

◆薬剤科理念◆
私たち薬剤師は、チーム医療の一員として、専門的知識に基づいた安全で有効な薬物治療を通じて、患者様へのよりよい医療の提供を目指します。
当院は全国の医療機関の中でも特殊な高度呼吸器専門病院として、結核・肺癌から難治性の稀少疾患に至るまで呼吸器疾患のみを対象とした医療を提供しています。
薬剤科はその医療を支えるべく、スタッフ13名で一丸となり、有効かつ安全な薬物療法に貢献することで、患者様やご家族、医療スタッフに信頼される薬剤師を目指して
日々努力を致しています。
外来患者様においては、院外調剤薬局と連携した支援と、入院患者様においては薬局窓口での持参薬の確認、病棟薬剤師による薬剤管理指導などにより、
安心・安全なお薬の提供を行っています。
一方、現在の医療の中核をなしている、複数の医療専門職の能力を結集したチーム医療においては、NST専門薬剤師、がん薬物療法認定薬剤師、緩和
薬物療法認定薬剤師など専門性に長けた薬剤師を擁し、栄養サポート(NST)、感染制御(ICT)、がん化学療法、緩和ケア(PCT)、医療安全対策チーム
などに積極的に参加しております。特にがん患者様に対しての、化学療法におけるレジメン管理・レジメンチェックと抗がん剤調整業務は、医療安全の観点から
最重要業務として取り組んでいます。同時に、緩和ケアチームに薬剤師2名を配置することで、疼痛管理のための医薬品の適正な使用を提案し、患者様のQOLの向上に
貢献しており、緩和チームの活発な活動と成果は全国的にも高い評価を得ています。
また、当院は高度専門医療を実践していることから、新しい薬の開発にかかわる国際共同臨床試験を含む多くの臨床試験(治験)に参加しており、この業務にも
認定CRC薬剤師を含め薬剤師2名を配置し、質の高い研究が実施できるようサポートしています。
こうした薬剤業務と共に、専門性をもった薬剤師の養成に取り組みつつ、将来の優秀な薬剤師育成のために、薬学生長期実務実習受け入れ施設として年間を通して学生
の指導・教育も行っています。
今後とも薬剤科の目標である「医薬品適正使用への貢献」「医療の質と安全性(患者サービス)の向上」「チーム医療の充実」に向けて、取り組んでまいります。

薬剤科長 仲野 秀昭 ( Nakano Hideaki)