救命救急から慢性期まであらゆるニーズに対応するハイブリット型病院

独立行政法人 国立病院機構 北海道医療センター
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がん診療科  呼吸器内科

診療内容

当院呼吸器内科では呼吸器学会専門医・指導医、呼吸器内視鏡学会専門医・指導医、がん治療認定医、細胞診専門医などの医師がそろっております。入院は肺がん患者さんが圧倒的に多く、年々肺がん患者さんが増加しています。
肺がんの治療はテーラーメード治療(個別化治療)やプレシジョンメディシン(精密治療)と言われるように、がん細胞の遺伝子解析を行い、その結果に合う薬を選択して治療をおこなう時代です。しかも、近年の肺がん治療の進歩が著しく、毎年のように新しい治療薬が出てきています。当院では患者さんが来院された場合、まず手術が可能な早期の肺がんか、進行がんか検査をおこなって診断します。手術可能な場合は呼吸器外科をご紹介いたします。抗がん剤治療の対象となる進行がんの場合は、現在でも完治は困難ですが、適切な治療により以前に比べて長期間がんの進行を抑えることが望めるようになってきています。適切な治療をおこなうために、患者さんのがん細胞を詳しく調べ、近年の分子標的治療薬、新しい免疫チェックポイント阻害薬、点滴による抗がん剤が効きやすい患者さんかどうか、どういった順番で治療すべきかなどを調べ、患者さんに最も期待の高い治療を選択していきます。当院では超音波気管支鏡を用いた全国的にもトップレベルの気管支鏡検査等でがん細胞を採取して遺伝子解析を行い、肺がん個々の患者さんにとって最も期待される治療を行っています。
なお、肺がんの早期発見のため、低線量肺がんCT検診も行っています。親族に肺がん患者さんが多くて肺がんが心配な方、喫煙歴の多い方(1日の喫煙本数X喫煙年数≧600)などには、特にお勧めします。
また、肺がんに関するセカンドオピニオンも受け付けております。(ご希望の方は、地域医療連携室までお電話ください。)

主な治療実績(29年度)

主な疾患の入院件数(一般呼吸器内科病棟:705件)
  • 肺の悪性腫瘍:482件(68%)
  • 肺炎:62件
  • 間質性肺炎:31件
  • COPD:39件
  • 気管支喘息:26件
  • ほか:65件
検査
  • 気管支鏡件数(総数):193件
  • EBUS-GS:126件
  • EGUS-TBNA:19件
  • その他:48件

北海道医療センター呼吸器内科 須甲憲明