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外科・消化器外科・乳腺外科


受診される方

外来診療日は月曜日~金曜日で、初診の方は8時30分~11時00分が受付時間となっています

当科では、近隣の診療所や病院と横のつながりである病診連携を大事にしており、 他院よりの紹介状を持参された患者さまに対して、可能な限り優先的に診察するように心がけています (緊急性の高い患者さまは先に診察させていただく場合があります)。

月曜日・金曜日は手術日のため交代制で外来担当となりますが、 他の曜日は各医師により担当日がきまっています。再診の場合は各担当医が再診の予約をお取りします。

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対象となる疾患

1.消化器疾患
消化管においては高度診療を行えるよう、部位別に専門領域のチームを組み診療を行っています。

食道、胃(上部消化管チーム)
食道がんの外科治療は、画像診断を行い、病気の進みぐあい(ステージ)を評価し、そのステージに合わせた治療を行っています。早期食道がんであれば体の侵襲が少ない胸腔鏡下食道切除術を行っています。
また、進行食道がんの場合は、がんの縮小やがん細胞微小転移を減少させる目的で、抗がん剤治療を行ってから手術を行っています。胃がんの外科治療に関しても、食道がんと同様に病気のステージを決め、早期がんであれば原則的に腹腔鏡下手術や縮小手術を行っています。

進行がん胃がんで、再発を起こしやすい状態であれば、術前あるいは術後の抗がん剤を行うことで治療成績の向上に努めています。治療方針に難渋するような症例には、“キャンサーボード”(患者の状態に応じた適切な治療を提供することを目的として医療機関内で開催される検討会)にて、他科医師(消化器内科、消化器外科、放射線科、病理診断科)と個々の症例を検討し、治療方針を決定しています。他職種チームにて患者さまの病状改善に勤めています。

その他、胃の良性腫瘍(胃粘膜下腫瘍等)に対しても、積極的に腹腔鏡手術を取り入れています。嚥下機能障害や通過障害等をもった患者様には、内視鏡的胃瘻造設も行っています。
多職種チームにて患者さまの病状改善に勤めています。

大腸、直腸、肛門(下部消化管チーム)
結腸、直腸、肛門の良性・悪性疾患を全般的に診療しています。下部消化管領域(結腸・ 直腸)において特に、腹腔鏡手術とがんの集学的治療に取り組んでいます。
腹腔鏡手術では創が小さくできるため、手術後の痛みが軽く、回復が早くなり、無理なく日常生活に戻ることができます。しかしながら開腹手術と比較すると、難易度が高く習熟した技術が必要です。当院では1992年から大腸外科に対し腹腔鏡下手術を導入しており、今ではそのほとんどが鏡視下手術となっています。

また大腸がんにおいてだけでも現在まで約600例近い手術経験があります。このように実績があり腹腔鏡下手術に習熟した医師が治療を担当します。

2011年4月よりさらに患者様の負担を軽減するためにERAS(イーラス)プロトコールという術後早期回復プログラムを導入しています。患者様の術後の早期回復につながると医学的に有効性が証明された手法を、総合的に取り入れた計画的で包括的手法です。当院では大腸手術をする患者様に対し、手術前から病状や手術の内容、術後の経過などについての説明やカウンセリングを行います。手術前の下剤の使用は行いません。点滴は行わずに手術室に向かいます。体調がよければ手術翌日から水分を経口摂取していただき術後2日目には食事(流動食)を開始します。食事が十分量接種できれば術後4日目には点滴が外れ退院可能な状態になります。

また、結腸がん・直腸がんに対しては、手術だけでなく、抗がん剤、放射線治療、緩和医療など患者さまの病期や体調に合った治療選択をする大腸がん治療ガイドラインに沿った集学的治療を行っています。
内科、外科、放射線科など多方面から科学的根拠に基づいて治療方針を決定しています。

肝臓、胆嚢、胆管、膵(肝胆膵チーム)
肝臓がん(肝細胞がん・肝内胆管がん)、胆道がん(胆のうがん・胆管がん)、膵がんなどをはじめとした悪性腫瘍や低悪性度の腫瘍、また胆のう結石や胆のうポリープなどの良性疾患に至るまで幅広く肝胆膵疾患に対する治療を行っています。
進行した悪性の病変に対しては科学的な根拠に基づいた術前・術後の補助化学療法も取り入れ生存率の向上を目指しています。内視鏡下手術も積極的に行ない胆石・胆のうポリープではより創の少ない単孔式手術やNeedle scopic surgeryも取り入れ、また肝疾患・膵疾患(肝臓がん・膵のう胞性疾患・膵内分泌腫瘍など)に対しては病変部位や悪性度にもよりますが腹腔鏡による切除も導入しています。

2.乳腺外科
乳腺の悪性疾患(乳癌)から良性疾患(良性腫瘍、乳腺炎、乳腺症など)まで乳腺に関する全ての疾患の診療を行っています。また地域と連携し、一次検診や二次検診(精密検査)にも対応しています。

乳癌は、女性がかかる癌の第一位で、年間5万人以上の人が乳癌の診断を受けています。
当院では、放射線治療専門医、病理専門医も常勤しているため、診断(画像診断、細胞診、組織診)から治療(手術、薬物療法、放射線治療)まで全てを行える環境を整えています。

平成24年度の手術数は、73例(悪性 66例 良性 7例) 悪性手術のうち39例(59%)は温存手術が可能でした。
乳癌の治療は日進月歩です。患者さまが最善の治療を安心して受けていただけるよう、医師、看護師、薬剤師を含めたチーム医療で取り組んでいます。
今年度4月より、地域密着型の乳腺専門外来として開始いたします。

3.ヘルニア、その他一般外科領域
「そけいヘルニア(鼠径ヘルニア)」は、本来ならお腹の中にあるはずの腹膜や腸の一部が、鼠径部(下腹部から足の付け根あたり)の筋膜の間から皮膚の下に脱出する病気で、「脱腸」と呼ばれます。

立った時やお腹に力を入れた時に鼠径部の皮膚の下が柔らかく腫れてしこりのように感じますが、普通は手で押すと引っ込みます。
夜は横になるため脱腸が体内に戻り、起床時は症状が軽く午後や夕方になると膨らみが大きくなったり、重たいような違和感が悪化する傾向があります。

鼠径ヘルニアを根本的に直すには手術しか方法がありません。ヘルニアが出てくる筋膜の隙間(トンネルのような穴)にメッシュと呼ばれる医療用の網で蓋をしてくる手術です。
当院の成人鼠径ヘルニアの手術数は2010年168例、2011年135例で、この手術の85%を腹腔鏡と呼ばれるカメラを用いて行っています。
腹腔鏡を使うことで傷を小さく、患者さまの体の負担を軽減させることができます。当院では3か所の小さな傷で手術を行い、入院は4泊5日が標準的です。

4.血管外科
大血管を含む緊急手術は行っていません。主に下肢静脈瘤手術で、第1、第3金曜日に血管の専門外来があり、外来手術(日帰り手術)での治療も行っております。

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特色

日本外科学会、日本大腸肛門病学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会認定施設となっており、日本がん治療認定医機構 認定研修施設でもあり、専門性の高い疾患についても高度な治療が可能です。

また、年間約700件の手術を行っており、このうちその多くを腹腔鏡手術や胸腔鏡手術が占めており、低侵襲な治療をそのほとんどで行っており、早期離床、早期改善、早期社会復帰を心がけております。

1.腹腔鏡下手術
胆石症、ヘルニア、虫垂炎、腸閉塞を含め、さらに大腸がん、直腸がん、胃がん、肝臓がん、膵がんなどがん治療においてもその多くをこの術式で行っています。手術前は、ストレスを最大限なくすよう心がけ、術前点滴は可能な限り行わず、下剤など服用しない方針で、手術室に歩いて御家族と向かえるよう精神的配慮を心がけております。

2.乳がん縮小手術
乳房温存などの縮小手術を行い、一期的再建(同時乳房形成)術も行っております。
皮膚縫合においては全例、皮下埋没縫合にて術後の抜糸はありません。

3.内視鏡治療
当院消化器内科と連携し、胃カメラ、大腸カメラによる粘膜切除術や、胆石に対する内視鏡下結石除去を安全に行っています。嚥下機能障害や通過障害等をもった患者様には、内視鏡的胃瘻造設も行っています。治療内視鏡の分野でも当科外科は、積極的に行っております。治療方針など、セカンドオピニオンを含め、お困りでしたら、是非外科スタッフに相談してみて下さい。

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スタッフ紹介

外科系診療部長
手術部長
消化器外科医長
外来治療センター長
乳腺外科医長
金 澤 秀 紀
(下部消化管)
日本外科学会 外科専門医
日本大腸肛門病学会 大腸肛門病専門医・指導医
日本消化器病学会 消化器病専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医・指導医
日本内視鏡外科学会 技術認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医・暫定教育医
身体障害者福祉法指定医
外科医長
消化器外科医長
石 井 健一郎
(肝胆膵・ヘルニア)
日本外科学会 外科専門医
外科医長
消化器外科医長
旗 手 和 彦 日本外科学会 外科専門医
日本大腸肛門病学会 大腸肛門病専門医
日本内視鏡外科学会 技術認定医
日本がん治療認定医機構 暫定教育医
外科医長
消化器外科医長
二 渡 信 江
(上部消化管)
日本外科学会 外科専門医・指導医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医 消化器がん外科治療認定医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本内視鏡外科学会 技術認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医・暫定教育医
インフェクションコントロールドクター(ICD)
外科医長
消化器外科医長
坂 本 友見子
(肝胆膵・ヘルニア)
日本外科学会 外科専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
消化器がん治療認定医
病院長
輸血部長
金 田 悟 郎
(肝胆膵・ヘルニア)
日本外科学会 外科専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
PEG・在宅医療研究会 専門胃瘻造設者
PEG・在宅医療研究会 認定胃瘻教育者
PEG・在宅医療研究会 専門胃瘻管理者
身体障害者福祉法指定医
乳腺外科医師 飯 塚 美 香
(乳腺)
日本外科学会 外科専門医
日本乳腺学会 乳腺専門医
外科医師 横 井 圭 悟 日本外科学会 外科専門医
外科医師 大 越 悠 史
(外科全般)
 
外科医師 櫻 谷 美貴子 日本外科学会 外科専門医
外科医師 桑 野 紘 治  
外科医師(非常勤) 原     英
(乳腺)
 
外科医師(非常勤) 齊 藤 公一郎
(末梢血管)
 
外科医師(非常勤) 山 梨 高 広
(消化器外科全般)
 
外科医師(非常勤) 菊 池 真理子
(消化器外科全般)
 
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