イレッサ研究のお知らせ
イレッサ(ゲフィチニブ)の効果とヒト成長因子受容体(EFGR)変異に関するレトロスペクティブ(後ろ向き)調査
目的は2002年9月から2003年12月まで、当院にて非小細胞肺癌でイレッサ(ゲフィチニブ)を投与した症例をレトロスペクティブに調査し、イレッサ(ゲフィチニブ)による効果をEGFR遺伝子異常及び喫煙量との関係から明らかにすることです。
2002年9月から2003年12月までの間に、当院でイレッサが投与された非小細胞肺癌喫煙症例114例の解析結果から、軽喫煙者(1-15 pack-year※)の予後は重喫煙者の方に比べ良好でした。いままでの多くの研究結果からEGFR遺伝子変異とイレッサの効果との関係は確立しています。
※pack-yearとは一日喫煙本数×喫煙年数÷20
本研究によって、さらにこのEGFR遺伝子変異と喫煙量との関係を明らかにすることは今後の分子標的治療の指針に重要な情報を提供すると考えられます。
2002年9月から2003年12月までに当院でイレッサによる治療を受けられた肺癌患者様の肺癌組織のEGFR遺伝子異常を検索いたします。
個人情報が特定出来ないようにして研究をおこないますので、個人のプライバシーは保護されます。すなわち個人情報から個人を識別することができる情報の全部又は一部を取り除き、代わりにその人と関わりのない符号又は番号を付けて匿名化します。
患者様に対してはデータベース上の解析であり、利益および不利益が及ぶことはありません。 本研究を通じて喫煙歴とEGFR遺伝子異常がイレッサの効果に影響を与えるかを検証することで、肺癌治療に有益な情報を提供すると考えられます。
2002年9月から2003年12月までの期間中に当院でイレッサの治療をうけられた患者様で,この研究にご異議のあるかたは以下の連絡先にお申し出ください。この研究への参加を拒否される場合は研究対象から除外させていただきます。
平成19年4月1日
管理番号:
連絡先:研究代表者 統括診療部長 河原 正明
〒591-8555
堺市北区長曽根町1180
国立病院機構 近畿中央胸部疾患センター
電話番号 072−252−3021
FAX番号 072−250−4034

