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診療案内

 当科では、胃癌、大腸癌、肝・胆・膵の癌、胆石症など消化器疾患を中心にヘルニア、痔疾患なども含めた広い領域で先進の外科治療を行っています。当院はがん患者の5年生存率の改善を目指す国のメディカルフロンティア戦略の一環として設立された、国指定の「地域がん診療連携拠点病院」に、2002年12月に指定されました。特に我が国に多い胃癌、大腸癌、肝癌、乳癌について地域医療機関と密接に連携して継続的に全人的な質の高いがん治療を提供することを目標としています。
 がん治療は外科治療、内視鏡治療、化学療法、放射線治療、緩和ケア医療など多岐にわたりますが、それぞれの進歩が著しく、各科が個別に対応するだけでは治療方針の決定に際して不十分なことも多くあります。当院では内科医、外科医、放射線科医、病理医、検査技師、認定看護師などその領域の専門家による「キャンサーボード」によって様々な検討をすることで個別化治療を行い、患者さん中心の医療、安全で質の高いがん医療を提供できるように努めています。
 2017年の当科の全手術は689件で、悪性疾患の手術件数は胃癌61例、大腸癌90例、肝・胆・膵癌34例でした。腹腔鏡下手術を中心とする鏡視下手術も積極的に行っており、昨年は258例を腹腔鏡下に治療し、その内訳は大腸切除術96例、胆囊摘出術74例、胃切除術25例でした。
 また予定手術では、手術前週に病理医を交えて術前カンファレンスを必ず行い、治療方針を決定し、術後1ヵ月にも術後カンファレンスで手術治療の結果を検討しています。
 なお2016年4月より乳腺外科専門医が赴任し、乳腺外科として外科より独立し、より専門的に乳癌治療を行っております。

腹腔鏡下手術

 胆石症に行われる腹腔鏡下胆囊摘出術は小さな傷で痛みが少なく、術後の回復も早く癒着も少ないため、現在、世界で一番症例数の多い標準的な手術になっています。
最近では症例によって、美容上の利点などから低侵襲手術として単孔式腹腔鏡下手術(おへその1カ所の切開創から手術器具を挿入して臓器摘出を行う手術)を胆嚢や虫垂および大腸手術の一部に行っています。
 当科の最大の特徴は根治性を確保した上で積極的に大腸癌や胃癌の患者さんに対して腹腔鏡下手術を行っていることです。腹腔鏡下手術は通常の開腹手術に比べ特有の技術と経験が必要ですが、当科では3名の日本内視鏡外科学会技術認定医が中心となり、腹腔鏡手術に精通したスタッフとともに手術を行っています。悪性疾患に対する腹腔鏡下手術は2003年に開始して以来、大腸癌手術数は本年4月までに970例をこえ、胃癌手術も380例以上に施行し、良好な成績を得ております。。
さらに特発性血小板減少性紫斑病(ITP)に対する脾摘術、食道裂孔ヘルニアに対する修復術なども腹腔鏡下に行っています。
 この体にやさしい手術は、手術後の回復が早く、痛みも少ないため、高齢者の方にも手術後の合併症などを起こさない点などでいい方法であることが示されています。
なお肝癌に対しては、経皮的な治療が困難な患者さんに対して腹腔鏡下に肝部分切除術やマイクロ波凝固術も行っています。

腹腔鏡下手術の様子

手術には超音波メスや自動縫合器などを使います。超音波メスは、組織を切りながら血を止める事ができる道具です。自動縫合器は、すべて自動ではありませんが、医師が針と糸で組織を縫わなくても器械で組織を縫いあわせる(縫合)器械です。
このような器械の使用により、以前に比べて、手術での出血量が少なく、縫合不全(つないだところが漏れること)が減少しました。
腹腔鏡下胃切除で大網を超音波メスで切離しているところ
腹腔鏡下胃切除で大網を
超音波メスで切離しているところ
 腹腔鏡下胃切除でリンパ節郭清が終わったところ
 腹腔鏡下胃切除で
 リンパ節郭清が終わったところ
腹腔鏡下直腸切除で後腹膜を電気メスで切開しているところ
腹腔鏡下直腸切除で後腹膜を
電気メスで切開しているところ
 腹腔鏡下直腸切除で自動吻合器で吻合しているところ
 腹腔鏡下直腸切除で
 自動吻合器で吻合しているところ


※マイクロ波凝固療法:MCT(microwave coagulation therapy)

 治療に使われるマイクロ波も、電子レンジに使われているマイクロ波と同じ原理です。マイクロ波が照射された水分子は激しく振動し、熱を出します。その熱を利用して肝腫瘍を熱凝固して治そうとする方法がMCTです。腫瘍の局在等により、経皮的、開腹、腹腔鏡下のアプローチがあります。経皮的MCTでは、エタノール局注療法とほぼ同じで、超音波装置を使用して肝腫瘍にマイクロ波電極針を刺入して凝固します。

合併症防止対策

 手術手技が安定してきた今日、合併症防止対策は重要な問題です。 われわれの対象疾患は、胃癌、大腸癌、乳癌、胆石症などであり、その合併症としては、縫合不全、腹腔内膿瘍、創感染などがあげられます。2004年よりわれわれはこれらの合併症(Surgical site infection:SSI 手術部位感染)の防止対策を進めてまいりました。
その結果、創感染の率を比較的感染率の高い大腸手術においても約2%弱まで減少させることができました。
 また2006年よりSSIサーベイランス研究会に入り、更なる感染防止対策を行ってきました。その結果、2011年12月より日本外科感染症学会認定の外科周術期感染管理教育施設に認定されました。 2012年より2016年の手術部位感染の率は胃手術 4.3%(17/376例)、大腸手術 4.8%(29/598例)であり、全国の平均(胃手術8.6%、大腸手術 12.4%)に比較して、非常に良好な成績でありました 。
2012年より2016年の手術部位感染の率は胃手術 4.3%(17/376例)、大腸手術 4.8%(29/598例)であり、全国の平均(胃手術8.6%、大腸手術 12.4%)に比較して、非常に良好な成績でありました。
 今後、新たなエビデンス(この治療法がよいといえる証拠)をもとにさらなる感染防止をめざしています。

高齢者に対する周術期管理

 日本は高齢者社会となっており、またがん患者の割合も増加し、今後高齢者の外科手術は、さらに増加してくると考えられます。高齢者では、臓器障害を合併していたり、認知機能が低下している方も多く,その周術期の管理は非常に重要となっています。当科では,術前に呼吸機能の低下している症例に対して、術後の肺炎防止の目的でリハビリテーション科の協力をいただき、術前の呼吸機能訓練を積極的に導入しています。また認知機能の低下している方では手術後に一過性に脳の機能障害(術後せん妄)を起こすことが多いため、看護師とともにその防止対策を行っています。

がんのリハビリテーションについて

 通常、リハビリテーション(以下リハビリ)は、何らかの障害が起こってから受けるのが一般的ですが、がんのリハビリでは、がんと診断された後、手術や抗がん剤治療、放射線治療が始まる前や実施された直後から開始し、患者さんの回復力を高め、残っている能力を維持・向上させ、今までと変わらない生活を取り戻すことを支援することにより、患者さんの生活の質(Quality of Life :QOL)を維持するために行われます。
 また、がんのリハビリは治療と並行して行われるため、病状の変化をはじめ、障害の予防や緩和、あるいは能力の回復や維持を目的に、あらゆる状況に対応することが可能で、治療のどの段階においても、それぞれのリハビリの役割があり、患者さんが自分らしく生きるためのサポートを行っています。
 手術前後の時期(周術期)に行われるリハビリは、治療に伴う合併症を予防し、後遺症を最小限に抑えてスムーズな術後の回復を図ることを目的にしています。術前リハビリの利点としては、早期離床(寝たままではなく、ベッドから起き上がること)のために手術後できるだけ早い時期から体を動かした方が良いことを、痛みがない術前の時期の説明で理解することにより、術後の体がつらい時期も積極的にリハビリに取り組めること、術前からリハビリスタッフと面識があることで、術後のリハビリも安心してスムーズに進められること、腹式呼吸法などを事前に訓練しておくことで術後必要になったときにうまくできること、などがあります。また、治療前にリハビリを受けた人とそうでない人の合併症の発症率や回復力の速さを比較すると、明らかな差があることが証明されています。
 当科では癌の治療を予定している方に積極的にがんのリハビリを行い、治療後もQOLを維持できるよう支援しています。

集学的治療・緩和医療

悪性腫瘍については病気の告知を前提とし、患者さんのQuality of Lifeを重視し、疼痛緩和や栄養管理などを含め腫学的な治療を行う一方で、各地域の医院・病院と病診連携を積極的に行っています。
 また緩和ケアサポートチーム(医師、認定看護師、薬剤師、栄養士、心理士で構成)によってがん患者さんの苦痛を軽減し、よりよい生活ができるようにサポートしています。

がん臨床試験について

 臨床試験とは病気の予防方法や診断方法、治療方法の改善、病気の原因や病気についての理解、患者さんの生活の質の向上を目的として実施される試験です。臨床試験には、大きく分けて新薬としての承認を得ることを目的とした「治験」と「研究者主導臨床試験」があります。研究者主導臨床試験は、これまで厚生労働省で承認された薬、治療法や診断法から最良の治療法や診断法を確立すること、薬のより良い組み合わせを確立すること等を目的としています。
がん臨床試験は、参加する患者さんの治療の利益に対する配慮が最優先されなければならず、科学的、倫理的な面など、質の高い試験の実施が求められています。そのためには、医師だけでなく、様々な試験支援スタッフの存在が不可欠となります。さらにがん関連薬剤における薬害の未然防止には市販後調査が重要と考えられます。そこで、当センター外科では医師だけでなく、がん専門薬剤師、治験担当看護師、病棟薬剤師による全面支援により、がん臨床試験・がん関連薬剤特定使用成績調査の質の向上をめざしています。
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肝胆膵外科について

 肝胆膵外科では肝臓、胆嚢、胆管、膵臓、脾臓などの悪性・良性疾患に対する手術や薬物療法を行っています。基本的に各疾患のガイドラインに沿った治療を進めるとともに、当センターの内の消化器科や放射線科と連携した集学的治療を行っております。
 対象疾患は、肝臓では原発性肝癌(肝細胞癌、胆管細胞癌など)、転移性肝癌等、膵臓では膵癌、膵嚢胞性腫瘍(IPMNなど)、膵内分泌腫瘍等、胆嚢・胆管では胆石症、胆嚢癌、胆管癌などです。

上部消化管手術

胃・十二指腸疾患
胃・十二指腸疾患では胃癌・胃粘膜下腫瘍・胃・十二指腸潰瘍穿孔(穴が開くこと)などが主な疾患です。
胃癌の患者さんには「胃癌治療ガイドライン」に沿った標準的な治療(通常の胃切除術、胃全摘術)を行うとともに、早期胃癌の患者さんには状況に応じて内視鏡的粘膜切開剥離術(ESD)(消化器科が担当、内視鏡センター)、腹腔鏡補助下胃切除術、腹腔鏡補助下胃全摘術を行っています。この手術は、患者さんの体への負担が少なく、回復が早いため、特に高齢の方に対して積極的に行っています。2014年から2016年の3年間で207例の胃癌手術を実施し、このうち腹腔鏡下胃切除術は85例、腹腔鏡補助下胃全摘術は13例でした。また胃癌手術前には造影剤を用いた腹部CT検査を行い、術前に胃の周りの血管の走行を確認し、より安全に手術を遂行できるように取り組んでいます。
 胃粘膜下腫瘍の主な疾患はGISTです。GISTとは、Gastrointestinal stromal tumorの略で、消化管間質腫瘍とも言われます。胃や腸などの消化管の内側は粘膜におおわれており、その下に筋肉層があるのですが、その筋肉層にある細胞が異常に増殖し、腫瘍化し大きくなると悪性化します。発生部位は胃が60~70%と最も多く、小腸は20~30%、大腸と食道は約5%と言われています。
 当科では5cm未満の腫瘍であれば、腹腔鏡下に胃部分切除を行います。2014年から2016年の3年間で7例の手術を実施しました。このうち、胃上部にあり部分切除が困難な患者さんには消化器科医師の協力のもと2014年度より腹腔鏡・内視鏡合同手術(Laparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgery:LECS)を導入し、2014年から2016年の3年間で3例の手術を実施しています。
 胃・十二指腸潰瘍の患者さんで穿孔を起こされた場合にも腹腔鏡下に孔を閉じ、胃を切らずに小開腹術だけで終わる手術を行っています。

下部消化管手術

 大腸癌に対する腹腔鏡下手術に,積極的に取り組んできています.傷が小さく体への負担が少ないこと,手術チーム全員がフルハイビジョンの大きな画像を見てディスカッションしながら手術を行えるという腹腔鏡下手術のメリットを最大限に生かすため,こだわりを持って手術を行っています。腹腔鏡下大腸手術は日本全国で普及しつつありますが,実際の手術の技量に関しては均等ではありません。技術を評価する制度として日本内視鏡外科学会が定める技術認定制度があります。手術ビデオを提出し高い審査基準で評価を受け,腹腔鏡手術を指導できる基準を満たした者が認定を受ける制度です。難易度は高く,合格率は30%前後となっています。当科では3名が大腸部門の技術認定を取得しており,現在そのうち2名が在籍し手術を担当しています。手術技術は日進月歩であり,技術認定取得後も様々な学会や研究会に出席し,「他の施設の目標になる手術」を目指して,技術の維持と向上に努めています。年間約90-120例の大腸癌手術を施行しており,そのうち腹腔鏡下手術の割合は結腸癌の約80%,直腸癌の約95%となっています。腹腔鏡下大腸切除は累計で1000例をこえ,経験やノウハウも蓄積されています。
 大腸癌の治療は,手術の他に抗癌剤治療や放射線治療が必要となる場合もあります。ガイドラインやエビデンスに基づき,個々の患者さんに応じて最適な治療法を提案しています。また臨床試験にも積極的に参加し,医療の進歩に貢献したいと考えています。
 癌などの悪性疾患だけでなく,憩室炎や穿孔性腹膜炎などの良性疾患に対する外科手術に対しても,良好な成績を残しています。大腸穿孔による腹膜炎は重篤で,救命率は低いとされていますが,外科のみならず,多くの医療従事者が一丸となって治療に当たることで,約90%と非常に良好な救命率を得られています。

腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術について

 鼠径ヘルニアは、一般的に“脱腸”と呼ばれ、年を重ねたり、腹圧のかかる運動を繰り返したりすることにより、鼠径部(足の付け根付近)の腹筋の隙間から小腸などの内臓が飛び出してくる病気です。症状としては、立ち上がったり、お腹に力を入れたりした時に鼠径部が膨らみ、まれに痛みを伴うこともあります。残念ながら、成人の場合は自然には治らないので手術が唯一の治療となります。
 鼠径ヘルニアの手術には大きく分けて2種類の方法、腹腔鏡を用いた方法と、用いない方法(従来の方法)があります。数年前までは日本で行われる鼠径ヘルニアの手術のほとんどは、腹腔鏡を用いず、鼠径部の膨らんでくるところを5cm程度切って、腸が飛び出してくる出口を見つけてきて、メッシュと呼ばれる補強の網を縫い付けて、出てこなくするという方法でしたが、最近では、腹腔鏡を用いてお腹の内側から手術を行い、腸が飛び出す入口側を補強する方法に徐々に入れ替わってきています。
腹腔鏡手術の利点としては、
  • 1)創部がおへそを含め3か所でそれぞれ5mmと小さいため、術後の痛みが少なく、美容上も優れること、
  • 2)従来法に比べ鼠径部のつっぱり感や腫れが少ないこと、
  • 3)お腹の中からヘルニア部分を直接観察できるので診断が確実で、弱くなっている筋肉を広くメッシュで覆うことができ再発が少ないこと、
などが挙げられます。
創部は吸収性の糸で形成外科的な縫合をしますので抜糸の必要がなく、縫った部分もほとんどわからなくなります。  手術時間は1時間半前後で、翌日から今まで通り歩行や食事も可能です。当院では入院期間は3泊4日を基本としており、ほとんどの方が手術翌々日に退院されます。
 現在では、全国的にも鼠径ヘルニアの手術において、腹腔鏡手術が占める割合がどんどん増えてきており、当院でも2013年より鼠径ヘルニアに対して腹腔鏡手術を導入し、2017年は3分の2の患者さんが腹腔鏡手術を受けられています。以前にお腹の手術をしている方は腹腔鏡手術の適応でない場合がありますが、当院では従来法と腹腔鏡手術のどちらにも対応できますので、鼠径ヘルニアでお悩みの方は、 是非一度ご相談ください。

肛門外来 (金曜日 午後1時‐3時(予約制))

 痔は、直立歩行を始めた人類の宿命ともいえる病気です。 症状が出ないものまで含めると、日本人の成人の3人に1人にみられるといわれています。
 羞恥心と、生命に直接関係しないという安易な気持ちから、多量の出血や強い痛みが出ない限り、病院へは行かない方も少なくありません。
 しかし、自己判断で市販薬を使って漫然と治療されている方の中には、疾患がかなり悪くなったり、合併症を併発してしまうこともあります。
 また、自分では痔だと思っていても、実際は大腸の病気のことがありますので、まずは一人で悩まずに診察を受けてください。外科を受診するとむやみに手術を勧められるのではないかと考えられる方もいらっしゃるかも知れませんが、そのようなことは絶対にありません。
 ほとんどの痔疾患は日常のケアが大切であり、生活の改善や便通の調整、薬物療法で改善しますが、脱出する痔核(いぼ痔)、痔瘻(あな痔)、裂肛(切れ痔)、直腸脱の患者さんには手術が必要となることがあります。
 当センターでは、内痔核に対して、従来の手術治療である切除療法だけでなく、最新治療である切らずに治せる治療としてALTA(ジオン注)を用いた内痔核硬化療法を取り入れています。
ALTA療法の場合、痔核に直接注射を行い、痔を小さく(硬化・縮退)し、痛みや脱出、出血を治します。手術室にて30分程度の小手術を行いますが、従来の切除手術に比べて、痛みが非常に少なく、体に優しい低侵襲の治療のため、2014年4月より、日帰り手術を開始し、通常は入院の必要がありません。現在までのところ、治療を受けられた方は、ほぼ痔核の症状が消失し、満足されております。しかし、すべての痔核の方にALTA療法が行えるわけではありませんので、まずは肛門外来を受診していただき、それぞれの患者さんの病態に応じた最適な検査および治療をおこないます。
 担当するのは、大腸肛門病専門医をはじめ、全員が内痔核硬化療法の資格を持っています(内痔核治療法研究会四段階注射法講習修了)が、痔疾患の急性の症状については一般外科の外来でも対応可能ですのでご安心ください。
なお、専門外来は予約制で午後のみですので、紹介状をお持ちになって、当センター地域連携室を通じてご予約ください。

手術実績<手術件数>

数\年度 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年
手術総数 689件 704件 690件 720件 918件
全身麻酔 524件 542件 542件 538件 587件
腰椎麻酔 31件 32件 29件 42件 97件
局所麻酔 134件 130件 119件 140件 234件

臓器別

臓器\年度 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年
食道癌手術 0件 0件 0件 0件 4件
胃癌手術 61件 63件 69件 75件 80件
大腸癌手術 90件 128件 117件 102件 108件
[結腸癌手術] 63件 93件 80件 77件 70件
[直腸癌手術] 27件 34件 37件 25件 38件
肝癌手術 14件 18件 22件 17件 14件
[原発性] 9件 9件 14件 11件 6件
[転移性] 5件 9件 8件 6件 8件
胆石症手術 81件 98件 117件 98件 134件
胆道癌手術 10件 4件 4件 2件 4件
膵臓癌手術 10件 9件 8件 10件 10件
乳癌手術 51件 36件 21件 27件 48件
ヘルニア手術 95件 108件 117件 123件 118件
虫垂炎手術 24件 25件 21件 27件 20件
肛門疾患手術 55件 54件 50件 54件 67件
腹腔鏡下手術 258件 287件 282件 250件 257件
[胆嚢摘出術] 74件 81件 101件 83件 108件
[胃切除術] 25件 24件 44件 41件 41件
[大腸切除術] 96件 129件 109件 105件 91件
[ヘルニア手術] 55件 42件 5件 4件 4件
[その他] 11件 53件 28件 21件 17件

臨床実績<治療成績>

地域がん診療拠点病院としてがん患者(主要な癌、肺、胃、大腸、肝、乳癌など)の5年生存率の情報を公開する義務があり、胃癌、大腸癌、乳癌、肝癌の各stage別の5年累積生存率を呈示します。

胃癌 5年相対生存率 2001-2005年診断例 (n=414) 追跡率93.2%

胃癌 5年相対生存率

大腸癌 5年相対生存率 2001-2005年診断例 (n=411) 追跡率94.7%

大腸癌 5年相対生存率

乳癌 5年相対生存率 2001-2005年診断例 (n=143) 追跡率 97.2%

乳癌 5年相対生存率

肝癌 5年相対生存率 2001-2005年診断例 (n=131) 追跡率 94.0%

肝癌 5年相対生存率

スタッフ紹介

堀内 哲也 がん診療連携総括部長・地域医療連携室長(併)
卒業大学 宮崎医科大学医学部卒
学位取得 医学博士
認定医 日本内視鏡外科学会技術認定医、日本乳癌学会、日本がん治療認定医機構暫定教育医、外科周術期感染管理認定医、消化器がん・外科治療認定医、検診マンモグラフィ読影認定医(A評価)
専門医 日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器内視鏡学会
指導医 和歌山県立医科大学臨床教授、日本外科学会、日本消化器外科学会、ICD制度協議会 ICD、外科周術期感染管理教育医
専攻分野 消化器癌、内視鏡外科、一般外科,外科感染症
稲田 佳紀 外科医長
卒業大学 自治医科大学医学部卒
学位取得 医学博士
認定医 日本外科学会,日本化学療法学会抗菌化学療法認定医、ICD制度協議会 ICD、日本医師会認定産業医
専門医 日本外科学会、日本消化器内視鏡学会
専攻分野 消化器外科
冨永 敏治 外科医長・栄養サポート室長(併)
卒業大学 自治医科大学医学部卒
学位取得 医学博士
認定医 日本外科学会、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本医師会認定産業医、日本内視鏡外科学会技術認定医
専門医 日本外科学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会 、日本大腸肛門病学会
指導医 日本大腸肛門病学会
専攻分野 消化器外科、内視鏡外科
谷島 裕之 外科医師
卒業大学 福井医科大学卒
学位取得 医学博士
認定医 消化器がん外科治療認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本乳癌学会
専門医 日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器内視鏡学会
指導医 日本外科学会 日本消化器内視鏡学会、日本消化器外科学会
専攻分野 消化器外科(一般外科)、消化器癌 、内視鏡外科
辻 俊明 外科医師
卒業大学 和歌山県立医科大学医学部卒
学位取得 医学博士
認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
専門医 日本外科学会、日本消化器外科学会
専攻分野 消化器外科
藤田 洋一 外科医師
卒業大学 大阪医科大学医学部卒
認定医 ICD制度協議会 ICD、消化器がん外科治療認定医
専門医 日本外科学会、日本消化器外科学会
専攻分野 消化器外科
木村 正道 外科医師
卒業大学 鳥取大学医学部卒
専門医 日本外科学会
専攻分野 消化器外科(一般外科)、消化器癌 、内視鏡外科
中井 智暉 外科レジデント
卒業大学 和歌山県立医科大学医学部卒
専攻分野 消化器外科(一般外科)、消化器癌 、内視鏡外科