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NICU(新生児特定集中治療室)

NICU

概要

当院NICU(新生児集中治療施設)は2004年に認可された京都府北部から若狭地方で唯一のNICUであり、京都府の地域周産期サブセンターとしての役割を果たしています。
京都府立医科大学や京都府総合周産期センターである京都第一赤十字病院との緊密な連携により地域の周産期医療に貢献しています。
NICUを退院した児は、発達外来にて学童期まで綿密なフォローを行っています。神経学的異常の早期発見と育児支援を目的とし、舞鶴こども療育センターなどと連携をとっています。

実績

2012年の実績としては、入院総数81名、人工換気必要児数31名(38%)、在胎24~27週5名、在胎28~33週20名、超低出生体重児8名、極低出生体重児10名、低出生体重児25名となっています。
院内出生の減少とともに入院総数は少なくなっていますが、実績の示す通り人工換気を要するなど重症児が多いのが特徴です。新生児医療の拠り所となっており、「(京都の)北の砦」と呼ばれています。
主な連携医療機関は、以下の通りです。
舞鶴市:舞鶴共済病院産婦人科・小児科、片山産婦人科医院、みき助産院
綾部市:綾部市立病院産婦人科・小児科、由良産婦人科医院
福知山市:福知山市民病院産婦人科・小児科、岡本産婦人科医院
与謝郡:京都府立医科大学付属北部医療センター(旧府立与謝の海病院)産婦人科・小児科
京丹後市:市立弥栄病院産婦人科・小児科
福井県小浜市:公立小浜病院産婦人科・小児科、中山クリニック

取り組み

NICUと産科とが併設されている病棟という利点を活かし、情報の共有、母乳ケア、育児指導などを行っています。当院以外の出生のお子様が当院NICUに入院になった場合、希望により母親の産後の入院も行っています。また、お子様の退院前には希望された方に対して母子同室も行っています。
NICU入院中であっても、できる限り母乳栄養が継続できるように、援助しています。また経口摂取できないお子さんであっても母乳の口腔内塗布などを行っています。
カンガルーケア(裸の赤ちゃんを御両親の裸の胸に抱いてもらう)やタッチケア(保育器内の児に積極的に触れてもらう)といった入院中の児とご両親との触れ合いを大事にする試みを積極的に行っています。
日記を作って日々のお子様の様子をお伝えしています。

 

小児科病棟(母子医療センター)

一般病床

年間入院患者数は、700名~800名程度にのぼり、京都府北部から若狭地方では最大規模の小児科病棟です。
肺炎、腸炎などの急性疾患をもつ子供たちの入院治療を行っています。肺炎などの一般的な疾患の治療の他にも、ネフローゼ症候群や慢性糸球体腎炎などの腎臓病、血液系悪性腫瘍、神経筋の難病などの長期にわたる治療も行っています。
人工換気など集中治療が必要な重症児の治療にも対応しています。

出生後はできるだけ母子同室をしていただけるような配慮をし、育児指導などにも力を入れています。NICU卒業後退院前の赤ちゃんについても、希望を聞きながら母子同室として育児に対する不安の軽減やより深い愛着形成が成し遂げられるよう、さまざまな取り組みを行っています。

「寄り添う看護」の実践を目標に掲げ、家族を含めた安心できる入院生活への支援を行っており、スタッフ全員でできるだけ早い回復に向けて取り組んでいます。

治療が長期に及ぶ場合には併設の京都府立舞鶴支援学校行永分校に通いながら治療を行うことができます。