京都医療センター

院長あいさつ

4月を迎えて


院長 小池 薫

うららかな春の日差しが心地よい季節となりましたが、皆さまにおかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。今年も3月に桜の開花が始まり、私たちを華やいだ気持ちにさせてくれました。

桜の開花とともにスタートする日本の年度始めは、新しい生活を予感させるワクワク感に社会全体が包まれます。私たち日本人には、入学式や入社式を人生の大事な節目と考え、社会全体で節目を大切にする習慣があります。一方、集団よりも個人を優先するフランスでは、学校でも入学式や始業式はないそうです。ここにも私たちが当たり前と見過ごしている日本の文化があるようです。

さて、日本では能登半島地震が発生し、世界では戦争や紛争が収まらず、心痛む日々が続いています。私たち京都医療センター職員は、これからも平和を祈りながら、この街の医療をささえるために、地域医療に貢献してまいる所存です。今後とも本院に対して一層のご愛顧とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

皆さまの益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

令和6年4月1日

国立病院機構 京都医療センター
院長 小池 薫

桜の写真
桜の写真