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麻酔科


麻酔とは

 手術をするときには、痛みを取り除くなどのために麻酔が必要になります。

麻酔法には大きく分けて全身麻酔と区域麻酔の2つに分かれます。手術の内容や患者さまの状態により、これらを組み合わせることもあります。

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手術麻酔の実際

・術前診察

手術の前に麻酔科医が麻酔の説明と診察に伺います。入院前に外来で行う場合と入院後に病室に伺って行う場合があります。
麻酔についてご心配なことがある場合には、遠慮なくお尋ね下さい。

・術前禁飲食

胃の中に食べ物や水分が残っていると、手術中に逆流して気管内に入ってしまい、肺炎を引き起こしてしまうことがあります。このため手術前の一定期間は食べたり飲んだりできなくなります。

・手術室へ

手術室へは看護師がお連れいたします。ただし、小さなお子さまなどの場合、手術室の中まで保護者の方に付き添っていただく場合もあります。
手術室に入ったら、横になっていただき、血圧計や心電計などのモニターをつけます。病棟で点滴が入っていなかった方はここで点滴をとります。ただし、お子さまの場合、ガスの麻酔薬を酸素に混ぜてマスクから吸入して眠ってから点滴をとることもあります。

・全身麻酔

麻酔中には意識が消失します。そのため、その間の呼吸の補助をするために空気の通り道(気管)に口や鼻から管を入れます(気管挿管)。基本的には点滴からのお薬などで完全に眠ってしまってからこの操作をしますので、痛みや苦しさを感じることはありません。その際にまれですが歯が欠けてしまったり、折れてしまう場合があります。細心の注意を払ってこの操作をいたしますがまれに起こる可能性があることをご理解下さい。
手術後に麻酔から覚めてご自身の呼吸もしっかりしたところで管を抜きます。手術の際に管が入っていた影響でのどの痛みや声のかすれが出る場合がありますが、通常は数日でよくなります。

・区域麻酔

・脊髄くも膜下麻酔
 背骨の中のくも膜下腔というところに局所麻酔薬などを注入します。
 横向きに寝て、背中の針を刺すあたりを突き出すように体を丸くした姿勢で行います。
 はじめに皮膚のところに局所麻酔をしてから行います。
 麻酔が効いている間は足を動かしにくくなることがあります。

・硬膜外麻酔
 背骨の中の硬膜外腔というところに局所麻酔薬などを注入します。カテーテルを入れて手術の後の
 痛み止めとして使うこともあります。
 脊髄くも膜下麻酔の時の姿勢と同じように行います。
 麻酔が効いている間は足を動かしにくくなることがあります。

・末梢神経ブロック
 末梢神経の近くに局所麻酔薬を注射してその神経に麻酔をする方法です。
 上記の脊髄くも膜下麻酔や硬膜外麻酔よりもより狭い範囲に麻酔をします。
 カテーテルを入れて手術の後の痛み止めとして使うこともあります。

これらの区域麻酔をいくつか組み合わせたり、全身麻酔と組み合わせる場合もあります。
区域麻酔のみでは眠くはなりませんが、点滴から眠くなるお薬を入れて手術中は眠ることもできます。手術の内容や患者さまの状態によっては目が覚めた状態で手術をすることもあります。


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スタッフ紹介

麻酔科部長
麻酔科医長
伊 藤 壮 平 日本麻酔科学会 麻酔科専門医・指導医
麻酔科医長 仁 木 有理子 日本麻酔科学会 麻酔科専門医・指導医
麻酔科医師 神 田 可奈子  
麻酔科医師 不 聞 一 貴  
麻酔科医師 本 田 崇 紘  

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