京都医療センター

臨床研修・専門研修

ユニット 結核診療@国立病院機構南京都病院

期 間
1ヶ月 選択 (一時期に受け入れられる最大研修医数:2)
目 標
結核の診断方法(鑑別診断を含む)及び結核の初期治療(標準療法)ができる。
  1. 胸部単純写真の読影ができる。
  2. 胸部CT(単純及び造影)の読影ができる。
  3. 気管支鏡検査の適応基準を理解する。
  4. 結核菌検査に関わる手技を習得する。
  5. 抗結核薬の作用機序と副作用を理解する。
  6. 初回治療の標準療法が実施できる(Informed Consentを含む)
  7. 院内DOT(S)・DOT(S)カンファランスの意義を理解する。
    註: DOT(S)とは,対面内服療法(PZAを用いた短期化学療法)のこと
  8. 結核予防法を習熟する
方 略
  1. 新規入院患者の担当医(副主治医)として診療にあたる(5名前後)。
  2. 呼吸器科カンファランスにて担当患者の紹介,画像診断を行う。
  3. 結核患者発生届,入(退)院届,予防法申請書類等を記載する。
  4. 細菌検査室にて,抗酸菌検査の手技を実習する。
  5. 気管支鏡検査を要する患者の検査を行う。
  6. 治療開始後の患者の病態を継続的に観察する。特に,副作用の発現に留意。
  7. 院内DOT(S)・DOT(S)カンファランスに参加する。

研修医週間スケジュール

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 病棟 病棟 気管支鏡 病棟 気管支鏡
午後 病棟 専門外来 細菌検査室実習 読影会 入院カンファランス
- 気管支鏡
カンファランス
医局会 退院カンファランス DOT(S)
カンファランス
(第2、4週)
夕方 - - - 抄読会 -