
沿革と特色
- 平成10年4月、睡眠呼吸障害の診療部門として福岡市内で最初に設立されました。開設後患者数は徐々に増加、6年間で約1000名の患者を登録するにいたっています。
- 当部門の特長の1つは、当部門の医師が長年睡眠呼吸障害の検査・解析システムの研究・開発を手がけてきたため、精度の高い独自の検査システムを構築しており、さまざまな症例に対し柔軟に対処できることです。例えば....
○無呼吸・低呼吸を伴わない単純性イビキ症については、
市販の検査装置では充分な評価は出来ませんが、当部
門では、そのような症例に対しても、イビキの程度を
定量的に評価し、患者さんにフィードバックし満足し
ていただくことが出来ます。
○また検査がむつかしい小児領域の患者さんに対しても、
小児科との連携で適切な評価を行なうことが可能です。
○特定の体位が有効な患者さんでは、自宅での体位を数
日間連続モニタすることも可能です。
○当院で独自に開発した気管音モニタリングシステムは
最近その高い精度が証明され、米国の学会誌に掲載さ
れました。
- また治療面においては、単にCPAP療法の導入にとどまらず、食事・運動指導などにより、CPAP離脱を目指した総合的治療が可能です。それは当院が呼吸器専門病院としての呼吸リハビリの長年の実績を基礎にしています。
- このほか当院は歯科を擁しており、口腔内装具(歯科装具)による治療にも力を入れており、非常に良好な成果を挙げています。
スタッフ
○ 常勤医師2名を中心に、歯科医師、検査技師、看護師、健康運動指導士、管理栄養士などがチームを組んで診療、指導に取り組んでいます。
検査体制
初診のあと初期評価の睡眠ポリグラフを行います。その検査は、午後7時に入院、午前7時前に退院というスケジュールで行なっています。この入院は通常1日2床体制で行なっています。このほか症状が乏しい場合や、経過観察には簡便な自宅モニタリングでの評価も行なっています。
- 睡眠ポリグラフ装置3台、携帯型モニタ5台を運用しています。
- 睡眠ポリグラフの呼吸モニタは精度と快適性に優れたレスピトレースを採用しています。
- 睡眠ポリグラフ:検査技師が装着、専門医師が翌日解析し、翌々日には結果報告可能です。女性患者さんには女性の検査技師が対応します。
- 携帯型モニタ:自宅で計測、睡眠の評価は出来ませんが、無呼吸、いびきが評価できます。
治療
- 検査の結果から、CPAP、口腔内装具療法、体位療法、体重減量療法などを組み合わせて治療します。
- CPAP導入時には、食事・運動指導をあわせて行なっています。
- CPAP導入後の治療は近くの診療所で受けることも可能です。











