呼吸器内科肺癌

概要

肺癌は大腸癌や胃癌と並び日本人の癌罹患数・死亡数の上位を占めています。 当院では、肺癌に対する胸腔下手術数は全国でトップクラスですが、肺癌の内科的治療においても、平成27年度の呼吸器内科における肺癌入院患者が年間のべ1,422名(検査入院を除く)を数え、全国屈指の症例数を有しています。

診断

当科においては、CT、MRI、核医学的検査(PET-CTなど)の他、気管支鏡、透視下経皮肺穿刺、CTガイド下経皮針肺生検などを症例に合わせて的確に選択し、できる限り低侵襲かつ診断率の高い診断を心がけています。

気管支鏡

当院独自の方法で仮想内視鏡システムを併用することにより、正確、迅速な診断を行っております。

超音波内視鏡EBUS

熟練が必要な手技ですが、当科ではほとんどのスタッフが習熟しており、短い検査時間で的確な診断を行っています。

CTガイド下経皮針肺生検

内視鏡での検査が難しい症例に対しては放射線科との連携でCTガイド下に生検を行います。

単純透視下経皮肺穿刺

現在、日本で施行できる施設は少数ですが、CTガイド下経皮針肺生検に比べ圧倒的に検査時間が短く合併症も少ない利点があります。

治療

呼吸器外科とのカンファレンスを毎週行い、化学療法・放射線療法・外科療法を組み合わせて最大の効果が上がるよう努めています。外来化学療法も積極的に行っています。

放射線治療

従来のリニアックのほか、平成29年4月稼働のIMRT専用機を駆使した治療を計画します。

治験

他施設と共同して国内、国際的な臨床試験に参加し、より有効な治療の開発に向けて努力を続けています。