国立病院機構東徳島医療センターのホームページにアクセスしていただき有り難うございます。平成24年4月1日より前院長大木先生の後任として就任いたしました。
東徳島医療センターは1945(昭和20)年に結核治療を目的とする日本医療団板西療養所として創設され、2年後に当時の厚生省へ移管されて国立板西療養所として発足いたしました。その後、1979(昭和54)年に国立療養所東徳島病院と改称、2004(平成16)年に独立行政法人国立病院機構に移行、さらに2010(平成22)年、国立病院機構東徳島医療センターに名称を変更いたしました。
国立病院機構の病院として従来より2つの政策医療、すなわち徳島県内で唯一の結核専門病院であることに加えて、重症心身障害児(者)に対する診療を担当してきました。地域医療については地域の中核病院として一般医療の充実を図りながら急性期病院としての役割を果たしています。
平成22年11月末には一般病棟(西病棟4階建て)が完成し、さらに平成23年11月末、重症心身障害児(者)病棟(東病棟3階建て)が無事完成いたしました。入院患者さんの療養環境が整備され、ハード面は充実いたしました。今後、看護学校の建て替え及び外来診療棟の立て替えを計画いたしております。
診療面に関しては大木前院長のころから医療行為に対する満足度を上げるためには、患者さんから医療行為を客観的に評価していただくこと、すなわち「きちんと診断し、きちんと治療する」ことが原則であり 、これこそが患者さんに優しい医療であると考えて日々努力いたしております。最善の医療は、医療従事者と患者さんとがともに手を取り合って病気と闘うことであり、そのためには接遇面のみならず診療内容においても積極的かつ素直に情報や意見の交換をしていただきたいと考えております。
診療内容については科学的根拠に基づいた診療(evidence-based medicine)の重要性が議論されております。多くの疾患の診療ガイドラインが発表されており、臨床研究の成果が報告されています。当院の医療スタッフはこれらの新しい情報を正しく読み取り、自分自身の受け持っている患者さんの病態と比較検討することにより、その結果を直接患者さんの診療に還元できるよう努力しております。その結果として、当院の理念でもある「信頼される良質かつ高度の医療を提供する」ことが可能になると信じております。
病院機能に関して診療機能に関して情報公開をはかりその透明性を保つとともに説明責任を果たすために、患者さん向けの病院新「くすのき」を毎月発行し、さらに、地域の医療機関向けには病院新聞「東徳島」を年に4回発行、当センターの診療機能や、活動状況について情報発信をいたしております。また地元医師会との交流を密にし、スムーズな医療連携を図るために、地域医療連携室を設置しております。
最後に安心かつ安全な医療が提供できるように全職員が「当たり前のことがきちんとで
きる」を目指して努力してまいります。今後とも当院に対して、御支援、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
独立行政法人 国立病院機構 東徳島医療センター 院長 長瀬教夫
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