていただいてご検討ください。
- 日常生活の様子に関する情報収集:看護師や児童指導員が詳細をお聞きします。
利用希望があれば
病棟の雰囲気に慣れていただくためにも、体験入所をしていただいております。
特に問題がなければ、ご利用スタートです!
(注:希望日が重なることにより、ご希望に添えない場合がございます)
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