1号病棟

病床数: 50床
主な診療科: 整形外科
看護体制: 固定チームナーシング・継続受持ち制

当病棟には、脊椎疾患(頚椎性脊髄症、椎間板ヘルニアなど)、大腿骨脛部骨折、変形性股関節症、変形性膝関節症、リウマチ、その他の骨折などの患者様が入院されています。

患者様の80〜90%は手術目的の入院です。患者様が安全に手術を受けられ、術後のリハビリテーションによる機能回復が促進されるように日々の援助を行っています。

患者様にとって最大の悩みは、運動機能が障害されて、身体の自由が奪われる事ですが、日常生活行動を患者様と看護師が供に考え、安全・安楽に生活していただけるよう支援を行っています。


2号病棟

病床数: 49床
主な診療科: 脳神経外科・泌尿器科・眼科
看護体制: モジュール継続受持ち・一部機能別看護方式

脳神経外科を対象とした緊急入院や緊急手術に対応した高度な技術と専門性の高い医療の提供をしています。

泌尿器科においては手術や癌性疼痛・排尿障害による症状緩和の看護と、眼科においては眼科メディカルアセスメントの資格を持つ看護師が、専門知識を基に入院から退院まで継続した看護サービスの提供を行なっています。

急性期から慢性期、またリハビリ期における日常生活行動の拡大、地域医療連携室と協力し早期退院に向けて病棟スタッフ全員が一丸となって、それぞれの時期に応じた看護を実践しています。


3号病棟

病床数: 47床
主な診療科: 神経内科・耳鼻咽喉科
看護体制: 固定チームナーシング・継続受持ち制

神経内科には、脳梗塞・パーキンソン病・その他神経難病の方が多く入院されています。ご家庭で介護が困難な方には、地域医療連携室と協同し施設の紹介等、ご相談に応じ適切なアドバイスもしています。

耳鼻科では、蓄膿症・のどのポリープ・突発性難聴・甲状腺の病気・がん等を患っている患者様が多く入院されています。

無呼吸症候群の検査入院や人間ドックは1泊2日で受けて頂くことができます。また、認知症ドックも行っています。

その他にもエイズ拠点病院として国から指定を受けている当センターでは、3号病棟に専用の病室を有しています。


5号病棟

病床数: 51床
主な診療科: 外科・脳神経外科・皮膚科
看護体制: 固定チームナーシング・継続受持ち制

外科系の混合病棟で、急性期からリハビリ期・回復期・終末期まで多岐にわたる回復過程の患者様を対象に日々看護を行っています。また、交通外傷などの緊急入院や緊急手術に対応しています。

外科では悪性新生物(がん)の患者様が多く、がんの専門的看護が提供できることを目指しています。患者様がご高齢であったり、合併症を併発されている場合も多く、術後合併症の予防に努めています。

術後身体障害や機能障害を生じた患者様に対しては、コメディカルと連携して患者様のQOLを高めるように努めています。


6号病棟

病床数: 50床
主な診療科: 呼吸器内科・小児科
看護体制: 固定チームナーシング・継続受持ち制

当病棟は呼吸器内科病棟であり、肺がん・肺炎・肺気腫・気管支炎・気管支喘息などの患者様が入院されています。

厚生労働省の統計によりますと、平成10年より肺がんが、がんの死亡率1位となっています。最近、「調子がおかしいな?」と感じられる方は、早期の受診をおすすめします。

呼吸器内科看護の一例として、口腔ケアの実施を徹底し、呼吸器感染予防に努めています。また、患者参加型看護として、患者様が内服の自己管理をしていただけるという目標を持ち、医師・薬剤師・看護師と供に指導を行い、退院後の生活に活かしていただきたいと考えています。

小児科には、学童で拒食症・肥満などの患児が入院されています。少子化や医療の進歩に伴って患児の減少となっていますが、アットホームな雰囲気で、その患児にあった精神的看護を提供しています。


7号病棟

病床数: 53床
主な診療科: 循環器疾患・糖尿病・一般内科
看護体制: 固定チームナーシング・継続受持ち制

当病棟は、循環器疾患として虚血性心疾患・心不全・腎不全・不整脈などの専門病棟で、心臓カテーテル検査や冠動脈形成術・緊急透析・ペースメーカー植え込み術を主に行なっています。

また、糖尿病は患者様の健康管理に向けて、教育入院・インシュリン導入入院・血糖コントロール入院を医師・糖尿病療育指導士・看護師・薬剤師・管理栄養士の医療チームでサポートしています。

急性期は診療の介助を中心に看護し、回復期から慢性期は在宅で過ごせるように生活行動の自立支援と健康管理における指導を行なっています。


8号病棟

病床数: 48床
主な診療科: 消化器科・一般内科
看護体制: 固定チームナーシング・継続受持ち制

5階建て病棟の最上階に位置し、主に消化器疾患の検査・内科的治療を受けられる患者様が入院しておられます。

政策医療の「がん」の専門病棟であり、内視鏡検査・抗癌剤治療・経皮的エタノール局注療法等を積極的に行っています。がん告知が全体の90%以上行われている現在、患者さまとご家族の思いを尊重した医療、特に患者様及びご家族の心と身体の看護に力をいれています。

また、患者様の平均年齢が70歳台とご高齢の方が多いので、地域医療連携室と連携をとり在宅療養に向けてご家族を含めた支援も行っています。


母子医療センター

病床数: 47床
主な診療科: 小児科(NICU6床)・小児外科・産褥入院
看護体制: 固定チームナーシング・継続受持ち制

母子医療センターは、政策医療における成育医療の一端を担い、京都府周産期医療サブセンターに指定され、京都府北部から福井県に及ぶ広い範囲において、新生児搬送を受け入れています。

母子医療センター
母子医療センター

1.助産師外来

日時

月〜金曜日 ⁄ 9:00〜16:00 ⁄ 1時間単位の予約制

内容
  1. 乳房ケアー
  2. 育児相談
  3. その他指導

2.電話相談

日時

月〜金曜日 ⁄ 8:30〜21:45

内容
  1. 母乳相談
  2. 乳房相談
  3. 育児相談
  4. 妊娠・出産・産褥に関する相談

3.新生児搬送児の母子ケア

日時

新生児搬送当日または翌日

内容
  1. 新生児搬送時、小児科医に同行し、児処置・母親・家族へのフォローを行います。
  2. 搬送当日、母親・家族にゆっくりと関われなかった場合は翌日訪問致します。

4.産褥入院

日時

随時入院可(要相談)

内容
  1. 母乳の確立のため
  2. 育児習得の為他
  3. 産後の体調を整えるため

問い合わせ先

独立行政法人国立病院機構 舞鶴医療センター
母子医療センター
師長: 吉田美和子
TEL: 0773-62-2680

11号第1病棟

病床数: 71床(開放病棟54床・身体合併病棟12床・保護室5床)
主な診療科: 精神科
看護体制: 固定チームナーシング・継続受持ち制
第2回政策医療「精神」研修場面

当病棟では患者様に個別性のある看護を目ざし、従来からある薬物療法・作業療法の他に、生活技能訓練(SST)や心理教育の取り組みを行っています。また、地域生活支援センターと連携して地域での生活が行えるように支援しています。

総合病院のなかの精神科病棟として、身体合併症に対しても専門医師と連携し、精神・身体ともに最良の医療・看護を提供させていただいております。また近畿管内の精神科基幹病院として、研究・研修をはじめ、情報発信施設として取り組みも強化しています。


11号第2病棟

病床数(閉鎖病棟): 84床(男子病棟42床、女子病棟42床)
主な診療科: 精神神経科(閉鎖病棟)
看護体制: 固定チームナーシング・継続受持ち制
平成17年度
平均患者数:74.6名
在院日数:149.2日

急性期治療病棟として機能しています。

入院期間も3ヶ月を目標に治療・看護に努めています。入院期間中は患者様の不安、薬に対する説明、日常生活のリズムを整えることを基本に受け持ち看護師と共に一緒にゴールに向かって進んでいきます。

主な療法

生活技能訓練(SST)の一場面


中央滅菌材料室

治療・検査・処置などに使用する器材セット類約100種類の洗浄・滅菌並びに、約500品目のディスポーザブル製品の払い出しを行っています。

定数制を基本として定数カートを1週間毎に交換することで医療材料の適正且つ効率的な運用を図っています。その為に定数の見直しや、中材委員会等で、啓蒙する事で病院経営に参画しています。

また、輸液ポンプ・シリンジポンプの中央管理を行っています。中材は感染防止に重点を置き医療が安全・安楽に行われるための重要な責務を担っています。


手術室

手術室

「手術を安全に遂行する」ことを使命として医師・看護師・臨床工学技師が協力してチーム医療を行っています。 手術は、出生直後の新生児から高齢者まで幅広く行われており、各発達段階・年齢にあわせた看護の実践をしています。

安心して手術を受けて頂ける様、患者様の要望に応じて音楽を流していますので、胎教でお聞きになっていた音楽や車でいつもお聞きになっていた音楽など、お好みのCDを手術の時に持参して頂ければ、手術中にその音楽を聴いて頂くこともできます。


外来診療棟

舞鶴医療センター外来受診の患者様へ

外来診療棟

私たちは、患者様に安全に安心して受診していただけるよう、また、より良い医療サービスの提供を目指して日々努力しております。

外来受診に際し困ったこと、分からないこと、また病状などのお悩みがありましたらご遠慮なく外来総合案内でお尋ねください。

その他、外来と病棟の連携による継続看護や、待ち時間の短縮に向けて努力しております。

外来看護師 一同