沿革

臨床研究センター 沿革

昭和48年、我が国の難病対策の一環として、既存のアレルギーセンター(昭和29年指定ー昭和32年設立)を母体にして、病態・発症において共に免疫学的機序と深く関わる慢性関節リウマチと関連疾患を加えて、リウマチ・アレルギー疾患の基幹施設に指定され、昭和51年より国立病院における初めての臨床研究部として発足しました。当臨床研究部の特色としては、機能付与されたリウマチ・アレルギー疾患という複数診療科の関わる疾患の特殊性を生かすべく、臨床研究部を軸に複数科が常に協力して日常診療、臨床研究に当たってきたことです。アレルギー部門では、アレルギー疾患をアレルゲンに対するホストの種々の反応の面、及び攻撃因子であるアレルゲンの側からその分析を行うというように、アレルギー反応を多角的に研究することを特徴としています。また、リウマチ部門では、基礎、内科、整形外科が一体となって、関節リウマチの発症病態機序、診断方法、薬物治療、人工関節の開発等、の研究を進めてきました。すなわち疫学・臨床統計からはじまり、病態・発症機序の解明、抗原分析、そして新規診断方法、新規治療法の開発まで一施設でリウマチ・アレルギー疾患を包括的に研究・診療できる体制にあることが特徴です。

平成11年3月の国立病院・療養所の再編成計画の見直しにおいて、当院が政策医療"免疫異常"の高度専門医療施設(準ナショナルセンター)に指定されたのに伴い、これまでの1部5室の臨床研究部は、平成12年10月からは、国立病院・療養所における初めての臨床研究センターとして5部15室に拡大改組されました。平成16年4月からの独立行政法人化後においてもこれまでの研究の伝統を引き継ぎつつ、国立病院機構相模原病院全体の臨床研究の向上に向けて、パーキンソン病をはじめとする神経疾患や自己免疫性肝炎や各種消化器がんについての基礎、臨床研究も少しずつ加わりつつあります。

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