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Department of Clinical examination

臨床検査科の理念・基本方針

「信頼される検査科」を理念に、患者さんの立場に立って以下の基本方針で運営しています。

①正確・迅速
バーコードを利用したオーダリングシステムと自動分析装置を用い、検査結果を正確・迅速に提供する努力をしています。緊急検査に関しては、24時間体制を取っています。また、内部・外部精度管理を行っています。

②チーム医療
外来・病棟にも出張して聴力検査、睡眠時無呼吸検査などを行う他、糖尿病教室での指導、栄養サポートチーム・感染制御チームに参加し、外来採血業務も行ってチーム医療の一翼を担っています。

③情報発信
患者さん向けに検査に関する説明用紙を検査総合受付に設置し、職員向けには隔月に「ラボニュース」を発行して、検査が適正に行われるよう情報提供しています。

④医療安全
検査を行うにあたってはダブルチェックをし、医療安全をめざしています。患者さん確認のため、ご自身にお名前を言っていただいておりますので、ご協力お願い致します。

⑤環境整備
病院施設が汚染されていないか、細菌培養による環境測定を行っています。


スタッフ

スタッフは医師 3名、臨床検査技師 18名で構成されています。

また現在、細胞検査士 5名、超音波検査士 3名、緊急臨床検査士 3名、認定輸血検査技師 1名などの各種専門の認定資格を取得しており、業務に役立てております。


臨床検査科とは

当センター臨床検査科は、血液や尿などを扱う検体検査と、心電図などの生理検査に大別されます。
検体検査を行う部門には、血液(白血球数・血液像など)、生化学(肝機能・腎機能など)、血清(腫瘍マーカー・肝炎ウイルス検査など)、一般(尿・便・胸水など)、輸血(血液型など)、微生物(痰培養など)、病理(細胞診・組織診)があります。
生理検査部門では、心電図のほか肺機能、超音波(エコー)、脳波、筋電図などの検査を行っています。

当院は、検体検査管理加算Ⅳ、輸血管理料Ⅱ取得の条件を満たしています。


生理検査

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 生理検査室は、直接患者さんと接して生体機能検査を行う部門です。
生理検査の多くは生理検査担当技師が実施していますが、トレッドミル運動負荷検査と針筋電図は医師の立会いのもとで行っております。一部の超音波検査など、担当医師が実施する検査もあります。

実施している検査を示します。

  1. 循環器に関連する検査
    心電図検査、運動負荷検査(トレッドミル運動負荷検査.マスター負荷心電図)、長時間記録ホルター心電図、心臓超音波検査、血管超音波検査(頸動脈.腎動脈 .四肢動静脈)
  2. 呼吸器に関連する検査
    肺機能検査 (VC .FVC .FRC .DLCO)
  3. 神経・筋に関連する検査
    脳波検査.ABR.SEP.神経伝導検査.筋電図(針)
  4. その他の検査
    超音波検査(頸部.甲状腺.腹部などの体表臓器等)、サーモグラフィー、睡眠時無呼吸検査、聴力検査(耳鼻科にて標準純音聴力検査.標準語音聴力検査等 )

 随時可能な検査は心電図、マスター負荷心電図、呼吸機能検査です。その他の検査は予約が必要ですが、緊急は可能な限り対応しています。
 電子カルテの稼働により、超音波検査の動画レポート、心電図検査および肺機能の画像データが参照可能です。


細菌検査

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 迅速、正確に感染症の原因となる病原体(感染起因菌)を検出するため、一般細菌同定検査の自動化や各種迅速診断キットを導入しています。また、薬剤感受性検査は自動化機器を用い、抗菌薬選択に必要な情報をベッドサイドに発信しています。同時に、院内感染制御の面からも院内感染の原因となる菌の検索、院内サーベランスを実施し、当センターにおける感染菌分離状況、耐性菌発生状況、環境衛生状況などの情報を院内感染対策委員会に情報提供しています。
 夜間および休日には、当検査科スタッフ全員が24時間体制で随時グラム染色を実施し、起因菌の検出・推定が可能です。

実施している検査は以下の通りです。

  一般細菌同定、感受性検査:WalkAway-40、LabPro ver3.0(SIEMENS)
  血液培養: BACTECFX (BECTON DICKINSON)
  抗酸菌:蛍光顕微鏡、顕微鏡撮影装置
  迅速診断キット:インフルエンザA、B、ノロウイルス、ロタウイルス、マイコプラズマ、レジオネラ、
          肺炎球菌、ピロリ菌、クロストリジウム毒素等
  遺伝子検査(実施予定):GENECUBE


血液・生化学・免疫・一般検査

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 検体検査を行っている総合検査室は、
化学検査:肝機能・腎機能・電解質・糖・脂質
免疫検査:感染症・腫瘍マーカー・内分泌
血液検査:血球計数・血液像・骨髄検査
一般検査:尿・便・穿刺液(胸水、腹水等)・血液ガス
を主に行い、「迅速かつ正確なデータ」を提供しています。
 また、患者中心を前提に、採血・検査待ちを極力無くすることに努めています。
 その他、NST・糖尿病教室にも参加し、検査科内だけの業務でなく、検査技師の立場で患者さんに貢献できるよう、チーム医療に積極的に参画しています。

  

輸血検査

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 輸血検査室では平成21年10月から輸血製剤の一元管理を行っています。
 また、電子カルテと輸血検査システムが連動しており、より迅速に安全な輸血療法が実施できるようになっています。検査結果の標準化や作業効率の向上と入力ミスを防ぐ目的で、血液型、不規則性抗体スクリーニング及び同定、交差適合試験を自動輸血検査機器で行っています。
 また、血液製剤の請求、保管、出庫管理、副作用管理の輸血製剤管理を行っています。

  

病理検査

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 病理を専門とする医師と細胞検査士の資格を持つ臨床検査技師と共同で、病理組織診断、術中迅速診断、細胞診検査、病理解剖を行っています。

  1. 病理組織診断は、内視鏡や穿刺などの生検および手術で摘出された臓器を調べ、病気の種類や拡がりを明らかとし、治療方針の一助となります。
  2. 術中迅速組織検査は、術中に病気の種類の診断や切除される部分に病変が残っていないかなどを調べ、手術方式の決定に関与します。
  3. 術中迅速細胞診検査は、癌の手術中に胸腔や腹腔内に癌細胞が見られるどうかを調べ、手術方式の決定や抗癌剤散布の有無が決定されます。
  4. 細胞診検査は喀痰や尿、気管支鏡で採取された材料、腫瘤から直接採取した標本などから異常細胞を探し出し、診断または病変を推定します。
  5. 病理解剖は、御遺族の承諾をいただいた御遺体に対し、生前の診断や診療が適切であったかどうか、また、患者さんがどのような経過で亡くなられたかを明らかにし、臨床医と症例検討会で検討し、今後の診療に役立てています。

精度管理について

臨床検査科では、検査結果を正確・迅速に報告するために、コントロール血清を用いた施設内の「内部精度管理」を毎日行い、日本医師会(全国で約3,200施設が参加)などが行う共通条件のもとに広域で測定結果を調査する「外部精度管理」を毎年行っています。
最近3年間(平成20年〜23年)の成績は表の通り、好成績を持続しております。
今後とも検査結果に関する信頼性の維持・向上のために努力します。

平成20年平成21年平成22年平成23年
99.7点99.5点99.5点99.0点


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