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呼吸器外科からのお知らせ

【2018年4月1日更新】
 

当科は前身の国立療養所岐阜病院時代より呼吸器外科専門医が常勤しています。現在は、日本呼吸器外科学会の基幹施設であり、認定を受けた呼吸器外科専門医3人が診療を担当しています。
2017年は手術件数が213件あり、肺癌手術が86件でした。肺癌手術は年々増加しています。その他、肺アスペルギルス症、非結核性抗酸菌症、膿胸など難治性の感染症に対する手術も呼吸器内科と連携して診療しています。

 

STAFF

 

 
呼吸器外科部長 藤永 卓司

主な所属学会・資格

日本外科学会外科専門医・指導医
呼吸器外科専門医
日本呼吸器外科学会評議員
気管支鏡専門医・指導医
がん治療認定医

 

呼吸器外科医師 小松 輝也

主な所属学会・資格

日本外科学会外科専門医・指導医
呼吸器外科専門医
日本呼吸器外科学会評議員
がん治療認定医
日本化学療法学会抗菌化学療法認定医
インフェクションコントロールドクター

 
呼吸器外科医師 村田 祥武

主な所属学会・資格

日本外科学会外科専門医
呼吸器外科専門医


 

 


 

低浸襲手術


呼吸器外科手術の約90%はハイビジョン胸腔鏡を用いて行っています。肺癌手術においては、2017年は95%が完全胸腔鏡下手術でした。
ただし安全な手術を行うことが大前提ですので、術中の判断で皮膚切開を拡大することがあります。





 

拡大手術

 

進行癌に対しては癌の根治を目指すことはもちろんのこと、気管支形成術や血管形成術を駆使して肺機能の温存を図ります。




 

術前シミュレーション


最新の画像解析システム(VINCENT)を導入し術前シミュレーションを行っています。安全な手術が行えるように術前に切除範囲の検討や血管・気管支の状態を把握します。

 
 

術後疼痛対策


 持続肋間神経ブロック:手術中に肋間神経近くに細いカテーテルを留置し、術後持続的に肋間神経周囲に局所麻酔薬を注入します。一般的に行われる硬膜外麻酔に比べ、嘔気、血圧低下などの副作用が少な
く、術当日から飲水・食事が再開でき、早期リハビリが可能になります。


 受診から手術までの期間


 できるだけ早期に治療ができるようにしています。当科に紹介いただいてから、およそ1-2週間以内に予定させていただきます。
 特に若年者に多いと言われる自然気胸では再発予防と入院によって学業や仕事への影響を最小限にするため、早期に低侵襲な胸腔鏡手術を行います。入院当日の手術も対応可能です(絶食時間が必要)。
 



 

医療関係者の皆さまへ

外来日以外に適宜対応いたしますので遠慮なく、ご連絡ください。

  
 

 
午前  
手術
 
藤永(再診)  
手術
 
 
手術
小松(再診)
午後 藤永(初診)/村田(再診) (手術)
カンファレンス


 *患者様が安心して手術を受けていただけるように、またより早期に回復し社会復帰ができるように医師、看護師、リハビリ、薬剤師などチームでサポートします。


禁煙のお願い

喫煙者は、肺合併症、創感染、感染症、脳神経合併症など術後合併症発生率が高いことが報告されています。原則、術前1ヶ月の禁煙が必要です。
肺癌が疑われ、受診される時点で是非とも禁煙をお願いします。(禁煙ができていない場合、手術を延期させていただきます。)

臨床研究


私たちは、より良い医療の提供と医学の進歩に貢献できるように、全国規模の臨床研究に積極的に参加しております。何卒ご協力お願いいたします。
ご不明な点がございましたら、遠慮なく、お問い合わせください。


(進行中臨床試験) 
・瀬戸内肺癌研究会 SLCG 1201「高齢者非小細胞肺癌完全切除後病理病期IB/II/IIIA期症例の術後補助化学療法に対するS-1の連日投与法および隔日投与法のランダム化第二相試験」
・瀬戸内肺癌研究会 SLCG 1301「病理病期Ⅰ期(T>2cm)非小細胞肺癌完全切除症例に対するS-1の連日投与法および隔日投与法のランダム化第二相試験」
・国立病院機構共同臨床研究平成25年度NHOネットワーク共同研究「75才以上後期高齢者非小細胞肺癌症例の手術成績に関する前向きの他施設コホート研究
・日本呼吸器外科学会 学術委員会特別企画:高齢者肺癌の外科治療戦略 高齢者肺癌に対する外科治療の安全性と有効性を評価するための多施設共同前向き調査研究
・肺癌手術症例登録
・多施設共同研究「微小肺病変に対するバーチャル気管支鏡ナビゲーションを利用した術前気管支鏡下マーキング」
・先進医療 微小肺病変に対する切除支援気管支鏡下肺マーキング法の非対照非盲検単群試験
・間質性肺炎合併肺癌切除患者における術後急性増悪予測リスクスコアバリデーションスタディ(REVEAL-IP)多施設共同非介入前向き研究
・長良医療センター臨床研究 肺癌手術症例における周術期血清亜鉛値の影響に関する研究
・長良医療センター臨床研究 誤嚥患者に対する「黒こしょうアロマパッチ」の有用性に関する研究