病院長挨拶 >> HOME
 
 
  平成19年4月に長い歴史と伝統を持つ当院の病院長に就任致しましてから2年半が経ちました。この間、医療とくに公的医療機関を取り巻く社会の状況は大変厳しく、その運営に苦慮しております。しかし、平成19年に小児科および外科病棟と手術棟、給食棟の新築建て替え工事が完了しました。さらに今年からは重症心身障害児(者)病棟の新築建て替え工事も始まる予定であり、今後もご利用される皆様のアメ二ティーの改善と病院機能の向上をはかり、質の高い医療の提供を目指します。そして当院の基本的な2つの医療機能は断固として守り抜く覚悟です。すなわち
1)重症心身障害児(者)並びに筋ジストロフィー医療は、障害者自立支援法が本格的に施行される今後も通園事業や短期入院を含めて推進して参ります。
2)また、一般医療としての地域医療についても、地元の皆様のための地元の病院として以前からその充実に力を注いで参りましたが、以下にお示し致しますごとく、今後もこの考えに変更はございません。
@ 小児科は、小児科一般、乳幼児検診、予防接種など地域の子供たちの健康管理を行います。また、当院小児科がもっとも得意とする分野の一つである小児アレルギー疾患、特にぜんそく、食物アレルギーに関しては、県内における中心的役割を務めて参ります。さらに、小児救急については、できうる限り小児科医の常時勤務態勢を維持することに努め、医療関係者や自治体関係者の努力と地域住民の温かいご協力で、やっと成り立っている印旛医療圏小児救急の二次輪番病院としての役割を引き続き果たして参ります。
A 内科は、リウマチ・膠原病、糖尿病などのメタボリック症候群、消化器疾患一般、神経内科一般の専門性を保ちつつ、消化器癌、呼吸器癌や睡眠時無呼吸症候群の診断など時々のニーズにあった検査も行います。特に新設された消化器内科と以前より設置されているリウマチ科にはそれぞれ複数の専門医がおり、B,C型肝炎の診断治療や、リウマチ様関節炎の診断治療を積極的に行います。
B 外科は従来どおり、一般外科診療を行いますが、乳癌、胃癌、大腸癌については、専門常勤医師が最新の医療機器を駆使して検診段階からの診断治療を行います。
C 整形外科は、一般整形外科診療はもちろんのこと、脊椎疾患とリウマチ疾患については腰痛や関節に関する手術など、専門的な外科治療を積極的に行います。
D 小児科のみならず、成人においても従来通り、午後9時までは急病患者さまの時間外診療体制を維持すべく努力致します。
  皆様もよくご存知のごとく、病院勤務医師、看護師の不足による過重な勤務状況や公的病院の経営不振などにより「地域医療崩壊」が叫ばれているにもかかわらず、その状態は未だ改善されていません。当院でもその危機が迫りつつありますが、全職員の協力により、時間外診療をはじめとする病院機能をなんとか維持しております。従って、時と場合によってはすべての医療上のニーズにお応えできないこともございますが、今後とも四街道市並びに周辺地域にお住まいの皆様にとって、ご利用いただきやすい病院になるよう努力して参りますので、温かいご支援とご協力をお願い申し上げます。
平成21年9月
 
 
HOMEへ戻る