放射線科診療案内
放射線科では、画像診断と放射線治療の業務を行っています。
画像診断部門では、一般撮影、CT検査、MRI検査、RI検査、消化管造影検査、血管造影検査を行い、各診療科からの検査の依頼に対応しています。
当科ではほぼ全てのCT、MRI、RI検査は放射線診断専門医による読影を行っています。
また、呼吸器内科や外科と協力して、CTガイド下肺生検やVATSマーカー留置術、気管支動脈塞栓術も積極的に行っています。
放射線治療部門では、主に肺がんなど呼吸器系腫瘍に対する根治照射や転移巣に対する姑息照射を行っています。
放射線科医長 審良正則
放射線治療(リニアック)とは
放射線治療とは、”腫瘍”を切らずに治す方法です。
放射線という言葉を聴くと大変怖いと思われる方も多いと思いますが決して恐ろしいものではありません。
放射線治療は手術とは違い、痛みも感じず、臓器を摘出せずに病巣とその周辺に放射線を照射し治す方法です。
治療は通常一日1回から2回の照射を20日から30日行ないます。
病巣のみに範囲を限定し、照射しますが、吐き気や倦怠感などの全身的な症状と、局所のはれや痛みなどの局所的な症状が出る場合もあります。
妊娠中あるいは妊娠が疑われる女性は、禁忌です。
新しい放射線治療棟と放射線治療装置が導入されました。
当院では、シーメンス社製放射線治療装置(ONCOR Impression Plus)を導入し、平成22年2月中旬より稼働しています。
「外科的治療・化学療法・放射線治療」というがん治療の柱のひとつがより充実したものとなりました。
この装置の特徴として、治療機それ自体でCTを撮像することが可能で,いわゆる“画像誘導放射線治療(Image guided radiotherapy: IGRT)が
可能となっており,ミリ単位の非常に高い精度で照射を行うことができます。
この技術により患者さまが治療装置に乗っている
状態で放射線治療計画の基礎となる画像情報を得る事が可能で、また治療直前の画像と治療計画の画像を比較し、ズレが判明した
場合はその場で修正が可能な為、「がんに適度な放射線を、また周囲の正常組織には可能な限り放射線によるリスクを与えないように」
という放射線治療の基本がより精度高く実施できると考えられています。
この高度な治療をスムーズに実施するためには、放射線治療装置本体と多くの周辺機器を常に高い精度で保守、管理することが 必要となります。放射線治療に携わる技術者にも十分な知識と技能、細心の注意が求められるため機器の設置や調整、術者の トレーニングにも時間をかけ運用の準備を進めてきました。
地域の医院・病院様の放射線治療依頼もお受け出来るようになり、患者さまに、安心してより高度な医療を提供できると 考えています。新放射線治療装置の機能をうまく余すところ無く駆使して、スムーズで安心・安全な放射線治療を実現して いきたいと思いますので 皆様のご理解、ご協力をお願いします。
診療実績
最近3年間の検査実績です。表中の件数は、年度ごとの月平均検査実施件数です。
スタッフ紹介
| 医師名 | 役職 | 専門分野 | 学会認定、資格 |
| 放射線科部長 | 画像診断 | 日本医学放射線学会診断専門医 | |
| 放射線科医師 | 画像診断 | 日本医学放射線学会診断専門医 日本核医学専門医 肺がんCT検診認定医 | |
| 放射線科医師 | 放射線治療 | 日本医学放射線学会治療専門医 |
放射線技師長1名
副技師長1名
主任4名
技師7名
他院よりの検査・治療紹介等の依頼方法
近隣の診療所・医院にかかられている方でも各診療所を通じてご予約されれば、
約1時間で検査結果をお返しできるような体制をとっております。
検査は完全予約制となっていますので、各診療所を通じて事前に電話でご予約ください。

