救命救急から慢性期まであらゆるニーズに対応するハイブリット型病院

独立行政法人 国立病院機構 北海道医療センター
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がん診療科  外科

診療内容

 北海道医療センターは平成27年に北海道がん診療連携指定病院の指定を受けがん診療に力をいれております。当科でも胃がん、大腸がんを中心に、肝臓がん、膵臓がん、胆管がん、乳がん、甲状腺がんなどの手術をおこなっています。道新受験情報別冊「北海道の病院 手術数ランキング 2016」では、大腸がんが15位、胃がんが22位、肝臓がんが17位にランクされています。胃がん、大腸がんに対しては体に与える侵襲が少ない腹腔鏡下手術を積極的におこなっており、2015年度の腹腔鏡下手術実施率は胃がんで58%、大腸がんで78%でした。また、当院には腫瘍内科がありませんが、癌を切除した患者様の化学療法は外科が責任をもっておこなっています。日本がん治療認定医、消化器がん外科治療認定医がおりますので、安心して治療を受けることができます。2015年度に外科で抗がん剤治療をおこなった患者様は、外来で延べ121名、入院で延べ417名でした。残念ながら再発した場合でも、外科で一元的に治療をおこなう方針としています。化学療法はもちろんですが、切除可能な肝転移、肺転移は治癒を目指して積極的に切除しています。消化器がんの治療は是非当科におまかせください。
 現在外科手術症例の平均年齢は75歳を超えており、種々の合併症をもつ患者様が増えております。当院には循環器内科、腎臓内科を始め多くの診療科があり、重篤な心疾患や腎不全のため一般病院では治療困難な患者様の手術が可能です。さらに、当院は精神身体合併症患者の治療に特化した病棟がありますので、精神科疾患をもつ患者様のがんの治療が可能です。札幌西区、手稲区には高齢で併存症をもつ患者様や精神疾患をもつ患者様も多く、地域のがん診療に貢献できると考えています。
 また、外科では市の指定を受け乳がん検診をおこなっております。2015年度は乳がんと闘う芸能人の呼びかけもあり、194名の方が乳がん検診を受けられました(札幌市発行のクーポンによる検診が143名、自己負担による受診が51名)。北海道のがん検診の受診率は低く、がん検診の受診率は軒並み全国ワースト10にはいっています。がんは早期発見が重要です。早期発見すればがんは治る病気です。当院では地域住民の方が気軽にがん検診を受けて頂けるように、今年度検診センターを開設し予約システムの見直しなどをおこなっています。自分のため、家族のため、がん検診を受けましょう。

主な治療実績(27年度)

・手術
  • 2015年度 がん・腫瘍 手術件数 128例
  • 胃がん        31例 (腹腔鏡補助下手術 58%)
  • 大腸がん       64例 (腹腔鏡補助下手術 78%)
  • 肝臓・膵臓・胆管がん 14例
  • 乳がん・甲状腺腫瘍  19例