診療科についてこのページを印刷する - 診療科について

当院には以下の 診療科目がございます。

 

■内科
内科では、総合診療と生活習慣病対策を重視しています。内分泌内科では、専門医が管理栄養士と協力して増加する糖尿病患者さんの合併症発症・進行の予防に努めています。
腎臓内科では、主に糖尿病・高血圧とも密接に関連する慢性腎臓病の管理を行っています。
一般内科では、必ずしも臓器別の専門に分類されない感染症などの内科疾患を、また総合診療科では、時に内科の範囲を越えて複数の疾患を抱える患者さんの診療に当たっています。
生活習慣の乱れは、一人の患者さんに糖尿病、高血圧、脂質異常、高尿酸血症、脂肪肝炎など複数の異常をもたらしますし、年齢を重ねるにつれて持病の数と種類が増えることも珍しくありません。石川病院では、日本内科学会が認定する「総合内科専門医」を3名の常勤医が取得し、所定の研修を通じて知識を新たにし、全人的な診療を心がけています。

■脳神経内科
脳神経内科は脳、脊髄、末梢神経、筋肉の病気を診る内科の一分野です。
主な症状として頭痛、めまい、しびれ、ふるえ、体の動かしにくさ、記憶力の低下などがあり、代表的な脳神経疾患には脳卒中やてんかん、片頭痛、アルツハイマー型認知症などがあります。脳神経内科全般については日本神経学会のホームページ(http://www.neurology-jp.org/index.html)に詳しくありますので是非ご参照ください。
当科では数ある脳神経疾患の中でも特にパーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症など神経難病の診療に力を入れています。
看護師、リハビリテーション、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど院内の各職種はもとより、ケアマネージャーや訪問診療など院外のスタッフとも広く連携をとり、患者様やそのご家族に少しでも良い日々を過ごしていただけるよう努めています。

■循環器科
循環器科では、狭心症、不整脈、心不全、高血圧など心臓と血管の疾患を扱います。各種生理機能検査や画像検査を駆使して病状を把握し、食事・運動など生活面へのアドバイスと必要に応じた薬物療法を行います。カテーテル検査や急性期治療を要する場合には、高次医療機関との迅速・円滑な連携が可能です。

■呼吸器科
気管及び喘息慢性閉塞性肺疾患(COPD)をはじめ幅広く呼吸器疾患の治療を行っています。
また、高血圧や高脂血症などのcommon diseaseに関しても外来加療を行っており、日々の生活で不安になることや
身体で気になることがありましたら気軽に受診していただければと思います。
睡眠時無呼吸症候群に対する管理および在宅酸素の管理も積極的に行っております。

■心臓血管外科
動脈疾患、静脈疾患、リンパ浮腫、透析用バスキュラーアクセスなど、血管外科領域の全般を扱っています。
可能な限り当院で診断から治療まで完結できれば、と考えています。
足が冷える、しびれる、歩くと痛む、静脈が浮いている、浮腫む、よく攣()る、などの症状はお気軽にご相談ください。
患者さんのご希望を最優先とし、その中で安全で確実な、そして身体に優しい治療法を提案したいと思います。
下肢静脈瘤に対しては、ストリッピング手術や血管内焼灼術(レーザー、高周波)など、あらゆる治療法に対応しています。
※心臓血管外科のホームページ
(https://kengo1003.wixsite.com/website)

■消化器科
胃腸(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)から肝胆膵(肝臓、胆道、膵臓)まで、幅広い分野を担当しているのが消化器科です。
外科と合同で内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)を用いた検査を行っています。胃カメラについては胃がんによる死亡率の減少効果を示すデータが認められ、またヘリコバクター・ピロリ菌の感染による慢性胃炎を認めた場合、1週間の内服による除菌治療を行うことによって、将来的な胃がんの発癌リスクを下げるというデータも出ています。便潜血陽性となった方では3-4%の確率で大腸がんが発見されると言われていますので、その場合は大腸カメラを受けていただくことをお勧めします。ポリープがあった場合には、同時に内視鏡的切除術まで行うことも可能です。
またB型肝炎やC型肝炎などの慢性肝疾患をはじめとした、肝胆膵の各種疾患についても診療を行っています。肝炎の薬はここ数年間で格段に進歩しました。以前に肝炎と言われたことがある、あるいは検査を受けたことがない方は、一度検査を受けていただくことをお勧めします。

■整形外科
骨腫瘍、脊椎、関節、スポーツ、手外科、足外科等各分野の専門知識をもつ金沢大学整形外科の医師が診察にあたります。
変性疾患骨粗鬆症等の治療にあたり、手術加療が必要な場合等は適切な医療機関へご紹介いたします。
患者様に寄り添い、地域に密着した診療体制を目指していきます。

■小児科
当院の小児科は小児科でも、一般の小児科と異なります。対象は重症心身障害児(者)であり、年齢も障害を負った時期が小児期であれば、いくつまでもということになります。
アカシア病棟には現在47名、これにレスパイト入院の枠があります。
幅の広い年齢層に加え様々な障害を持つ患者様に対応するため、当科は病院の内外を問わず、他科との連携を持って運営致しております。
更に近年、療養介護サービスユニット(コスモス)として20床が追加になりました。
ここでは主に筋ジストロフィーの患者様の治療、ケアにあたります。
また、予防接種は完全な予約制となりますが、全種類可能です。
ご希望の方はお問い合わせ下さい。

■外科
消化器疾患、呼吸器疾患、乳腺甲状腺疾患等の外科手術を必要とする疾患を中心に診療を行っています。
消化器疾患は消化器内科と連携し内視鏡検査を充実させることにより消化器癌の早期発見に努めています。
胃癌の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌の除菌、便秘・下痢等の消化器疾患、麻酔、緩和ケアにも幅広く対応しています。
これからは超高齢社会、世帯の多様化、孤立が進むことにより個々の生活の質を見る必要があり多職種連携を行っています。

■皮膚科
患者さまの頭からつま先まで、皮膚、爪、髪の毛などの病気の診察を行っております。
必要があれば大きな病院への紹介もしています。
皮膚症状のこと、気がかりなことがありましたら、遠慮なくお尋ねください。
現在の診療体制は、週2回(月・金曜日の午後のみ)金沢大学皮膚科からの派遣医2名が日替わりで行っております。

■眼科
外来は、診療できる疾患は限られますが、必要時は高次医療機関への紹介など、できるだけ誠意をもって対応させて頂きます。
当院は永続的な入院を必要とする特殊な患者さんが多数おられます。
そういった方々を往診し、目の健康を保てるよう補助させて頂きます。

■リハビリテーション科
■放射線科
■麻酔科
■歯科