スポーツ・膝疾患治療センターこのページを印刷する - スポーツ・膝疾患治療センター

 【トピックス】国民体育大会関東ブロック大会柔道競技会に千賀進也医師が救護係医師として協力しました(2016年8月)

                                  

概要
2007年6月に国立病院機構甲府病院整形外科にスポーツ・膝(ひざ)疾患治療センターを開設し、現在に至ります。スポーツが原因の傷害(ケガ)、特に膝関節疾患の治療を積極的におこなうことを目的としたセンターで、アスリートを中心に多くの患者さんのために積極的に活動しています。
 
スポーツ・膝疾患治療センターロゴ
特色

「YBSワイドニュース」の特集『アスリート支える膝治療最前線』

特色
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【2013年5月8日18時15分から放送のYBS山梨放送「YBSワイドニュース」録画映像】

 

特色
スポーツ・膝疾患治療センターは、国立病院機構甲府病院内にスポーツ外傷や膝疾患の治療を目的として2007年に開設されました。以来、多くのアスリートや膝疾患の患者さんのご理解をいただき順調に発展してまいりました。
近年、国民のスポーツに関する意識が高まり、スポーツの実践は健康の増進に有効とされ、スポーツを通じての健康づくりやスポーツ医療は将来さらに大きく展開していくことが予想されます。
スポーツ・膝疾患治療センターでは、アスリートのスポーツ傷害の診療をはじめとして、一般の方々の膝疾患に対する治療も積極的に行っています。その一方で、看護師や医学部の学生、ならびに理学療法士などパラメディカルのための教育活動も提供しています。さらに、膝の内視鏡を駆使した関節鏡手術に関わる調査・研究を進め、常に最新の医療が提供できるよう努力しています。
山梨県内のみならず、国内外のより多くの方々にスポーツ・膝疾患治療センターの活動を知っていただき、満足のいくセンターとして活用していただきたいと思います。今後も診療内容を充実させ、センターの充実に努めていく所存ですので、よろしくお願いいたします。
特色
スポーツが原因のケガを負った患者さん、またサポーターや安静など保存治療でも改善がみられない膝関節疾患の患者さんを、体に優しい内視鏡による手術(関節鏡視下手術)により治療します。主に膝十字靭帯(じんたい)損傷に対する靱帯再建術、半月板(はんげつばん)損傷に対する半月板修復術、関節軟骨損傷に対する手術を行っています。
対象となるスポーツ種目はバスケットボール、バレーボール、ラグビー、サッカー、ハンドボールなどの球技から柔道、レスリング、スキーなど様々で、中高生や大学の部活動、社会人実業団チーム、家庭婦人バレーチームなどプロスポーツ選手からアマチュアさらに一般の方まで広く対応しています。
ラグビー
 
甲府市内はもとより山梨県下にはスポーツが主な原因の膝関節傷害専門、特に内視鏡による靭帯再建術や半月板手術を積極的に行っている病院はほとんどみられません。膝十字靱帯損傷に対する手術は山梨県全域、また県外からの紹介患者が増加し、概ね良好な成績を上げています。
当国立病院機構甲府病院ではチームを形成し、早期復帰を目的に、コミュニケーションを大切に、内視鏡による体に優しい治療を目指しています。
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実績

現在、年間2000人以上の初診患者さんがスポーツ・膝疾患治療センターを受診されています。病院の所在する甲府・峡中地域のほか、峡東、峡北地域など近隣の市町村からの患者さんが多くを占めますが、東部富士五湖地域や県外から受診する人も少なくありません。

平成27年度1年間(平成27年4月~平成28年3月)の整形外科総手術件数933件のうち、内視鏡(関節鏡)手術件数は775件で増加傾向にあります。775件の主な内訳は膝靭帯再建術150件(このうち前十字靭帯再建術は132件)、半月板切除術255件、半月板縫合術77件などです。 

グラフ

関節疾患に対する内視鏡手術が年間775件に及ぶことは当院の特色の1つで、膝靱帯再建術は山梨県内で最も手術件数が多く、これを含めた関節鏡の症例数も群を抜いています。

また全国病院別治療実績(DPC対象病院)では、2014年4月~2015年3月退院患者統計におけるスポーツ障害部門で、全国3位となっています。 

さらに関東大学ラグビーリーグに所属する山梨学院大学ラグビー部のチームドクターとして病院外でも活動しています。また社会人クラブチームであるTOSENクリーンファイターズラグビークラブにも協力しています。

手術風景

 

トピックス

●2016年8月

平成28年8月21日に山梨県小瀬スポーツ公園武道館において開催された第71回国民体育大会関東ブロック大会柔道競技会に千賀進也医師が救護係医師として協力しました。

千賀医師  柔道競技会
協力した千賀進也医師

●2016年7月

3病棟(整形外科病棟)の菊地博美副看護師長が日本運動器看護学会認定運動器看護師に認定されました。この資格は日本運動器看護学会が独自に認定する「学会認定運動器看護師」で、運動器看護分野における専門的で質の高いケア実践者の証です。

菊池認定看護師  認定証


●2016年7月

『ACL Injury and Its Treatment』と題する前十字靱帯損傷に関する書籍が出版されました。このなかのComplications of ACL Reconstructionという章を落合聡司センター長が執筆しています。

ACL表紙
ACL落合医師執筆章

 

詳細はこちらをクリックしてください


●2016年7月

2016年7月14日~15日、東京都にて開催された第49回日本整形外科学会 骨・軟部腫瘍学術集会に参加しました。

H2807学会1

 

H2807学会2   H2807学会3
千賀進也医師が『限局型色素性絨毛結節性滑膜炎4例の検討』と題した発表を行いました。   萩野哲男副院長が『術前診断が困難であった稀な膝関節内腫瘤』について発表しました。


  



●2016年6月

第7回 山梨大学整形外科 ワークショップ(2016年6月18日)に当センターの医師が講師として参加しました。山梨大学医学部の学生さんをはじめ、臨床研修医の先生、看護師さんなどの多くの参加者を対象に行われました。このワークショップは医学教育の一環として、整形外科の実技的な面を体験していただく趣旨で毎年開催されています。

講義する落合センター長 膝関節鏡を指導する落合、千賀、小田医師 
講義する落合センター長            膝関節鏡を指導する落合、千賀、小田医師

人工膝関節手術を指導する山下医師 集合写真 
人工膝関節手術を指導する山下医師


●2016年5月

 2016年5月12日~15日、横浜市にて開催された第89回日本整形外科学会学術総に参加しました。

横浜1

 落合聡司センター長が『前十字靱帯再建術における術後再断裂の危険因子について』と題した発表を行いました。

横浜2

 また萩野哲男副院長が『フットボール選手の外側半月板前節単独損傷』について発表しました。

横浜3




●2016年2月

 平成28年2月4日 山梨日日新聞に山下隆医師の人工膝関節に関する記事が掲載されました。スポーツ・膝疾患治療センターでは、変形性膝関節症の患者さんにこの手術を行っています。


 

 

人工膝関節

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●2015年12月

 全国病院別治療実績(DPC対象病院)のうち、2014年4月~2015年3月退院患者の統計におけるスポーツ障害部門で、全国3位となりました。


 DPC(診断群分類包括評価制度)対象病院とは、主に大規模な医療機関を対象とした医療費の定額支払い制度を採用している医療機関。全国に2707病院存在し(準備病院・出来高算定病院含む)、治療実績・手術件数が公開されています。     


詳細はこちらから

 

●2015年12月

 平成27年12月10日 山梨日日新聞に膝関節の自家培養軟骨移植手術に関する記事が掲載されました。スポーツ・膝疾患治療センターでは、今年から山梨県内では初めてこの手術を開始しています。


 

 

自家培養軟骨移植術

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●2015年10月

 平成27年10月8日に放送されたRoad to Rio 逆境からのスタート―陸上 安西飛呂選手―(ハートネットTV、NHK Eテレ)で国立病院機構甲府病院での一コマが放映されました。
 リオ、さらに東京パラリンピックでの活躍が期待される高校生アスリートの安西飛呂(あんざい・ひろ)選手のドキュメント番組の中で、当院での診察、リハビリテーション風景が放映されました。  

 

ハートネットTV1  ハートネットTV2 
ハートネットTV3   ハートネットTV4

 

●2015年10月

 落合聡司センター長が発表した論文(case report)が世界の整形外科分野の代表雑誌であるThe Journal of Bone & Joint Surgery内の JBJS | Image Quizに採択されました。
 今後も世界に情報発信ができる、スポーツ・膝疾患治療センターを目指していきます。 

 

JBJS Image  Quiz

 

●2015年10月

 
平成27年10月4日、山梨県医師会館で行われた平成27年度日本医師会生涯教育講座において萩野哲男部長が講師として招かれ、「スポーツ・膝疾患に対する当院の取り組み ―スポーツ・膝疾患治療センターを開設して―」と題する講演を行いました。
 

 



●2015年8月

 
平成27年8月30日に山梨県小瀬スポーツ公園武道館において開催された平成27年度第12回全国小学生学年別柔道大会に千賀進也医師と萩野哲男部長が救護係医師として協力しました。

小瀬スポーツ公園武道館 協力した千賀進也医師
                              協力した千賀進也医師

第12回全国小学生学年別柔道大会 柔道大会試合風景



 
 ●2015年7月


 平成27年6月18日号の週刊新潮のスポーツ整形外科医の低侵襲治療最前線「関節鏡視下手術」特集、「スポーツ外傷・障害治療」特集に、当センターが紹介されました。

週刊新潮表紙 週刊新潮記事

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●2015年6月


 第6回 山梨大学整形外科 ワークショップ(2015年6月20日)に当センターの医師が講師として参加しました。山梨大学医学部の学生さんをはじめ、臨床研修医の先生、看護師さんなどの多くの参加者を対象に行われました。このワークショップは医学教育の一環として、整形外科の実技的な面を体験していただく趣旨で毎年開催されています。

講義する萩野哲男部長
講義する萩野哲男部長

内視鏡手術の指導をする山下隆医師①  内視鏡手術の指導をする山下隆医師②
内視鏡手術の指導をする山下隆医師 


 
●2015年4月


 国立病院機構機関紙である『NHOだより』(No.134、平成27年4月発行)に、落合聡司センター長の「世界の整形外科分野の代表雑誌に掲載されました」と題した報告が掲載されました。 

NHOだよりH2704

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●2014年12月


  落合聡司センター長の論文(case report)が、世界の整形外科分野の代表雑誌であるThe Journal of Bone & Joint Surgery, Case Connectorに掲載されました。Abstractはこちらを参照してください。(http://caseconnector.jbjs.org/content/4/4/e110
 今後も世界に情報発信ができる、スポーツ・膝疾患治療センターを目指していきます。  


H2612トピックス


●2014年11月


2014年11月14日~15日、横浜市にて開催された第68回国立病院総合医学会に参加しました。 
はなまる「骨・運動器・リウマチ-2」セッションにおいて、落合聡司センター長が『後十字靭帯再建術の治療成績~2年間の前向き調査~』を発表しベスト口演賞を受賞しました。
 

yokohama1    yokohama2

 
 
●2014年11月


落合聡司センター長、萩野哲男部長がチームドクターを務める山梨学院大ラグビー部が、平成26年11月3日八王子市上柚木公園陸上競技場で行われた関東大学リーグ1部リーグ戦で1975年の創部以来1部で初めて勝利を挙げました。  

 

山梨学院大学ラグビー部1部リーグ初勝利

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●2014年10月

 
平成26年10月26日、山梨大学医学部キャンパスで行われた第13回医学祭において落合聡司センター長が講師として招かれ、「膝痛とスポーツのけがでお悩みの方へ」と題する講演を行いました。

落合センター長  講演の様子
 

     医学祭ポスター     

 

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●2014年8月

平成26年8月27日、28日の2日間、和歌山県の日本赤十字社和歌山医療センターから井上悟史先生がスポーツ・膝疾患治療センターの視察に訪れました。外来、リハビリテーションのほか手術室での膝関節鏡手術の実際について視察され、今後のスポーツ・膝疾患治療における貴重な情報交換の場となりました。 

中央が井上悟史先生  手術室において
中央が井上悟史先生              手術室において

 
 
●2014年7月
 
第6回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)セミナー(2014年7月26-27日)に当センターから落合医師が講師として参加しました。 

鏡視下半月板縫合術の指導をする落合聡司センター長1  鏡視下半月板縫合術の指導をする落合聡司センター長2
   鏡視下半月板縫合術の指導をする落合聡司センター長



 

過去の『トピックス』はこちらから


内視鏡手術について 
全身麻酔または腰椎麻酔で下半身の痛みをとり、関節のまわりに7ミリほどの小さな切開を2箇所に加えます。そして関節を水で膨らませ、鉛筆ほどの太さの内視鏡カメラを挿入し、液晶モニターに映し出す事により半月板、靭帯、関節軟骨など関節の内部を観察します。同時に半月板などの傷んだ部分を修復したり、不要な遊離体(ねずみ)を摘出除去します。また靭帯再建術も内視鏡を利用し行い、切開は通常3箇所のみで、傷痕は目立ちません。


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スタッフ
スポーツ・膝疾患治療は、整形外科医師(萩野哲男、落合聡司、千賀信也、山下隆)をはじめとして、理学療法士、外来・病棟・手術室看護師などのスタッフが協力し手術、リハビリテーション、看護を行っています。患者の皆さんが日常生活や仕事、スポーツの現場に早期に復帰するためカンファレンスを行い、最善な治療法を計画しています。


スタッフ

主な設備

 2010年4月先進的な高機能鏡視下手術システム(Smith & Nephew's Digital OR )を採用しました。また膝関節の靭帯損傷を正確に診断するためには欠かせないMRI(核磁気共鳴画像法)撮影装置、X線用ストレス用関節固定器(telos SE)があります。そのほかリハビリテーションには膝疾患の患者さんの機能評価を的確に行う多用途筋機能評価運動装置バイオデックスシステム4(Biodex Medical Systems社,USA)のほか、エルゴメーター、トレッドミルなどのトレーニング機器を常備しています。



設備写真
(高機能鏡視下手術システムを導入した第1手術室)



設備写真
多用途筋機能評価運動装置バイオデックスシステム4
(写真はBiodex Medical Systems, Inc.のHPから)


その他
膝以外のスポーツ傷害や、スポーツ以外が原因の膝疾患についても相談に応じます。平日の午前中に診療を行いますが、できるだけ紹介状を持参し来院してください。
その日の混み具合により待ち時間が長くかかる場合があります。大変にご迷惑をおかけしますが、ご理解よろしくお願いいたします。


外観写真