京都医療センター

小児科

小児科について

  1. お子さんの、心とからだの発達を重視します
  2. スタッフ全員が、新生児から思春期までの小児の診療がおこなえるよう研鑚しています
  3. 新生児期から小児期に外科的治療が必要な例には専門施設(京都大学病院・京都府立医科大学病院等)と円滑に連携をとっています。
  4. 病気の治療にとどまらず、予防接種(完全予約制)による感染症の予防にも力をいれています。
  5. 長期入院が必要な小・中学生は、学習が継続できるよう院内学級(京都市立桃陽総合支援学校)が利用できます。
  6. 京都市から委託をうけ院内病児保育を実施し、子供さんが体調不良で登園・登校できない時にも、ご家族の方が仕事を休まずにすむようサポートしています。

特色・取り組み

  1. 平成12年4月から新生児集中治療室(NICU6床)を開設し、産婦人科と密接に協力し24時間体制で赤ちゃんの診療を行っています。
  2. 小児科病棟(2-3病棟)では、肺炎・胃腸炎・脱水症・熱性痙攣など小児一般急性疾患の入院治療をしており、病棟保育士も常駐しています。
  3. 外来診療は、一般外来の他、専門外来(アレルギー、内分泌、神経、心臓、NICUフォローアップ)や予防接種(完全予約制)・健診があり、
    食物アレルギーでの食物経口負荷試験、内分泌疾患での負荷試験や学校検診(心電図・検尿)異常の精査をしています。
    外来初診の場合、可能であればかかりつけの先生からの紹介状をご持参ください。

施設認定等

  • 京都大学小児科専門研修プログラム連携施設
  • 日本アレルギー学会専門医教育研修施設

診療内容

受精から胎児期、分娩、新生児、乳児、幼児、小児、思春期、結婚・妊娠までのライフ・サイクルを考えて小児科診療を行います。
このすべてに関して小児科では相談の窓口になります。遺伝相談、不登校、低身長、糖尿病、肥満、等の相談を歓迎します。
初診の場合は可能であればかかりつけの先生の紹介状を是非御持参下さい。
主な取り扱い疾患は以下の通りです。

  • 新生児・低出生体重児(極低出生体重児1500g未満・超低出生体重児1000g未満)
  • 新生児黄疸
  • 糖尿病や甲状腺疾患母体からの出生児
  • 新生児薬物離脱症候群
  • 食物アレルギー・気管支喘息・アトピー性皮膚炎
  • 低身長・甲状腺機能異常・糖尿病・肥満・先天代謝異常・遺伝相談
  • 先天性心疾患・川崎病
  • 小児のてんかん・発達障害・自閉症・心身症・不登校など

処置室:ここで入院された患者さんの処置を行います。

プレイルーム:病室から出ることが許可されるとここで子供たちは自由に遊べます。

第一診察室:充分広いスペースをとり必要があれば歩行の状態、遊ぶ様子を観察しながら診察します。乳児健診もこの診察室で行います。

外来乳児体重計:自動的にバランスをとって乳児の体重を正確に測定できます。

新生児集中治療室(NICU)を6床設置しています。詳しくはこちらをごらんください。

地域の先生へ

新生児の診療に関してトップレベルを目指し、
京都市にあるハイリスク周産期中核病院の一員としての責務を果たすため、
これからも設備・体制を、整備し続けていきます。
今後とも、地域の先生方のお役に立てるよう、精一杯頑張らせていただきます。
いつでも、ご連絡下さい。よろしくお願い申し上げます。