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病院長挨拶

ごあいさつ

 当院は、リウマチ疾患および小児・成人アレルギー疾患とも受診患者数は我が国で最も多い施設のひとつであり、当該分野の基幹施設として、これまで政策医療としてのリウマチ・アレルギー疾患について臨床研究センターを中心に「診療・臨床研究・教育研修・情報発信」という政策医療の四本柱を鋭意遂行してきています。それと同時に地域医療支援病院として29診療科を有した総合医療施設であり、地域連携室を中心とした、隣接医療施設との連携による地域完結型の医療を目指し、病診連携・病病連携に力をいれ、患者様のニーズに合わせたインフォームドコンセントを行った上で、最良の医療を提供することに努めています。また、救急医療体制については、相模原市や他の救急医療施設と連携をとり、救急告示病院として人口増加に耐えうる救急医療の整備を進めているところです。現在、神奈川北部の第二次救急医療施設に認定され、内科系診療科・外科系診療科・小児科・循環器科・産婦人科、消化器科の二次救急輪番制病院であり、他科もオンコール体制で協力し救急医療の提供に努めています。

 「がん」においては、神奈川県がん診療連携指定病院として、国立がん研究センターや北里大学病院と連携、あるいは当院独自における「がん診療」の標準的医療を実施するとともに、高度医療をめざしながら地域医療機関への支援を行っています。

 「成育」においては、相模原市の小児救急事業(二次救急)の輪番を年間の半数以上担当しており、重症な患者様にも対応しています。また、高度専門医療施設として、小児アレルギー疾患に関する高度医療、臨床研究、教育研修、情報発信の発展充実のために、診療、研究の基盤整備も進めています。

 また当相模原病院は、昭和51年5月に臨床研究部が設置され、平成11年3月「国立病院・療養所再編成計画の見直し」において、免疫異常(アレルギー・リウマチ疾患)分野における高度専門医療施設(準ナショナルセンター)に位置付けられました。平成12年10月には臨床研究センター5部15室として発足し現在に至っています。臨床研究センターでは今までアレルギー・リウマチ分野では多くの研究や関連薬剤における治験を手掛けてきていましたが、近年は病院全体として臨床医からも治験や臨床研究の要望が強く、実際それらの業績も増加してきています。

  我が国では、平成26年6月にアレルギー疾患対策基本法が成立し、平成27年12月に施行されました。当院は平成29年3月アレルギー疾患の日本の二つの拠点病院の一つとして認定され、更なる期待をされております。今後も病院、臨床研究センター一丸となり、しっかりとした臨床研究に裏打ちされた質の高い高度な医療を提供し続けるよう努力いたす所存です。

 当院の最近の動向としては、平成20年7月に新病棟が完成し、平成21年6月にはオーダ-リングシステム、いわゆる電子カルテを導入、平成23年9月には前述の地域医療支援病院として承認され、平成26年3月からは災害協力病院、また平成28年3月に神奈川県がん診療連携病院の指定を受けています。現在は、皆さまに安心して受診していただける外来管理棟の新築に向け鋭意努力しているところです。今後も私ども職員一丸となり、地域の皆さまに安心して受診していただけるような質の高い医療をご提供できるよう努力してまいりますのでご支援、ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

相模原病院 病院長 金田悟郎

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