循環器科このページを印刷する - 循環器科

当科が扱う主な疾患

大阪南部の急性期循環器病の中心施設として河内長野市のみならず富田林市、羽曳野市、大阪狭山市、遠くは堺、橋本市から多くの紹介があり南河内地域の一大心臓センターとして24時間体制でチーム医療を実践しております。また学会活動に関しては日本循環器学会、心臓病学会をはじめ積極的に演題発表を行っています。

施設認定
日本循環器学会認定研修施設

外来について

予約診察と予約外診察を完全に二分化し診療の待ち時間を短縮するよう配慮しています。当科はチーム医療が徹底しており、誰が診察しても治療方針、治療レベルは一定です。予約外の診察は安心して初診担当医の診察を受けてください。近隣の医療機関からの紹介症例に関しては初診担当医(常勤医)を配置し対応しています。また緊急を要する循環器疾患に対応するために、日勤帯は循環器科の救急担当医師を、夜間・土日は循環器科の当直医師を常時配属し、専門的な処置を迅速に行えるような体制で最善の医療を提供しています。

病棟、設備について

東3階にCCU4床、一般病棟40床の循環器専門病棟を配置。またPCPS(経皮的心肺補助循環装置)1台、IABP(大動脈内バルーンパンピング)2台を常時整備し重症心疾患管理に努めております(2017年実績、緊急心臓カテーテル検査132件)。
心臓カテーテル検査、PCI(経皮的冠動脈形成術)、下肢閉塞性動脈硬化症に対するEVT(経皮的下肢動脈形成術)のみならず、2017年よりカテーテルアブレーションも本格的にスタートしました。
徐脈性不整脈に対するペースメーカ植込みに関しては個々の症例で生理的ペーシングを最大限に考慮したリードの留置、穿刺法、モード設定を実践しています。心エコー装置はPhilips 3台, Aloka 1台, Toshiba 1台, GE(ポータブル)1台の計6台で検査技師、医師が検査を担当しています。左房内血栓、弁膜症、感染性心内膜炎の診断に際しては積極的に経食道心エコー検査を実施し手術適応も含めた幅広い視野で診断に当たっています。
また64列MD-CT(Toshiba, Aquilion)を用いた非侵襲的な冠動脈疾患診断も積極的に実践しています。

64列マルチスライスCTで見た冠動脈

Volume rendering(VR)画像
Volume rendering(VR)画像
  ステント留置後の右冠動脈CPR画像
  ステント留置後の右冠動脈CPR画像

運動負荷タリウム心筋シンチ(Bull's eye像)

冠動脈造影検査にて左冠動脈前下行枝#6に99%狭窄病変を認めた労作性狭心症の症例

運動負荷後像:前壁中隔に集積低下
運動負荷後像:前壁中隔に集積低下
 安静時像:前壁中隔に再分布を認める
 安静時像:前壁中隔に再分布を認める

巨大左房粘液腫

巨大左房粘液腫

過去5年間の主な診療実績

  2017年 2016年 2015年 2014年 2013年
心臓カテーテル
検査/治療
827 680 643 789 822
(緊急) (132) (120) (117) (136) (174)
うちPCI 300 295 272 353 413
(緊急) (68) (72) (68) (76) (82)
うちEVT 41 56 45 54 49
ペースメーカ
植込み
新規 32 30 28 33 25
交換 10 12 10 8 10
植込み型
ループレコーダー
2        
カテーテル
アブレーション
33 6      
電気生理検査 11        
IVCフィルター 7 7 12 11 12

2017 (H29) 年

心エコー図検査

3308(経食道心エコー65)

ホルター心電図 437
運動負荷心電図 431
核医学検査 276
冠動脈MDCT 168

臨床研究業績

臨床研修について

初期臨床研修

一般内科医として必要な循環器疾患領域の知識を研修期間中に学んでもらうことを目標に診療に従事してもらいます。
循環器疾患は病態が刻々と変化しその変化に迅速に対応する必要があり、チーム医療の実践が必要不可欠となります。特にCCU重症管理例や緊急カテーテル検査治療時は可能な限りそのチーム医療の一構成員になってもらいたいと考えています。無論、本で勉強することも大事ですがそこには教科書では学べない臨床医としての礎を築く神髄があるはずです。

1年目 2ヶ月間のローテートで最低限必要な循環器疾患の診断学、治療学を学ぶことで一般内科医としての基礎を養う
2年目 上記に追加して指導医の指導の下、侵襲度の高い検査の実践

後期臨床研修

循環器専門医をめざす医師に必要な最新の循環器疾患の検査および治療、エコー診断学、重症心疾患管理を身につけることによってオールラウンドプレイヤーを養成することを目的としています。
入院受け持ちは主治医として担当してもらいますが原則、上級医が指導医としてマンツーマン指導にあたる体制をとっています。困った時に頼れる先輩医師があなたのそばにいる研修医にとっては安心安全な環境を提供しています。
学会活動は地方会での症例報告からスタートし努力次第では総会レベルでの臨床研究も可能です。
“百聞は一見にしかず”
当科での研修に興味のある方は是非一度、事前見学をお勧めします。

後期臨床研修医の声

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後期レジデントとして大阪南医療センターに赴任して今年で三年目になります。虚血性心疾患、心不全、不整脈と幅広く循環器診療に携わっています。
当センターではレジデントの段階からCAG・PCIや経食道エコーやペースメーカなどの手技を数多く経験することが出来ます。手技だけでなく心不全などの入院症例が多く、病棟管理も学ぶことが出来ます。
循環器内科医として鍛錬する場としては申し分ない環境なので、循環器内科医を目指してる人は是非見学に来てください。

  

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 マンツーマン指導であることから、診療については適宜軌道修正をしていただき見守られながら行うことができ、また日々疑問に思ったどんな小さなことでも相談できる環境で安心して後期研修を行っています。
 状況に合わせて任される仕事も多く経験・考え方といった多くの面でとても勉強になります。ぜひ一度見学にいらして下さい。

  

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 当センターの後期研修では、カテーテル検査/治療のみならず、ベッドサイドでの心エコー検査、救急対応、急変対応等に広く主体的に携わることができ、循環器内科医としての基礎・基本を広くオールラウンドに身につけることができます。
 High volume centerのような派手さはありませんが、スタッフ同士の風通しが良く誰にでも何でも気楽に相談できる環境は、腰を据えて後期研修をしたいと考えている先生方にはかなりおすすめできます。是非一度見学にいらしてください。

スタッフ紹介

日本循環器学会専門医3名
日本心血管インターベンション治療学会認定医4名
日本内科学会認定医4名、総合内科専門医1名

安岡 良典 循環器疾患センター部長・循環器疾患研究室長(併)
卒業大学 近畿大学医学部卒
認定医 日本内科学会、日本心血管インターベンション治療学会
専門医 日本循環器学会
指導医 日本内科学会
専攻分野 虚血性心疾患、心不全、不整脈
松寺 亮 循環器科医師
卒業大学 山口大学医学部卒
認定医 日本内科学会、日本心血管インターベンション治療学会
専門医 日本循環器学会
専攻分野 虚血性心疾患、心不全、不整脈
吉村 貴裕 循環器科医師
卒業大学 大阪大学医学部卒
認定医 日本心血管インターベンション治療学会
専門医 日本循環器学会、日本内科学会
専攻分野 循環器内科
山戸 将司 循環器科医師
卒業大学 信州大学 医学部卒
認定医 日本内科学会、日本心血管インターベンション治療学会
専攻分野 虚血性心疾患、心不全、不整脈
関原 孝之 循環器科医師
卒業大学 大阪大学 医学部卒
認定医 日本内科学会
専攻分野 虚血性心疾患、心不全、不整脈 (特にカテーテルアブレーション)
砂山 勇 循環器科レジデント
卒業大学 兵庫医科大学 医学部卒
中村 友香 循環器科専修医
卒業大学 兵庫医科大学 医学部卒
園浦 拓龍 循環器科専修医
卒業大学 徳島大学 医学部卒

スタッフ一同