当センターでは外来化学療法（ベッド数：１０床）を設置しています。
悪性腫瘍に対する化学療法の場は病棟から外来へと移り、通院しながら化学療法を受けられるようになってきました。
外来化学療法を少しでも快適に受けていただけるよう、専用の部屋で治療を行い、より安全かつ安心して受けていただくために、専属の看護師、薬剤師を配置して治療を行っています。

外来で化学療法を受けられる患者さんは、１日５～１４名の方が利用されています。ここでは、がん化学治療認定看護師や専属の看護師が、患者さんが日常生活を送りながら、少しでも安心して治療が受けられるよう、抗がん剤の副作用対策やボート（点滴ルート）の管理方法などを説明させていただいています。

専任の薬剤師が、化学療法に使用する薬剤を、安全キャビネットで無菌的な調整を行います。また、レジメン（治療スケジュール）の登録・管理、処理監査による二重チェック、患者さんに対する教育支援等も行っています。