2016年11月の便りこのページを印刷する - 2016年11月の便り

前略 産科病棟より 若手産科医の喜怒哀楽

2016年11月の便り             夢プロジェクト~ぎふの産婦人科医の魅力~

 はじめまして。10月から長良医療センター産科で勤務させていただいております竹川と申します。医師として働き始めて8年目、産婦人科として働き始めて6年目、2児(4歳、2歳)の父親です。京都府出身で、大学卒業後、滋賀県の近江八幡市で働いておりました。この度、当センターで学ばせていただく機会を賜り、久しぶりの独り暮らしにドキドキしながら滋賀からやって参りました。
近江八幡市といえば、近江商人や八幡堀、最近ではクラブハリエなどが有名ですが、忘れてはならないのが、幻の名城安土城があった場所です。現在は、城址のみで天守閣はありませんが、建築当時の日本最高の技術と芸術の粋を集大成して造られ、本格的な天守の建築は、この安土城が始まりとされています。またその築城技術は中世城郭から近世城郭へと発展していく過程において建築思想の面で大きな変革をもたらしたとされています。長良から見えるあの岐阜城も、安土城を建てる前に信長が拠点とした城でした。
本能寺の変の後、安土城は完成からたった3年で焼失してしまいました。一方で、信長の夢は、秀吉、家康へと引き継がれ、その後200年におよぶ泰平の世が訪れました。その栄華はいとも簡単に衰えてしまいましたが、その志や夢は次の世代へと引き継がれ大きく育っていきました。
長良医療センターには、一般の病院では治療が困難な、大変厳しい状態の妊婦さんがこられます。厳しい状況の中で、じっくりお話しをさせていただき、選択された治療をチームで全力で応援し、寄り添う医療が行われております。様々な厳しい状況の中で、超音波診断による胎児の状態の正確な評価を行い、胎児治療を行い、患者様から学ばせていただくことで少しずつ知識や技術が培われてきたのだと思います。これは、まさに現在も進行中で、日々スタッフとして携われることに喜びと責任を感じています。
今回、当センターで学ばせていただく機会を与えていただいた、高橋先生、快く迎え入れていただいたスタッフの先生方、病棟の皆様、いままで自分に関わってくださった全ての皆様に心から感謝するとともに、長良医療センター産科の根幹に流れる、技術力、知力、心を少しでも会得できるように精進したいと思います。
未熟者ではございますが、どうぞよろしくお願い致します。
                                                                                                                    
 




長良医療センター産科チームからの生のメッセージです。