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大きく生まれた赤ちゃんでも乳児期に病気や、ミルク嫌いなどで十分栄養を摂れずに1年たってしまった場合など、キャッチアップできずにそのまま低身長が続くことも少なくありません。一生のうちで一番よく伸びる1歳までの発育は、栄養の関与が大きいのです。ヒトの体の成長は、一定でなく、乳幼児期と思春期に著しい成長期があります。思春期の成長に大きくかかわるのは、男女の性ホルモンですが、4歳までの乳幼児期の成長に一番大きく影響するのは、食物から摂る栄養です。たくさん食べることよりも、主食、肉・魚・野菜等の副食、乳製品、ミネラルなどをバランスよく食べることが大切です。平均的な体格の赤ちゃんは1年で体重が6kg増えて9kgになります。身長については、生まれたときに50cm前後の赤ちゃんは、1年で25cm伸びます。2年目以降、体重増加は1年に2kg程度になりますが、身長は2年目に10cm、3年目に8cm、4年目に7cm伸びて、4歳で100cm前後になります。身長の高めの子も低めの子も、1年間の増え方はだいたい同じで、思春期に伸びる身長もだいたい同じといわれています。思春期の始まりは早い子も遅い子もありますが、性腺ホルモンが出始めると、身長は急速に伸びますが、骨の成熟も進んで骨端線が閉じると身長の伸びも止まります。
体重の方は、1年生で20kg、6年生で40kgです。
それ以上の年齢になると、身長から100を引いた値の体重でも標準体重よりは少し多いのです。
病気でない場合は、体は小さめでも、成長曲線に沿った身長の伸びや体重増加があり、上向きの成長を示します。一方、標準との差が年々大きくなってゆく場合は、検査と経過観察が必要です。
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